目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
放置ぎみのバッテリーの放電を防ぎたくソーラーバッテリーチャージャーを導入しました。
あくまで狙いは暗電流放電分の補充電です。(過度の期待は禁物)
まずは、初期データを確認。
・ソーラーの解放電圧
・バッテリーに接続したときの、電圧と電流
・当然ですが、解放電圧がバッテリー電圧以上で充電開始。
・以下だと電流0mA ⇒ ソーラーが発電しないときにバッテリーを消費しないということ。
・バッテリーの容量の方が大きいので、充電初期ではバッテリー電圧は上昇しない。
2
実際の設置状況
建物北側に北向き駐車
条件は良くないです。
のびー太装着済み
この時期、ソーラーパネルに直接陽が当たりだすのは10:00ごろから。
シガーソケットが常時電源なので、付属のシガープラグで接続してます。
ただし、プラグの通電確認用LEDは微々たる電力消費ですが、カットしてます。
3
4/1~5/5までの長期バッテリー電圧
Battery monitorとアプリBM2のデータを合成したもの
バッテリーは、BOSCH SLX-7C
3年4ヶ月使用。(走行頻度は少ない)
途中でCTEKで充電してますが、ソーラー充電を開始してから電圧を保持できてます。
むしろ晴天が続けば、電圧回復してます。
電圧が跳ね上がってるところは、走行したとこです。(⇒ 充電電圧)
4
1日のデータを見てみます。
ソーラー開始時、天候 晴
充電中に電圧ピークがありますが、夜にかけ充電が弱まるとともに電圧も下がります。
⇒ 充電中のデータがバッテリー単体のデータではないということのようです。
充電してもすぐ放電する、ということかこの辺は良く分かりません。
<後日追記>
電圧が上昇してる区間は、充電電圧。車が走行中に14V付近を示すのと同じ。
従って、陽の陰りとともに充電電圧が低下する。(バッテリー単体の電圧ではない)
朝、夜に充電率(SOC)チェック。
設置前 → 夜 の変化
電圧:12.35v → 12.45v
充電率:57% → 77%
5
天候 雨
充電してるかも知れませんが、バッテリー電圧は減少。
雨だと暗電流放電を補うまで充電できないようです。
梅雨時は期待できそうにありません。
朝 → 夜 の変化
電圧:12.37v → 12.34v
充電率:60% → 56%
6
天候 晴
直接陽が当たる10:00ごろから、急激に充電電圧が上昇します。
朝 → 夜 の変化
電圧:12.46v → 12.57v
充電率:77% → 94%
7
充電率(SOC)はログが残らないので、都度確認するしかありません。
これは、5/5の夜のデータ。
8
4/1からのスポットで測定した電圧と充電率。
充電していないと思われる朝と夜にデータを取ってます。
電圧と充電率は、ほぼ同じ挙動を示します。
走行すると一時的に上昇。
ソーラー充電を開始してから電圧・充電率とも保持できてます。
9
ソーラー充電開始してからの天候と電圧・充電率。
晴の日:上昇
雨の日:下降(暗電流による放電レベル)
夜~朝:暗電流による放電
晴の日が続くと、電圧・充電率とも上昇していく。
10
<ここまでの結論>
・10W12Vのソーラーバッテリーチャージャーでの充電効果はある。特に晴れの日が続くと電圧・充電率とも上昇する。
・ただし、雨の日は効果なし。
・あくまでトリクル充電なので定期的な充電、走行はした方がいい。
☆心配な温度関係
測定日:5/4 午後2:00ごろ
天候:晴
外気温度:26℃
車内温度:32℃
ソーラーパネル表面温度:56℃
夏場はダッシュボード温度が80℃近くまで上昇するので、動作温度65℃を軽く超えます。
発電効率の低下はもとより、ぶっ壊れないか心配です。
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