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この前モンキー用エンジンスタンドを作ると友達の間では中々評判で（仲間だけ）エイプ用のスタンドを近所の友人でダンロップに勤めている、J・君に頼まれ急遽製作しました。
前のハンガーはM８のボルトを頭を飛ばしてねじ込んでいますのでエンジンを差し込むだけです、後ろはアルミのボスにM８のタップのままですのでボルトで固定です。
右手前に90°倒おし、ミッション＆クランク・クラッチを組みケースを閉じて画像の状態にして腰上を組む様に作りました。今回は倉庫の中に保管して有ったアルミパイプを使いましたので表面の酸化が無く綺麗に（本当か？）溶接出来ました！
格好良く？エイプなんて書きましたが画像のエンジンはCB50です、まあ同じエンジンですから、この他XRモタード50＆100エイプ50＆100などのメンテにこれから活躍すると思います！

クランクケースを締め付け、カムチェーン、ピストン＆シリンダー、電気などを取り付けました。
サービスマニュアルには指定は無いのですが、僕は液体ガスケットを使っています、シンナーで薄めて左右のケースの合わせ面に筆で薄く塗り、間にパッキンを入れボルトで締めます。
オイル漏れが全くと言っていいほど無くなります。
ケースの締め付けにはアルミのボルトを使っています、性能には全く影響有りませんが見た目最高です。

124CCのロングストローククランクシャフト＆武川製5速ミッションを組み込みました。
新品でも必ず1度ガソリンで洗浄＆加工時のバリなどをチェックして組み込みます。
クランクケースも最後に洗浄する前にネジ穴は同じ径のタップで全てネジ穴をさらえます、するとパーツを組む時にネジ山から発生する小さなアルミの粉もエンジンの中に出にくいので良いです。
これは大事に組むエンジンでは当たり前だと思いますが、やってる人は余り見掛けた事は有りません。
パワーには直接影響は少ないでしょうが、徹底的にフリクションロスや傷、オイルの汚れ、熱の発生を抑え、トラブル無く耐久性を持ったエンジンを目指して組み立ててます！

モンキーのエンジンをよく組む機会が有りますので簡単なエンジンスタンドを作ってみました。
長年外に放り出してたアルミの角パイプを使いましたので、表面が酸化しており、綺麗に溶接出来るか心配でしたが、マアマアの出来かな？
上のパイプに穴を開けてアルミのカラーをすけてM8のボルトでノーマルのステップやスタンドが付いているクランクケースの下の穴を利用して固定しています。
角度が変わるのやポジションを変えれるスタンドを作っても良いのですが、今回は簡易なのにしました。これでエンジン組むと何か・らしい！感じがするのは僕だけでしょうか？でも便利やと思います！

画像中央にVの形をしたリブが有りますがこれを切りました、マジックで印をしている所です。
６Vのエンジンには無いのですが１２Vのクランクケースにはこれが有り、除けないとここが当たって5速ミッションが入りません。
エアソーで何ヵ所か切れ目を入れてプライヤーで挟んで折った後ベルトンで慎重に削り最後にリューターでバリを取って仕上がりです。
簡単ですがこの後ケースを洗浄しエンジンの組みに入れます！