ローラー修行でそろそろ気が狂いそうになってきたので久しぶりに外へ。夜勤で眠かったけど、自転車ブロガーの記事を読んでたらだんだん走りたくなってくるから不思議。

この日は日曜日。多くのサイクリストとスライド。不思議と皆さん半島を反時計回りで走ってるけど、時計回りの方が海側なので景色も良いと思うんですけどね~

みんないい夢見ろよ!
ツールも終了。無難にフルームが総合優勝。非常に僅差と言われていた今年のツールだけど私は無難に?フルームの優勝と思ってましたよ。
①
脚質の違い。総合優勝候補の中で、バルデ、アルはどちらかと言えばクライマー型のオールラウンダー(アルはパンチャー型にも近いかも)。しかしフルームはクロノマン型のオールラウンダー。これを考えれば、フルームがマイヨを一度失った空港激坂ゴールではこういう結果になることは予想通り。むしろ、この差で抑え込んだフルームが立派。
②
総合ライバル勢が自滅で姿を消していった。唯一フルームと同脚質のポートが下りで落車リタイヤ。まさかの第一ステージで落車リタイヤのバルベルデ。一見何の関係も無いと思えるかもしれないけど私は共通点がある気がしてならない。ポートはそこそこ下りが得意な選手だし、バルベルデも下手ではないと思う。ポジション取りは仕方ないが、乗車姿勢が問題なのではと思う。二人ともそれほど背が高くない(失礼!)にも関わらず、極端な前乗り姿勢を取っているのが気になった。TTバイクなんてその最たるものだし、昨今の落車が多いのも実は前乗り姿勢が多くなってきたからなんじゃないかと睨んでます。これにはジオメトリという要素が絡んでくるけどそれはまた別のところで。ポートは貰い事故的な部分もあったけど、そのきっかけとなった選手にも同様の理由があるかもしれない。
③コース設定
最後にITT。「フルームさん、最後おいしいとこ持ってってください!」的な第20ステージ。僅か20キロのITTでこの結果になるのであれば、フルームに勝たせないようにするにはITTの廃止しかないけどそれはあり得ない。来年は第4ステージ以降が発表されてないけど楽しみ。
終わった後でこういうこと言うのもなんだけどねw 来年に向けて楽しみも増えた。ウランが総合2位。キンタナを抑えて2位は凄い。来年総合を狙ってくるかもしれない。今年フルームを支えた最強のナンバーツーのランダ。モビスターへの移籍が噂されるのでバルベルデ・キンタナとのまさかのスリートップ?アシストを務めながらの総合4位は立派!バルデとアルは脚質をもう少しTT寄りに改善していけば勝機があるかもしれないがこのままでは来年のフルームの5勝クラブ入りは固いかなとも思う。山岳賞のバルギルも総合を狙うようになれば面白い存在になるかもしれない。総合敢闘賞はデヘントと思ってたけど意外だった。やはりフランス人を選んだか^^;
今年も良き旅でした。
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Posted at
2017/07/24 16:12:20