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今日も朝からせっせとランニング
飲み代を稼ぐのよ！

いつものコースをタッタッタッと駆ける
今日はなんだか警備員が多いな、ん？


そうだ！今日は何かのお祭りがあるんだ

沿道で思わず見惚れる
こんな青春っていいな



天気も回復し、お城は観光客でいっぱい


空はもう秋の装い
１周で切り上げ、最近知った開智学校へ


生憎耐震工事中で入れないが、この格好いい建物を見れるだけでビクンビクン！
「親方！これは！？」
「せや、これが西洋建築ちうもんやねんで！」
「か、格好いい！抱いて！」
この頃の熱い気持ち、とっても羨ましい！

そして天使ちゃん

君らアブラゼミみたいな羽根でんな
左の子は丸出しだし
（勝った！）

その後は街の探索









気になるお店をチェック

松本市って、「山椒は小粒でもピリリと辛い」を地でいく街だと思います
ラブ松本！ラブ天使ちゃん！そしてラブ自分！

「よん、あ、さん？」
息子の同級生のインスタを見ていた妻が何か尋ねたそうにしている
「なに？四阿山？よん、あ、さん？」
残念ながら私もわからない
ググると「あずまやさん」と読むらしい。流石にわからないだろそれは
翌日、何故か３人で登りに行くことになった


菅平牧場の脇に登山口がある


クマザサが生い茂る登山道


小四阿山まで登るとようやく眺望が開けてきた


そして山頂
ガスで何も見えない

下山後、明日から仕事の妻と息子は自宅に直帰
糸の切れた凧は嬬恋村から長野原を抜け松の湯温泉松渓館へ


重ハンで何度も切り返しながら定位置に停める

女将さんに松本市民の名刺、雷鳥の里を渡す
ビールを１本頂きながらしばらく話し込む

そしてお待ちかね、ぬる湯の殿堂






本日の宿泊は私のみ
夕食の１時間を除いて５時間、ひたすら湯に浸かっていた

翌朝


起き抜けに朝風呂２時間
まさにぬる湯を堪能
こうして今年の夏を締めくくったのでした

松の湯温泉松渓館
群馬県吾妻郡東吾妻町松谷937-3
0279-67-3210

松の湯
カルシウム-硫酸塩泉
(低張性・中性・低温泉)
成分総計1.90g/1kg
pH7.3
泉温32.4℃
湧出量100ℓ/分
無色透明、白色の浮遊物あり、硫化水素臭あり
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン68.9mg
カルシウムイオン480.0mg
硫酸イオン1,260mg
遊離硫化水素0.4mg

群馬の大動脈R145から道の駅あがつま峡へ逸れる道を進む。突き当たりの信号を右
道は細いが滅多に車は通らない

駐車場は２台分

ロッヂ蘭山を後にした我々が向かったのは
なんとお隣の鈴蘭小屋
汗だくですけど大丈夫でっか？


湯巡りを始めて以来、小屋という名前が付いた温泉施設に来たのはくろがね小屋に続いて二軒目
しかし小屋という名が似つかわしくない立派な建物

ごめんくださいと声をかけると、奥からご主人と息子さんだろう、高校生くらいの青年が出てきた
湯銭を払うと高校生が案内してくれる



それでは使わせていただきます


ウッディーな脱衣所は


開放感バツグンのど変態仕様
玄関から丸見えではないか

浴室は


（チラッ）


（パカっ）

これまたウッディーな浴室
窓の外に小さい露天風呂が見える
行ってみましょう


桟橋のような通路を渡って露天風呂へ
湯船の周りには夥しい量の湯泥。これは滑りまっせ


壁の向こうは女湯。シンメトリーな構造になっているのだろう。仕切りのところはスリットが入っていて、湯は男湯と女湯で行き来するようになっている
湯口は見当たらなかったので、女湯側についているのか
湯温は３８度のぬる湯仕様
しかし底に沈殿している湯泥が凄い
まるで八幡平の藤七温泉級


