フロントフォークO/H
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
黄色車BWSのフロントフォークをオーバーホールしました。
このマシンは、Yahoo!オークションに出品されていましたが、落札者無しで、何度か再出品されていたマシンです。
こいつは、おじさんが買うために出品されているから買わなければならない!と勝手な思いで落札。
程度は、極美車とのことでしたが、ご対面して愕然としました。
艶出し樹脂スプレーで、ギトギトに塗られていて輝いていても、おじさんにはお見通し!
中の中か、中の下程度。
しかも、外装を全てバラしたら、オイル漏れの跡がホコリとくっ付きタールのようにギトギト!
レストア好きのおじさんは逆に燃えてしまい、安心して乗れる見栄えの良いマシンに仕上げました。
あら、話がずれましたが本題!です。
このマシン、フロントフォークをO/Hするのは、今までには無く、初めてだろうと思います。
2
まず、フォークの下にはシャフトを留めているキャップボルトがあるので少しだけ緩めておきます。
キャリパーや付属品などを外し、タイヤも外してからフェンダーを外します。
3
で、フォーク頭のボルトを外してから、ステムボルトを緩めます。
フォーク頭のボルトは、外装などをバラさないとメガネレンチなど工具が入りません。
4
今回の作業に必要な部品は、KN企画で販売している、BWS100用オーバーホールキットを購入し、作業ています。
おじさんの仕様はレーシー差を求めているのでダストブーツを付けています。
純正は、ジャバラのブーツです。が、好きではないので使いません。
このキットは、フォークの太さ、30パイ用です。
5
オイル真っ黒!フォークケースの下には、ヘドロ状態のオイルが固まっていました。
パーツクリーナで、これでもか!という位に吹き、最後はウエスを奥まで入れてドライバーを突っ込み、グルグル回せば綺麗になります。
6
オイルシールなど、交換後にシリコングリスを塗って組んでから、フォークオイルを入れます。
YAMAHA純正G10を使用しました。
規定量は、88ccです。(どっかで書いてありました)
入れてから、エアー抜きをします。
フォークケースを持って、シャフトをユックリ上下させると、グジュグジュと音がしますので何度かやると、エアーが抜けます。
7
今回、O/Hするにあたって参考になればと思い、他の方たちのO/Hしたブログなど拝見しました。
しかし、どのブログにも最後の調整の説明してありません。
それは、フォークを付け替えたたら、必ずアクスルシャフトを通してください。
スムーズに通ればいいのですが、固かったり入りずらい場合は、長さのバランスが左右崩れていることなので、ステムのボルトを緩めて調節しましょう。
外装やフェンダーを付けてからではできません。
再度、外装など外すことになります。
8
パンパカパーン♪
完成しました。
10年以上たったマシンのフォークO/Hでした。
赤のBWSやアプリオは、フォークを交換しているのでO/Hする必要はありませんでしたが、こいつはノーマルに近い状態で乗り続けるので、定期的にメンテナンスはしようと思っています。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク