忘れないうちに備忘録的に。
今回で通算4回目の参加となる壱岐サイクルフェスティバル2017。これまでの過去の成績はというと
2011 1:29:03(36位)
2013 1:38:57(117位)
2015 1:31:25(69位)
意図的ではないのですがなぜか1年おきの参加になっていて、さらに不思議と奇数年の先頭のゴールタイムは前年の偶数年より早くなるというジンクスを発見。どういう事かというとペースが速くなり集団がバラける、後方はきつくなるなど私を含め実力がないと厳しい内容になるという事です。
4回目にして初の登録クラス(EL50)での参加、朝の出走申告争いに巻き込まれる事なく朝8時過ぎに到着しても7列目。(ハイドラCPを周ってたらちょっと遅れたのは内緒w)過去3回ともこれに悩まされ、前方に並ぶために宿を朝早くに出発しなければならず、EX50の場合はここからすでにレースが始まっていると言えます。年々エスカレートしていて先頭は朝4時に並んでたとか・・・。ちなみに出走申告受付は0750からです。
ハイドラのCPを周るのに30キロほど遠回りした為アップは十分で、到着後はお初のセレクシオンメンバーの方々と挨拶をかわして本日の方針を確認。団体でできるだけ上位に入るのを目標にという事です。私は団体メンバーでは無かったので、他の団体メンバーをサポートできればいいなと思いつつ、過去のベストの1:29:03を超えればいいなと思っていました。というかこのタイムは参戦初年度ということで、出走申告が遅れ300人いる中のほぼ最後尾だったので前述したとおり上位に絡む資格はほぼ消えてます。
過去の結果についてはあまり触れませんがそういう事も踏まえ、団体メンバーをサポートしつつ過去のベストを上回ることが個人的な目標。
スタートから30キロクラススタート付近
予定通り0850スタート。上で書いたジンクスでいやーな予感がここから始まる。例年スタート直後のトンネル内で先導車が速度を落としほぼパレード走行になるはずが、全然速度が落ちない。トンネル出口になってもまったく速度が落ちず、こうなると車のすぐ後ろを走っているメンバーが絶対的に楽で後方になるほどカーペーサーのドラフトがなくなるのできつくなる。例年リアルスタートが切られる橋の上でもホーンの音や花火の「ドンドン」もなく完全に不意打ちを食らった感じ。
なんか橋の上で足が終わった感じw仕方ないので登りは自分のペースで。登りが得意な人苦手な人で序盤の登りは混沌としていて、ほぼバラバラ。登り切って下り・平坦が始まると徐々にパックが形成されて行き人数が増えて楽になってくる。登りでオールアウトしてしまったらここで回復させていけばまだまだ走れるので諦めてはいけない。
ここでセレクシオンメンバーのMさんがちょっと苦しそうで前から落ちてきたのでサポートに切り替える。登りきってからの平坦・下りの最中でさらに人数の多いパックが追いついてきてソトムーさんもいる様子。この人数だと前から落ちてくる選手を吸収しつつ走れると思うので前を引く。前を引きながら後ろのMさんを確認したら、ちょっと苦しそう。このパックから切れていたので私も離脱しサポートに徹する。
ここで思ったのが「アシスト」の難しさ。2通りの考え方があるのかな~と。1つ目はあまりペースを上げ過ぎず、最後まで一緒に走れるように足を使い過ぎない。もう一つはガンガン引く。この場合被アシスト選手の調子が良くない場合、切れてしまう場合があるのでここでのシチュエーションは前者に。
中盤からゴール
私の引きが下手くそなせいであまりMさんに対してのアシストにならず、平坦区間で切れてしまっていたので3,4人のパックで走っていたら、後半のアップダウンの始まるあたりでMさんが後ろから追いついてきた。徐々に調子が良くなってきたみたいで登りが早く、私も切れそうなペース。ですがこれなら引いても大丈夫そうだと感じたので先頭交代のタイミングから足を使い切るつもりで限界まで引く。下を向いてサドルの後方を見るとついてきている様子。まだまだ引く。声を出しながらのような呼吸で沿道の応援してくれる人はちょっと怖かったかもしれない^^;で足が終わった段階でアシスト終了。以後はマイペースで。ちょっとだけクルクル回すような感じで回復しつつ走る。で、ゴール。
2017 1:36:15(EL43位)
エリートでこのタイムはほぼ最後尾ですが、どこかのパックに乗っていけばベストは更新できていたかもしれないけどそれはそれで。自分の結果を追い求めるのも良いけど、誰かの為にアシストするのも一つの楽しみ方。事実、終わった後は結構充実感を感じるし、それで自分の結果も出せれば最高。(相反する要素だけど)
時間が許せば毎年でも参加したいレースの一つ。また来年!
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Posted at
2017/06/05 09:14:51