
曇り。時折り薄日もあり。
特に暑くもない。朝夕は肌寒い。
夕方、盆栽とバラなどに農薬散布をした。
以下を混合して、1リットルスプレーで2杯分散布。
殺虫剤 アクテリック 1000倍
殺ダニ剤 ダニ太郎 1000倍
殺菌剤 ビスダイセン 500倍
展着剤 アグラー 5000倍
イチョウの盆栽の新葉(緑色が薄い部分)に病変が見られる。
もしかすると、虫(またはナメクジ)などの食害かもしれないが。

この新葉は、内部への採光のため、表面の葉を刈ったので、新たに葉がに出てきたのだ。
こうした新葉は、春先のものと違って高温多湿時に生じると、病気に冒されやすい。
イチョウは本来あまり病気にはかからないけど、毎年、葉の周囲に茶色い斑点が出来るのが散見される。(白い液体は農薬)
また、今日はイチョウの葉の裏に得体の知れない小さな虫が多数発生してるのが2箇所(2枚の葉)で見られた。

これらは、葉を重ねて、すり潰し、葉ごと捨てた。一旦捨ててから、写真に撮ろうと捜して撮影した。
このイチョウの現在の姿は以下
イチョウには害虫や病気の予防もかねて、梅雨の合間に
消毒(農薬散布)をしておいた。
ついでにモミジ、山桜、アケビ、ミニバラにも農薬を散布。
ダニは、我が家では山桜の葉の裏によく発生する。気づかないうちに、大量に発生し、葉の緑色がくすんで来たと思ったら、ダニなのだ。
ダニは非常に小さく、一見するとわからない。またダニは8本足のクモの仲間で、普通の殺虫剤では効きにくいので、専用の殺ダニ剤を使う。
残りはプランターのミニトマトにも散布しておいた。
先に色付いた実3個を収穫しておいてから。このミニトマトも下の方の葉に病変らしきものが見られるから。
以下は庭に植わってる(いつからか生えてる)名前も知らない小さな樹木だが、葉が白くなってウドンコ病が発生してる。梅雨時はどうしても病気が発生しやすい。
作業順序としては逆で、農薬散布の前に、
完全に潰れてる玉肥(肥料)を除去した。
梅雨時は長雨で、肥料が崩れやすい。が、実際には内部にハエのウジがわいて、それに食い潰される事が多い。
潰れると、土の粒子の間に入るので、目詰りなどしてよくない。それで除去する。
肥料は梅雨の間は中止してもいいと思われる。
が、盆栽の肥料は固形の油カスなどを用土の上におき、潅水の度に少しずつ成分が溶け出して行くので、逆に考えれば、雨の多い時期は最も肥料が効く時でもある。
弱ってる木の場合は、肥料が効き過ぎて、根腐れするので、肥料は取った方がいい。
イチョウの肥料はなぜか崩れていない。これは用土が新しく、排水がいい事と、この木はあまり乾かず、雨でない日は、他の盆栽のように多く潅水してないからだと思う。
で、本来ならば、崩れた肥料を取ったら、新しい肥料を置くか、梅雨の間は中止すべきだが、
新しい肥料の
「強力玉肥」(高価)がもう残り少なく、節約の意味もかねて、玉肥の代わりに化成肥料をパラパラと撒いておく。(小さな白っぽい粒がそれ)
これはミニトマトに使ってる化成肥料。
盆栽に化成肥料なんて禁じ手である。
化成肥料は油カスなどの有機肥料に比べて、成分濃度が高く、多く与えると肥料障害を発生する。
実もの盆栽ならば、秋に少しは有りかもしれないが、モミジなんかに置くのは普通は考えられない。
モミジは、やわらかい枝先を得たいので、肥料も少なめにすべきだ。
が、当方のモミジの盆栽は、近年、幹が大変よく太っており、「さらに」という欲から、こんな事をする。
ただし、ほんの少量である。
この化成肥料は粒状で、少しずつ成分が溶けるようになってるから、出来る事。
(モミジと同じ37年目の山桜は、幹が全然太らない)
ミニトマトの鉢植えにパラパラと撒いたこの化成肥料が、少しこぼれて、地面に生えたシソの葉の上に落ちた。
地面に落ちればよかったのだが、密集した葉の上に乗ったまま、雨や潅水の水がかかり、肥料分が解け出して、葉が茶色く灼けてしまってる。

これだけ、化成肥料は強力なので、使い方を誤れば危険でもある。
なお、
夜の10時頃から雨が降りだした。
農薬散布をして、それが完全に乾けば問題はないが、出来ればもう少し、降らないでいて欲しかった。
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Posted at
2012/06/24 23:33:42