全く手を入れてない庭
開放感はこれまた抜群
ここもヤンマのパトロールによりアブ知らず
いやはや快適

続いて内湯


別角度から見るとこのようになっている
二方が大きな窓


湯口は乗鞍高原温泉では珍しい湯の底から投入する方式


反対側にはシンプルな切り欠きの排湯口


内湯は４２度の適温
湯ざわりはスベスベ
硫化水素臭がぷんぷん

出たり入ったりを繰り返して体じゅうに硫黄の匂いを刷り込んできました

鈴蘭小屋
長野県松本市安曇
0263-93-2001
500円

湯川源泉
単純硫黄泉(硫化水素型)
(低張性・弱酸性・高温泉)
成分総計0.9091g/1kg
pH3.20
泉温46.8℃
ほとんど無色澄明、微酸味・強硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
硫酸イオン336.8mg
遊離二酸化炭素202.0mg
遊離硫化水素35.4mg

県道84号乗鞍岳線沿い。道に不安はないがこの道はロード乗りの聖地なので音もなく猛烈なスピードで降りてくる自転車にはくれぐれもご注意を

駐車場は敷地におよそ20台

まずは温泉探訪６００回おめでとうございます
（自画自賛）
飽き性の堪え性のなさで有名な私が足かけ５年温泉巡りを続けられたことに自分でも驚いています
そしてそれをシコシコ記事にして投稿を続けているんですから尚のこと驚きますよね

さて、昨日の登山で痛めた体をケアしましょう
選んだ温泉は最近お気に入りの乗鞍高原温泉
素朴な外観のロッヂ蘭山


停車した瞬間、３〜４匹のアカウシアブがクルマを取り囲む
気にせず下車し、ブンブンと手拭いを振り回す
昨日の長房温泉でのアブとの合戦以降、私は一皮も二皮も剥けたのだ

中に入り、女将さんに湯銭を払う
と、一匹アカウシアブが建物に侵入してきたではないか
アンプ「この狼藉者！弁えよ」
少し重めの藍染の手拭いをバチーンと振り回す



ふはは一撃。また練度を上げたようだ



風呂は二つ。内湯と露天風呂
まずは露天風呂へ






４人サイズの浴槽は底が簀仕立て
蔵王温泉の名湯川原湯共同浴場を思い出す佇まい


早速入る
美しい森を借景に。これ以上ないくらいの良い眺めにしばし呆然とする
失礼ながら、宿の質素な佇まいからはこんな湯があるとは全く想像できなかった




引いている源泉は湯川源泉だが、この湯はあちこちで微妙に異なる特徴を発露する
この浴槽では泡付きがたいへん豊か
湯ざわりはエアリー感の強いスベツルのウットリ系
湯温は３８度くらいのぬる湯
いつまでも入っていられるではないか

そして、庭にはギンヤンマが遊弋しアブたちの跳梁跋扈に睨みをきかせている
アブ知らずの環境に私もＳさんも大いに安心して湯を堪能したのでした

続いて内湯




これはまたなんというプリミティブな浴槽よ
安達太良山中に湧くくろがね温泉を想起させる質素な湯船に胸を鷲掴みにされる


適温４２度の湯
湯ざわりは同じくエアリー感の強いツルスベ
汗が止まらない

貸切なのを良いことに、なんと内湯と露天風呂のはしご湯を楽しんだのでした

別嬪さん揃いの乗鞍高原温泉にあって、今のところ一番の可憐で美しい温泉に認定です

ロッヂ蘭山
長野県松本市 安曇鈴蘭4290-3
0263-93-2511
500円

湯川源泉
単純硫黄泉(硫化水素型)
(低張性・弱酸性・高温泉)
成分総計0.9091g/1kg
pH3.20
泉温46.8℃
ほとんど無色澄明、微酸味・強硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
硫酸イオン336.8mg
遊離二酸化炭素202.0mg
遊離硫化水素35.4mg

