RS★R新開発車高調セッティングあれこれ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
新開発RS★Rの車高調を装着して一週間、約600キロ走って減衰力や内圧(タイヤ)のセッティングなどを自分なりに追い込みました。
ユーザーがガレージで簡単にアクセス出来る新製品の調節機構の紹介がてら備忘録として記します♪
先ず車高は調整レンチなども付属品として付いていますが、車高を変えるとアライメント調整が必要になるので推奨値の前後15㎜ダウンのまま触っていません。15㎜ダウンで今までと景色が変わって見えるくらい視点が下がりますし、よく行く出先の駐車場のスロープで一回だけ軽く腹を擦った(社外アンダーパネル部分と思われ)のでこれ以上下げようとは思わない感じ。スタイル的にも15㎜ダウンで満足です。
減衰力セッティングの方向性は「街乗り中心の自分にとって理想の乗り心地」なんですが紆余曲折の末…
・フロント
36段階で20ソフト(36が最もソフト)
内圧(タイヤ空気圧)は2.1キロ
・リヤは24段階で18ソフト
内圧1.9キロ
で落ち着きました。
当初、帰って来たときよりフロントは4段階、リヤは6段階、硬めたことになります。
内圧でリヤの突き上げ感は減り前後のバランスが取れた感じがしたので、あとは「好みの乗り心地」を求めていろいろ試した着地点です。
今回「乗り心地」についてじっくり考える機会となって良かったです。
街乗りでも「ソフト=乗り心地が良い」では決してないんですね。
乗り心地から感じる硬さって、「シートに座った尻」(主にリヤ)、「ハンドルを握った手」(フロント)のほかに「頭(三半規管)」があるんだなあと感じました。
ソフトにすると尻と手が感じる乗り心地はよくなりますが、柔らかすぎると近所の凸凹道などをゆっくり走ってるときに頭がゆすられます。これは乗り心地をスポイルします。
ごくソフトでも速度を上げたら脚がギュウッと引き締まってきて山道のカーブも不安なく曲がれますが、高速で100キロを大きく超えたときリアが落ち着きなく感じたこともあり、リア、フロントともに少し固めました。
少しでも固めた方が走りのスポーティさ、ダイレクト感は言うまでもなく良くなります。様子を見ながらまだ少し固めるかもしれません。
リアの突き上げ感に対しては「車高を少しだけ上げる」「少しプリロードをかける」などの処方が取り説に書いてありますが、必要を感じなくなりました。
それにしても…
今まで32年純正サス(カプチーノ専用の荒巻バネ…)に乗って来てもずっと「なんとかも少しソフトにならんかなあ…」としか考えて来なかったのに、固めてもさらにもうちょっと固めても良いなあ、と考えている。
車高は下げているのに乗り心地を選べるほど余裕があるわけです。
RS★Rの車高調に使われてるチタン合金の「へたらないバネ」ti2000というバネは純正より良い乗り心地が長期間続くという評価もあるそうですが、最新の車高調って凄く進化してるんですね。
少し固めて乗っていると新車に乗っているような乗り味です。
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フロントはエンジンルーム内のアッパーマウント上のツマミを回して調節します。クリック感があり工具なしで指で回せます。
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リアはちょっと面倒で、右は内張をめくったらすぐにアクセス出来ますが左はフューエルパイプのカバーを外す必要があります。10㎜ボルト3つで付いています。
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カバーを外したら…おっ?となりました。
フューエルパイプがピカピカなんです。
見るからに新ピンみたいな…
カプチーノのフューエルパイプってこんな風に曲がってました?
もしかしたらアッパーマウント支柱をかわすために新品加工されたのかもしれません。開発部長さんが今、海外出張中みたいですが帰ったら聞いてみようっと。
追記で報告します。
追記(6/7)
帰国された開発部長さんに伺いましたが、RS★Rでは燃料パイプは一切触っていないとのこと。
カプチーノ車体側には特別な施工は不要だそうです。
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リアの調節ツマミはフロントより細くて指の力が要りましたが工具なしで周りました。
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とか書いていたら先ほど、RS★R Japanのfacebookでリリース情報が出たようです!
関連URLに貼りますね。
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6/7追記
RS★Rのアメブロにダウン量最大時のPhotoが上がっていました。
うーむ、迫力あるなあ…
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