
12月13日(木)
晴れ。風はあるが、比較的過しやすい。
今日は認知症の母がディサービス。
朝から、いつものように慌ただしく、8時半に送り出す。
母が着ていた服や、パジャマを洗濯機にかける。
それが終われば、外に干す。
昼前にAmazonで注文していた手動式オイルチェンジャーが沖縄から届き、愛車のHMMFの抜き取りにかかる。
これは「愛車」のカテゴリで。
予想外に時間がかかってしまい、もう夕方。
洗濯物を取り入れたり、後片付けをしてたら、間もなく5時で、母が帰宅する。
手を洗わせて、着替えさせて、エアコンをつけた部屋で、テレビを見させておく。
今夜は早めに6時前から夕食の支度にかかる。いつも以上に簡単に。
解凍しておいたサンマの甘酢浸け。6切れで378円。解凍するだけなので手軽。もっと安ければ。
野菜豆は袋から出すだけ。98円。大豆に人参、ゴボウ、シイタケ、コンニャクなどが入って炊いてある。
いつものいつもの汁物はカツオだしの粉末に、カツオ風味のしょうゆベースのつゆを入れて、マイタケ1袋、エノキ1/2袋、豆腐1丁300g、ほうれん草3/4袋くらい。それがしんなりしたら溶いた卵を入れてとじる。
サンマの甘酢浸けは、酢という酸味も無く、サッパリとした甘辛い味で、骨まで柔らかくなってる。6切れで、母と私は同じ3切れずつ。これは母も食べる。
野菜豆のゴボウとかシイタケなどを、母はまるでゴミが入ってるかのように、箸ではじき出す。
そして必ず、全部は食べずに、少し豆を残しては「これは残しておくやつや」「全部食べてええんか」などとしつこく言って残こそうとする。
汁物の具も食べたがらない。これらを食べさせるのに、毎晩、私は顔を赤くして、頭に血を登らせて、怒鳴りまくり、時には母の頭を平手で叩いてでも全部を食べさせる。
母は一口食べたら、椀を自分から遠くへ押し出す。その都度、私が母の目の前へ押し戻す。
母は「アンタが食べたらええんや」「残しといたら、誰か食べるやろ」「食べてええんか。そんなこと聞いてへん」などと繰り返す。
やっと食事が終わり、医者からの高血圧の薬やサプリを飲ませる。これもすんなり飲む事もあれば、どうしても錠剤を口の中に残してしまう事もあり、一筋縄では行かない。
私が洗い物をしてる間、母は
大きな声で鼻歌を唄ってる事もあれば、食卓のテーブルの上のティッシュとかにイタズラをしてる事もある。
私が「さわるな」と子供に怒鳴るみたいに大声を出す。ティッシュの箱の中に、口から出したものを入れたりするので油断出来ないのだ。
食後の歯磨きは、横から見ていて、「次は上の歯」「歯の裏側」と指示を出すが、それでもわからず、私が横から歯ブラシの柄を持って、向きを変えさせたり。
そして口をゆすぐ時も「飲むなよ。ここに捨てろよ」と脇から大声で言うのに、
最初のゆすぎから
飲んでしまう。どんなに怒鳴っても、次も飲む。
頭に来て、母の頭を平手で叩いた。
次にトイレへ入らせ、一日してないので「ウンチしておけ」と言って、しばらく便座に座らせるのだが。
私が「ウンチしたんか」と聞いても、
母は「ウンチはさっきした」とか「ちょっとだけ出た」とか。
念の為、ウォシュレットでお尻を洗わせるが、結局、何もしてない。
パジャマへの着替えも大変。太ってるところへ、厚着してるせいもあるけど、
自分一人で脱ぎ着が出来ない。
上着も補助しないと袖を通せないと、脱げない。
私が「そのズボンを脱げ」と言っても、膝当たりまで下ろしはするんだが、干したパジャマを私が取りに行ってる間に、またズボンは元どおりに上げてたり。
ズボンを途中まで下ろして、続けてズボン下を下ろそうとしたり。
オムツパンツを替えたくても、ズボンやズボン下を膝当たりに止めておいて、パンツを下ろそうとしたり。
やっと着替えて、布団に入るのもやっかい。肩が枕に乗る状態で、掛け布団が十分に被れないから「もっと下へ下がれ」「もっと布団の中に入れ」と言っても、体をモゾモゾ動かすだけで、一向に動かない。
最近は、掛け布団や毛布をめくっておいて、敷布団の上に座らせて、位置を決め、そこから横に寝かせるのだが、それでも「もう少し下へ行け」とジェスチャーを混じえて指示しても、今度は起き上がって来てしまったり。
最後は頭に来て「勝手にせい」とその場を離れる事もある。
なんせ、歯磨き、トイレ、パジャマに着替えだけで、1時間ほどかかってしまう。
こうして
母にかかる時間がどんどん増えて行くように感じる。
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認知症 | 暮らし/家族
Posted at
2012/12/13 22:16:13