M340iブレーキパッド交換
1
始めに
※ブレーキは自動車で最も大事な重要保安部品
生半可な知識と工具での作業は命取り
本来整備士が手がける作業です。
DIYは非推奨です。
2
G20M340i納車から3ヶ月経たずですが
純正アウトバーンスペックパッドのダストに耐えられずフロントから交換していきます。
3
お決まりですがタイヤ交換じゃないんだから馬をかけます。
それからタイヤ外し。
常識です。
4
ボンネット空けてブレーキフルードを確認。
私の場合納車整備で新品パッドに変えてあり、それでリザーバータンクのフルード量調整してあります。
パッドの厚みに変化がほとんど無いので1箇所交換する事にブレーキポンピングでピストンを押し戻しながら作業。
これで溢れることはありません。
使い込んだパッドを新品に変える人はピストンの押し戻し量が増えるのでオーバーフローしないようポンプで吸っておく必要有り。
場合によっては継ぎ足し用のフルードも必要。
注意点はブレーキフルードは吸湿性が高いのでリザーバーキャップは開けっ放しにしないこと。
雨の日の作業も推奨されない。
5
フロントはビッグキャリパーの為ピンポンチでキャリパーのピンを押します
6
4mmがちょうどいいです。
7
ピストンツールでパッドを押し戻します。
8
外したピンと金属のプレート
キャリパーに着いた状態の写真を取り忘れたので言葉だけで書いておきますが、プレートによりパッドを抑えますので、プレートを押し込んでピンにかかるテンションを弱めながらピンを抜く必要があります。
手で押すと結構力がいるので、隙間に細いピンポンチ等を突っ込んでてこの原理でプレートを押すと楽です。
9
ピンとプレートが外れればブレーキパッドを引っ張り出します。
私の場合ディーラーでグリスを塗って整備してから3ヶ月も経たずに交換しているので、グリスがまだ効いていてピストンに張り付いていました。
ほぼ新品なのでガタが少なくて外しにくいのはありますが、パッドを揺らしたりして外します。
外れない場合はピストンの押し戻しが足りません。
どちらにせよ新品のパッドを入れるので押せるだけ戻しておかないと新しいパッドが入りません。
左フロントはパッドセンサーが着いているので、線を切らないように注意しながら外して新しいパッドに移植します。
センサーは出来れば交換推奨ですが、すり減っていなければ流用で問題ないと思います。
10
左F
純正とプロミュー比較
まあ減ってない
なのにあんなにダストが出るものかと思うよねー
11
これはやってもやらなくてもいいですが、ヤスリで辺り面の角を落とします。
私のは低ダストなので多分やらなくてもブレーキ鳴きはないと思います。
おまじないみたいなものです。
やっても鳴く時は鳴きます。
当たりがついても冷えてると鳴いたりします。
サーキット用パッドとかだと特に。
写真撮り忘れちゃったけど、純正パッドのピストンが当たっているところを見ながら、その辺にブレーキパッドグリスを薄く塗っておきます。
これも鳴き防止。
パッドの面取りとグリスは性能に大した影響がないので、キーと鳴くのがスポーティーだから?わざとやらない人もいます。
そうしましたらパッドを差し込んで、逆の手順で戻して終わりです。
個人的には片押しキャリパーより交換が楽ですね。
トルク管理とかもないし。
12
逆側右側も同様の作業
割愛していますが、折角キャリパー触るので、普段洗車で手が入らない所のブレーキダストは拭いてあげてます。
パーツクリーナーを使うと落としやすいですが、ダストブーツにつくとブーツが劣化するので、下手にぶっかけないように注意が必要です。
まあキャリパーの熱でどちらにせよ劣化していくので、ちょっとかけたくらいで心配するほどでは無いですが。
13
右Fも一応比較
14
続いてリアいきます。
15
リアは電子パーキングを解除するので、馬をかけるのは同様ですが、フロントをジャッキアップしない場合はタイヤに輪止めをして転がらないようにします。
ディーラーの場合はメンテナンスモードとかがあるんだと思います。
やり方がわからないので、転がり止めを十分にかけた上で、リアのみのジャッキアップで作業します。
16
右リアのキャリパーです。
2箇所14mmのボルトを緩めます。
17
右リアはパッドセンサーがあるので、マイナスでキャリパーを開く前に外してしまいます。
18
写真撮り忘れてしまったので左側ですが、私は上のボルトは完全に外して、下側のボルトは緩めてキャリパーを開きました。
ピストンは回しながら戻すので専用ツールがあった方がいいです。
よっぽど固くなければラジペンとかでも回りますけどね。
力いっぱい一気に回すとダストブーツがよれて破れる事があるので注意。
19
右R比較
問題なし
20
見てわかる通りリアは内側用と外側用があります。
21
フロント同様面取りして
22
グリスを塗りキャリパーに
当たり前ですがベタベタ触ってグリスをパッドの当たり面につけないこと。
23
内側は見にくいですが、しっかり溝にハマったことを確認。
あとは逆手順で戻して終了。
ボルトはトルク管理。
24
逆側も同様
左Rの比較
最後はしっかりポンピングブレーキでピストンを押し出すこと。
試走は低速でブレーキが聞くことを確かめながら。
当たりがつくまではハードブレーキはなるべく避ける。
25
さて、メンテナンス記録を車に残したいけど、G20のやり方が調べても分かりません。
OBD繋がないと出来ないのかなー?
今後もちょいちょい触るだろうし、それっぽいツール買ってやってみるかー?
ツール無しで出来るよとか、やり方知ってる人教えて貰えたら助かります。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク