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単身赴任先でロードスター2台体制
普段使いのNDちゃんはアパートの駐車場に停めてますが、NAちゃんはお城の近くのガレージに停めてます


（NAちゃんの隣はおしんこ）

最近暖かかったので、NAちゃんを引っ張り出してりんごの収穫祭とか乗り回してました

で、県北の小谷村にある風吹荘に行くので、新品のスタッドレスを履いているNDちゃんに入れ替えようとガレージに行くと、水道管の工事で入り口が塞がれてました

どうしたんだい！どうしたらいいんだい！と大家さんの味噌屋さんへ

日中は工事で通路を掘り下げて水道管を入れ替えているので、夕方5時以降じゃないと車出せませんぜ
と言うわけで鉄道旅を選択したのは前ブログに書いた通り

その調整で大家さんの駐車場にクルマを停めたのですが、折悪く味噌を買いにこられた車とがっちゃんこ
女性「もう少し前に停められませんか？」.
アン「はいよー」
ブロロン、シャー、ゴリゴリゴリ」
なんと！車止めの代わりに置いていた大きな漬物石にフロントスポイラーをぶつけてしまいました


ディーラーに持っていき相談
デ「これは部品交換ですね。同じ色は出ませんがバンパー取り寄せて交換しますよ」
ア「えと、02専用のバンパーなんで部品出ないと思います」
デ「あっ…」

ただいま甲信マツダ内の板金部門で見積もり中
きっと今より綺麗にしてあげるからね

ここしばらく松本は快晴続きだったので、NAちゃんを引っ張り出す

県北の温泉旅行を予定していたので、NDちゃんに入れ替えるためガレージへ
なんと入り口の通路を工事中
アン「え？通れないんですか」
人夫「そうですねえ、夕方まで通れません」

残念ながら小谷村は吹雪の予報。ノーマルタイヤのNAちゃんでは帰れまい

ということで鉄道で向かうことに


さすが豪雪地帯、駅のホームにも小型の除雪車があった


初めて乗る大糸線
JR東日本は南小谷駅まで。そこから先はJR西日本。１両編成のディーゼルカーで北小谷駅に向かう


無人駅の北小谷駅

駅からしばらく歩くと風吹荘


ご主人に挨拶
ビールを1本もらい、ぐいと飲み干した後温泉へ




相変わらず溢れてまんな


尻にタオルを敷いてトド寝

この日は私含めソロおじさんが５人という偏った編成

晩御飯は安定の美味しさ


（アワビ）


（白子）


（秋シャケの茶碗蒸し）


（ズワイガニのおこわ）


（猪鍋）
一泊２食11,000円ですぜ
元取れるんですかね
ダイエッターということを今夜だけは忘れて鯨飲

カメムシ大発生中の張り紙どおり、部屋の中では何匹かのカメムシちゃんたちが哨戒飛行中
１匹撃ち落とすが、他のカメムシちゃん達をどうしてやろうかと考えているうちに寝てしまった

翌朝
朝風呂は混雑
なので女湯に逃げる


溢れ出しはこちらの方がいいかも


ああ、酒が抜けていく…

しかし、残念ながら朝ごはんも酒盗が並ぶ


この朝ばかりはダイエッターの看板を下ろして抜けたばかりの体にビールを2本流し込む
これぞ鉄道旅の醍醐味

チェックアウト寸前まで温泉三昧トド三昧







ああ、やはりここは長野一の温泉宿だ
今シーズンもまたお世話になると約束して宿を後にする


吹雪の予報は外れて雨
向かいの里山には雪がかかっている
小谷村って良いところでんな


来馬温泉風吹荘(クルマオンセンカザフキソウ）
長野県北安曇郡小谷村北小谷1283-1
0261-85-1144
1泊2食11,000円
日帰り500円
12:00〜17:00(但し土日のみ)

風吹荘源泉と北小谷温泉の混合泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計2.497g/1kg
pH6.5
泉温46.2℃
ほとんど無色澄明、炭酸味・鉄味・微硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン442.8mg
カルシウムイオン79.9mg
鉄(Ⅱ)イオン1.3mg
塩化物イオン202.3mg
炭酸水素イオン1,066mg
遊離二酸化炭素496.1mg

R148を糸魚川方面に進むと道の駅小谷がある。道の駅を過ぎてすぐに集落に入る細い道があるのでそこを左折。道は冬場も除雪が行き届いており不安なし
駐車場は宿の前に15台分ほど
北小谷駅からは徒歩10分

職場にて
運動を終えて帰ってくると、机上にメモが
「ＷさんからTELあり。りんごの件とのこと」



はて、なんだっけ
全く思い出せないが、きっといつかの宴会で、「リンゴ狩りしたいんですよ！」なんて言ったのだろう
Ｗさんに電話すると、果たして「りんごを収穫してまして、急ですが明日大丈夫ですか？」
二つ返事で電話を切る」

