
雨。肌寒い一日だった。
夕方、認知症の母がディサービスから帰宅すると、
職員から「今日は
お昼を全て食べました。
オヤツのまんじゅうも2個食べました」と。
アルツハイマーの新しい薬、メマンチン(メマリー)を止めて、食欲が出てきたのか。
あまり食べて、これ以上、太っても困るのだが。
身長は150cmくらいで、体重は74kgほどある。腹回りは110cm!
施設での昼食は献立表によると、
茶衣かき揚げ、てんつゆ
高野豆腐の含め煮
キャベツの香り和え
ソーメン汁
となってる。よくわからないのもあるけど。
夕食はそうと知ってでは無く、ディサービスの日は少なめ、かつ簡単に。
冷凍の春巻きはレンジでチンするだけ。
6本あって、私が4本、母が2本にした。
横に添えてあるのは、これでも酢豚。4カップが1袋で、これは私と1つずつ。
父の仏壇に1つ、以前にも1つを供えてたから。
魚嫌いだった父には、肉けのものをした時だけ、ご飯以外にそれも供えるようにしてる。
昆布入りの大豆の甘く煮たものは袋から出すだけ。
いつもの汁物は、マイタケ、ほうれん草、豆腐、卵1個。
エノキは品切れで無し。
施設での昼食と同じ、油っこいものになってしまった。
前日の夕食との関係には気を使ってるつもりだが、施設での昼食はこれまであまり意識して来なかった。
私はこれにモヤシを1袋、汁物のつゆの原液をかけて、ラップしてレンジでチンして食べる。
一応、母も夕食は全て食べた。
汁物のほうれん草や豆腐、マイタケは食べたがらなかったけど、「食べろ」とうるさく言って、自分で全て食べた。
夕食後、母に歯を磨かせようとすると、チューブのとブラシをどうすればいいのかわからない。
毎日使ってるのに、出来ないのだ。
歯を磨くのも、ほっておくと、10秒もしないから、横で監視してて、「次は下の歯をする」とか、逐一指示しないと。
トイレへ行かせて、パジャマに着替えさせて、布団に入れても、すぐに出てくる。
そして、いつものように、ウロウロ。トイレや洗面所のドアを開けては照明をつける。
台所のドアは鍵をかけてあるので、ノブをガチャガチャ。
そして部屋へ戻って行く。が、数分でまた出てくる。
それを延々と繰り返す。
やっと出てこなくなったと、見に行くと、テレビも照明も付けたまま、イビキをかいて寝てる。
それで、テレビと照明を消す。
が、それから1時間ほどすると、また起きて来てトイレへ。
そしてテレビを付ける。この繰り返し。
そのうち、パジャマの上を脱いで、普段の服を着てたり。
ちなみに、食事の時に母が着て、写ってる服は、
同じ柄のが3色あって、順に着てる。
写真では似たような色に見えるけど、紫系、青系、ベージュ系の3色ある。
認知症だった父も、夜間は同じようにウロウロしてた。
台所へ入ると、そこでオシッコされたりしたので、やはりドアが開かないようにしていた。
父の場合は、紐でドアノブと、横の階段の手すりとをくくって、それだけで開けられなかったけど。
母に同じようにしても、ハサミを持ち出してきて、簡単に切ってしまった。
次は針金。それもハサミで切ろうとして、あちこちに傷を付けられた。
ドアノブにロック出来るもの(簡単な室内錠)に交換したけど、レバー式だと、力が入って、ガチャガチャするうちに、内部が金属疲労で折れてしまった。
別のレバー式のに替えても、回るようになって、開いてしまった。
それで、現在は2階のトイレに使っていた、丸いノブにしてる。
握力がないので、これだと開けられないようだ。
こうして、夜もなかなか寝ないけど、ディサービスの朝、7時過ぎには起こそうとすると、寝ていて、
「さっき寝たとこや」とか言って、なかなか起きてこない。
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認知症 | 暮らし/家族
Posted at
2012/06/12 23:31:48