晴れ時々薄曇り。朝は冷えるが、日中は穏やかな秋晴れ。
今朝はトイレへ入っても、便器の中には何もなかった。
が、便器の前には、やっぱりオシッコをかなりこぼした跡。
このところ、私も午前2時位には寝てしまい(但し、ベッドカバーの上)、母が寝てから、トイレに起きて来るのを朝まで見ていない。
朝食後、母を和室へ戻して、テレビを付けて、その前に座らせておく。
こうして、母がテレビに話しかけながら、見てるのを確認してから、いつものように、私がトイレで大をしてると、母が部屋から出て来て、トイレの前で「オシッコしたい」と言うではないか。
私は慌てて、ウォシュレットで洗い、外へ出ると、母もすぐにトイレへ入る。
私が「もっと後ろへ座れ」と3回は言って、確実に便座に座らせる。すると、
母が「ここでウンチしてええか」と聞いてくるので、
私は「そこでしろ」と返事。しばらくして、
私が「ウンチは済んだんか」と尋ねても、
母は「ウンチはまだずっと続いてる」 しばらくして、また
私が「ウンチは済んだんか」と尋ねると、
母は「ウンチはしてへん」
どっちやねん。
大分、時間も経ったので、もうウォシュレットで洗う事に。
母はパンツもズボンも十分に下ろさず、また上に着てる服が下りて来て、股間と便座の隙間が見えず、位置関係がわからない。
それで、まず、上着をめくらせて、パンツやズボンも膝の方へズラせて、股間の隙間を確認。
それと、お尻の後方の左右の便座との位置関係を見て、真ん中に座るように調整させる。
そうでないと、ウォシュレットが中心の肛門に当たらないから。母はいつも斜めに座ってるので。
その時、
パンツの中に黒いものがチラッと見えた。
朝、オムツパンツは替えたばかりなのに、漏らしてるのか。
パンツの前を引っ張って見て、驚いた。中に大きなウンチが入ってるではないか。
直径3cm以上、長さ5cm以上もある、完全な円柱形のウンチが、
パンツの中にゴロンと入ってるのだ。コロンでは無い、ゴロンという感じだ。
いったい、どうなってるのだ。押し潰されたような感じはまるで無い。
パンツをずらして、座る直前に、出てしまったのだろうか。
パンツの中に、ウンチをちびって、押し付けて、擦り延ばされてるような場合、そこにトイレットペーパーを厚く当てておいて、そのままパンツを上げさせ、部屋でズボンから脱がせて、オムツパンツを替える。
しかし、今回のように、無傷のウンチがそこにあるのに、しかもこんなに大きなものは、この状態でパンツを履くわけにはいかない。
パンツを上げようとした瞬間に、脇からゴロンと転げ落ちる可能性もある。
そういや昔、まだ母がボケ始めた頃、それでも台所に立ってた時に、台所の床にウンチが落ちていて、私が踏んでしまった事がある。前にも書いたけど。
ズボンを履いてるのに、どうして、どこからウンチが出て来て、床に落ちるのか、不思議だったが、こういう事なのかもしれない。
それが2回もあったのだ。幸い、ここ1年以上、そんなとんでもない所にウンチが落ちてるような事態は起きてない。
今回はどうしたものか、
思案に暮れた。
それで、「そのまま座ってろ」と言って、ゴム手袋と、レジ袋、替えのオムツパンツを持ってきて、トイレの中で、便座に座ったまま、片足ずつ上げさせて、ズボンから脱がせていった。
ズボン→半ズボン下→オムツパンツの順だ。
特にオムツパンツは慎重に。少し傾けただけで、脇から転げ落ちるから。
そして、オムツパンツはブツが入ったままの状態で、そっとレジ袋へ。それはまさに爆弾が入ってるかのようだ。
下半身裸のままの母を、ウォシュレットでお尻を入念に洗わせる。
この時、お尻を回すように動かさせる。肛門周囲が洗えるように。
そして、私が厚く取ったトイレットペーパーで拭かせる。この時、何も付かなかったのでよしとする。
便器の中にもウンチはしていた。
母を
下半身裸のままトイレから出し、隣の洗面所で手を洗剤で入念に洗わせ、母の和室へ連れて行ってから、そこで新しいオムツパンツを履かせる。さらに、半ズボン下、ズボンと履かせた。
今回、これらは汚れてないと思われるから。
そして、一旦はレジ袋に入れたブツが入ったままのオムツパンツを取り出す。このまま捨てるのは忍びないというか、他のゴミも入れたいのに、ブツが入ったままだと臭過ぎる。
オムツパンツをそろ~っと便器のほうへ持って行き、少し傾けると、脇からゴロン、ボテッ、ボチャンと転げ落ちて、便器の中へと入って行った。
これが、ディサービスの日の朝に起きたとしたら、大変だ。ただでさえ、時間が無くて、慌ただしいのに。
午後3時前には、生協が持って来た米粉ワッフル2個セットを母に食べさせる。暖めたお茶と一緒に。
私は朝から何も食べてない。
夕食は遅くなった。前日のブログを書いてたら、午後7時を過ぎてしまった。
サンマの蒲焼。398円。サンマを開いて、骨も取ってあり、小麦粉を被せてある冷凍物。そのままフライパンで焼いて、添付の甘いタレをからめる。
母の分は、タレを入れる前に皮を取っておく。母はどうせパリバリとした皮を取ってしまうから、そしたら、その面のタレが無くなってしまうので。
冷凍から溶けた時点で皮を取るのだが、これが結構、やっかいだ。
実際には、サンマを焼く前に、先にナス2本を輪切りにして、フライパンで蓋をて蒸し焼く。それに汁物のつゆの原液をかける。
昆布豆も生協が持って来たもの。98円。袋からだすだけ。
汁物はマイタケ1袋、エノキ1/2袋、豆腐1丁300g、ほうれん草をほとんど1袋分。それが層状にしんなりしてきたら、溶いた卵1個でとじる。
呼びに行こうとした頃に、母がトイレへ行くので、出てから手を洗剤で洗わせて、そのまま台所へ連れて来る。布団を敷くのは食後にする。
母はサンマは早々と食べる。甘い味付けなので。半身を私の皿へ入れていたが、それも母にやる。
つまり、多少の大きさの違いはあるけど、数的には母と私は同じになってる。
私は小さなカップの納豆も毎日食べてる。
大豆の似たものも食べる。但し、残りわずかになってから、
母は「これはおいとくやつや」「食べてええんか」を繰り返す。
全部を、自分一人で食べると悪いとでも思うのか、しかし、食べ残したわずかなものを、誰が食べるというのか。
「オマエの残りを誰も食べん」といつも怒鳴るだが、それをまたしつこく繰り返す。
そして、汁物の中のほうれん草やエノキ、豆腐はなかなか食べようとしない。
「食べろ」「食べんかい」と怒鳴り散らして、なんとか食べさせる。
食事の時間=ストレスの溜まる時間なのだ。
食べ終えて、私が食器を洗い終えたら、もう10時を回っていた。
この後、母に歯磨きさせて、トイレへ行かせて、パジャマに着替えさせて、布団に入れたら、もう10時半だった。