そして今朝
とりあえず駆け足


いつものランニングコース
薄川の先には乗鞍岳


（乗鞍岳の存在感！）

日中は暖かかったので、久しぶりにNAちゃんで出動
松本市は面白くて、美ヶ原側の郊外はぶどう畑が広がっており、反対側の島島方面はりんご畑が広がっている


お昼過ぎに到着


ア「よろしくお願いします」
Ｗ「こちらこそお願いしますね」

しかし本格的だな


Ｗ「リンゴはこうやると簡単にもげますから」
ア「なるほどなるほど」
Ｗ「あっ！ヘタは取っちゃダメ！10円安くなりますよ！」
ア「ひっ！」


高いところはＷさんが専用の乗り物でもいでいく
私は手の届く範囲のリンゴをもいでいく


この辺りでようやく理解した
りんご狩りではやく、りんごの収穫を手伝いますよと言ったのだろう

黙々とりんごをもぐ
これは想像していたより大変だ

2時間ほどもいだだろうか
Ｗ「折角なんで、集果場に行きますか」

Ｗさんの軽トラで農協の集果場へ




ベルトコンベアに乗せられたリンゴは、自動的に等級ごとに選別されていく。凄いな



また畑に戻ってりんごを収穫する
なんでも今週末までに出荷しないといけないらしい

汗だくで収穫
お礼に一箱りんごを頂いた
この冬はリンゴが主食だな

昨夜は久しぶりに痛飲
ショート缶6本にワイン1本空ける

日が高くなってから泥のように起きる
大したもんで30分後には駆けっこの格好で家を出た
いつもの薄川の河川敷に出る





真っ白に雪化粧した北アルプスの主稜線
そして雲ひとつないドピーカン
これは駆け足している場合じゃない

家に戻ってマッハで支度
5分後にはNDちゃんで乗鞍高原へ向かっていた


小一時間ほどで乗鞍高原へ
観光センターまでは綺麗に除雪されていたが、その先は一掻きしたくらいか、路面に雪が残る

しばらく雪道で遊んだ後、温泉へ
シーズンオフなので日帰りを受けてくれるところも少ない


去年の夏に来たことのあるロッヂ蘭山
確か美しい露天風呂があった筈

女将さんに700円を払い、ひんやりとした廊下を進む




思わず息を呑む美しさ

そろりと入る

今シーズン初の雪見露天
太陽が眩しすぎる


投入量も多く、湯温も41度を維持

湯に浸かっていると、もうこのまま何もしたくなくなってしまう
久しぶりのこの感覚。きっと傍から見たら呆けた顔してるんだろな

さて、内風呂へ行こう
湯から上がって保温用のマットをかける
おや？




これはシンデレラフィット
偶々なのか、こんなのオーダーメイドとかあるのかしら

誰もいないことをいいことに、籠を持ってフリちんで廊下に出て内風呂へ向かう
ニュートンも真っ青の蛮勇引力の法則だ


露天風呂と打って変わって激渋の造り


露天よりやや温度の高い42度のお湯
気持ちいいでんな
パシャパシャ、あっ！目が痛い
乗鞍高原温泉は強酸性の火山の湯。顔を洗うのは厳禁ですよ

こうして温泉を堪能

帰りは女将さんが丁寧にお見送り
アン「いいお湯でした。今シーズン初の雪見露天でしたし」
女将「昨日は風がすごく強くて、風呂にも沢山葉っぱが入っていたでしょう？」
アン「いえ、気にならなかったですよ」
アン「あっ！そういえばあの露天風呂の蓋のマット、あれ湯船にピッタリのサイズでしたがオーダーメイドですか？」
女将「いえいえ、偶然ですよ」

山を降りて自宅に戻る
もう一度駆け足の格好に着替えて走る


14時を過ぎても雲ひとつない晴天
すっかり雪山になった常念と槍の穂先
今日みたいな日なら冬山の槍ヶ岳も行けそうね


開智学校も晩秋の装い
松本ももうすぐ冬

ロッヂ蘭山
長野県松本市 安曇鈴蘭4290-3
0263-93-2511
700円 ←値上げしました

湯川源泉
単純硫黄泉(硫化水素型)
(低張性・弱酸性・高温泉)
成分総計0.9091g/1kg
pH3.20
泉温46.8℃
ほとんど無色澄明、微酸味・強硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
硫酸イオン336.8mg
遊離二酸化炭素202.0mg
遊離硫化水素35.4mg

県道84号乗鞍岳線沿い。冬はスタッドレス必須ですよ

駐車場は表におよそ７台

夏場サボった駆け足
現在絶賛借金返済中


（駆け足コースの開智学校）
今日も11キロ走って通算1,702km
なんとか今年の目標2,000kmペースに戻した

久しぶりに温泉
今年まだ行けてない松渓館へ
冬タイヤに履き替える前にNDちゃんで遠出だ


ここはいつも静かでんな
女将さんに挨拶して、早速風呂場へ


30度のぬる湯
流石にこの季節は長湯すると冷えてくる
2時間浸かるのが限界（トイレに行きたくなる）


夕飯の時に女将さんと話す
この夏は風邪をひいて大変だったそう
でも、せっかく楽しみに予約してくれたお客さんを断ることもできず、全部普段どおり受けたのだとか

アン「料理が大変ですよね。素泊まりにしてもよかったのでは」
女将「そうですけど、やっぱり料理を作らないと張り合いがでないから」

ありがとうございます



唐突に誰かの銅像を貼っておしまい