
今日はミッションカートにオートバイのGP125のエンジンを搭載した、通称スーパーカートのエンジンマウントの制作途中の模様です。
カートコースをはじめ鈴鹿、岡山、茂木などサーキットでもシリーズ戦が開催されており、最高速度も200㎞を簡単に越してしまう、かなり危険なカテゴリーです。
勿論掛かるお金も半端な金額では有りません、元のバイクのGP125より沢山掛かります。
マウント本体は鉄のフラットバーの磨き材をマシニングで加工後、フロント部分を曲げてしまった要らないトニーカートのフレームを溶接の治具に使用し、マウントを測定しながら慎重に位置決め後、実際のエンジンを固定し溶接しています。
みんから仲間のセトッチさんのマウントから作り始めて、RS用TZ用トータル7セット目です。
画像は仮付けが丁度終わった所です、この後本付けです。
本付けするとかなり解る位縮みますので、今度エンジンが入らなくなります、それを見越して先にマウントとエンジンの間に薄いシムと呼ばれるワッシャーの様な物を挟み、微妙に広くしておいて仕上がった時に丁度のクリアランスになる様に厚さを合わせています。
これは経験からの勘だけが頼りです。
ダイレクトカートなら意外とお手軽ですので皆さんも如何でしょうか?
Posted at 2007/02/20 22:30:54 | |
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溶接 | クルマ