県道84号乗鞍岳線沿い。道に不安はないがこの道はロード乗りの聖地なので音もなく猛烈なスピードで降りてくる自転車にはくれぐれもご注意を

駐車場は表におよそ７台

今日は山の日
というわけで、Ｓさんと職場の同僚２人の計４名で北アルプスの燕岳へ
（あ！タイトル画像は槍ヶ岳ですよ、あしからず）


さすが山の日
朝４時に着いたが、既に登山口近傍の駐車場は満車。麓の神社の駐車場へ案内される


５：３０登山開始
空には我々を歓迎するかのように虹が出ていた


合戦小屋で名物のスイカを食べる
人生で一番美味いスイカかも
カブトムシみたいに最後までむしゃぶり食った


登り始めて４時間、燕山荘に到着
目指す山頂はもうすぐ


山荘の南、はるか先には富士山も見えた
ここで職場の二人とはお別れ
彼らはこのまま縦走して槍ヶ岳を目指す
私とＳさんは燕岳へ


燕岳は大理石の殿堂


そして登頂


ここまで来れば、槍ヶ岳まで指呼の間
なんとか来月中に登ってみたい

この後４時間かけて下山
下山後はお待ちかねの温泉


登山口にある中房温泉へ
湯銭を払い、浴室に向かう

結構なお客さんがいたが、皆帰りのバス待ちの時間調整
まずは体を洗う。秘湯の会員宿らしく、くまざさシャンプーが置いていた。これ高いんだよな。浅ましいのでたっぷり手拭いに出して洗い始める

と、

「ブーン！」「ぬう？」



なんとここでもアカウシアブが猛威を奮っているじゃないか
「わ！スズメバチ」身をすくめる若者たち
「ハチちゃいまっせ、アブでっせ！身をすくませてたら噛まれるから、手で払いのけるんですよ！」
濡れた手拭いを片手に仁王立ち。覚悟を決めて真っ向勝負のアンプさん
「ほいよ！これ使いな」
Ｓさんがハエ叩きを渡してくれる。ありがたや

「ブーン！」

空を引き裂くように真っ直ぐ襲い掛かってくるアカウシアブはさながら急降下爆撃機のよう

「対空戦用意！うてー！」
閃光一閃、なんと一振りでアカウシアブを撃墜してのけたアンプさん

「すげー！」周りの若者たちからの賞賛を一身に浴びる。ちょっと上出来過ぎない？

こうして平和が訪れたかと思ったがさにあらず
２号、３号と続々と集まってくる
それでも去年の南会津のようにやられっぱなしではない。２匹叩き落としたところでしばらく小康状態

この間にお湯について話そう

浴槽は二つに分かれており、それぞれ異なる源泉を引いている
右手が３８度、左手が４２度の設定


右の浴槽はやや大きめ
コンクリートが劣化して底がトゲトゲの尻に厳しい湯
白い湯垢のような湯の花が舞う
微かに硫黄由来の焦げ臭がする
こちらの湯は源泉温度が７６度と高温なので、ラジエーターで湯を冷まして使用しているそう。湯に対する誠実な態度、尊敬します



左の浴槽は、底がヌルヌルしていて掃除が甘いのではないかと疑ってしまう
しかし、左の湯の湯ざわりはニュルニュル
これぞうなぎ湯
後で成分表を見ると、なんと炭酸イオンが６７ミリグラムもあるではないか

確か全国クラスのうなぎ湯である中山平で９０、ほほえみの郷観音湯は１００を超えていたが、それでもこの数値は立派
湯船の中でひたすらチャプチャプ体を撫でさすって悦に浸る


登山もよし、温泉もよし
本日は最高の山の日也

中房温泉
長野県安曇野市穂高有明7226
0263-77-1488
850円


古事記の湯(大きい方の湯船)
単純硫黄泉
(低張性・アルカリ性・高温泉)
成分総計0.4636g/1kg
pH8.8
泉温74.7℃
湧出量220ℓ/分
ほとんど無色澄明、硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
炭酸イオン15.0mg

妙見の湯(小さい方の湯船)
単純硫黄泉
(低張性・アルカリ性・高温泉)
成分総計0.6697g/1kg
pH9.1
泉温94.8℃
湧出量14ℓ/分
ほとんど無色澄明、硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン143.6mg
炭酸イオン67.7mg

有明神社から先は本格的な山道。離合困難な箇所も多々あるので注意
駐車場は20台分