
今度はナビ本体側の分解。
ここまで来たら、
HDD(ハードディスク)をSSD化したい。
カロッツェリアのカーナビのハードディスクは
パスワードでプロテクトされてるので、それを有料で解除してくれるのが、
「A-FF Repair Station」というソフト。
ところが、対応するサイト、
ユーザー登録して、料金を支払うサイトが無くなってる!
「Sorry, Repair Station was fully discontinued on 1 June 2017.」
2017年か、もう少し早かったら。残念。
それでも、PCにつないでみると。
↑フロントパネルを外すだけで、PCと接続出来る。
SATA拡張ボードから接続すると、

↑
初期化されてないHDDとして認識。
PCの内蔵DVDドライブへのSATAケーブルで接続すると、

↑やっぱり、パスワードでプロテクトされてるので、アクセスするにはパスワードを入力しろとメッセージが出た。
中国製の拡張SATAボードの中には、このパスワードを無視してくれる製品がないかなぁ。
と思いつつ、
とりあえず、
SSD化は諦める。
AVIC-VH0999は常時電源を切らない限り、起動もかなり速いので、このまま使う事としよう。
→ 後に、SSD化は実現してる。その記事は
こちらから。
次の問題は、
ステアリングリモコンが機能しにくい。
それもそのはず、ステアリングリモコンの赤外線は上向きに、
それを受けるナビのモニター部は下の方。これでは届かない。
それで、
ステアリングリモコンCD-SR300の分解

↑赤外線ダイオードは2つでほぼ上向き。その部分のケースが半透明になってる。
拡大すると、こんな感じ。足が長く、交差させてる。
これをほぼ横向きにまで変更。
根元のハンダ付け部分を傷めないように、ラジオペンチで足だけ曲げる。
ちなみに、このリモコンは以下のような5箇所の爪で固定されてる。
対応する操作ボタンのあるほうが蓋のようになっていて、側面に穴が開いてる。
だから、分解するには、傷付かないように周囲(特に縁)にマスキングテープで養生しておいて、
細いマイナスドライバーを上記の赤丸付近に突っ込んで、下側のケース部分の縁を外へ開くようにして、順に爪を外して行く。
ついでに完全にバラすと、
基盤の裏側は
私はさらに、
赤外線リピーターを取り付けて、その発光部をナビのモニター部の受光部近くにセットしてる。
私が買った製品は
こちら。
赤外線リピーターはリモコンから発せられた赤外線を受信して、その信号をケーブルで伝達して、リピーターの発光部から、本来の機器の受光部に向けて同じ赤外線信号を照射する。
特にモニター部をどこか見えない所?に設置する場合はそんなリピーターが必要だ。
赤外線リピーターの受光部はここに設置。極力、リモコンの近くにした。

↑もちろん、ハンドル操作で向きが変わると受信出来ないけど。
この受光部の位置にスマホのカメラのレンズを持って来ると、リモコンから向きを変えた赤外線が照射されてるのがわかる。
赤外線リピーターの発光部はここ。
下の方の奥まった所にある1DINスペースのAVIC-VH0999の受光部に向けてある。
クルーズスカウターの映り込み問題。
夜間、スカウターのカメラにナビの画面が映り込むのだ。
これを見た時は
「どうしよう」と思った。
一概に画面がオンダッシュになったからという問題では無いとは思う。
スカウターのカメラは正面中央のルームミラー裏当たりに付けてる。
フロントガラスの傾斜角度などで、またナビの取り付け位置によっては、
無改造のVH0999でも同様になるのではないか。
7インチナビ用のサンシェードをいろいろ試したが、どれも装着は困難。
それは画面上部が少し飛び出してる(まるで小さなヒサシ)なのが原因。
そんな中、唯一装着出来た製品はヤフオクで売ってた(新品)
ただ、傘が大きくて、運転席の斜め横からだと、画面の右端や、隣の5インチモニターの一部が見えにくい。

↑ナビの後方にあるセンタースピーカー(カロッツェリアTS-CH700A)が見えるように
画像は通常の運転席の視線より右上に寄ってる。
このサンシェードは折りたたみ式で、不要な時はドアポケットに入れておけるし、装着もさっと被せるだけ。後方がベルトでマジックテープで留める。
値段も1930円で送料無料とお手頃だった。
もう一つ、予備に買っておこうと思ってたら、もう無くなってた。
この製品はいつまで表示出来るか
こちら。
ただ、
この映り込みは、夜間、無灯火の時に気になるようだ。
スモールライトをつけた時点では以下のように、隣の5インチモニターの映り込みが気になるくらい。
そろそろ
「AVIC-VH0999のオンダッシュ化計画」は終了にしたいが、
番外編とでも言うべき、
苦労した裏話としては、配線の引き回しがある。
これは
「オンダッシュ化」とは関係無く、モニター部と本体を分離して設置する場合の苦労なのだ。
愛車の場合、センターコンソールの一番下にある唯一の1DINスペースに設置したモニター部と、
助手席下に後ろ向きに設置したナビ本体を接続するケーブル類は、標準のでは足らず、延長用が必要になるが、それがまた長過ぎるのだ。
取説には、ナビ本体をシート下に取り付けるときは、
別売のフリースペース電源配線キット「AD-F60」(6m)と
34/26ピンRGBケーブルセット「CD-RGB630」(3m/2.5m)が必要とあるので、
それらを購入せざるをえない。
電源のほうは必要な長さにカットして、ギボシで繋げばいいが、
やたら太いケーブルは長過ぎて、折り返して、どこかに収めなければならない。
その
ケーブル類の多くは、助手席側のサイドシルに沿って収納してる。

↑下の中央に見えてるのが助手席下のナビ本体。フロアに専用の固定具でネジ留めしてる。
後ろ向きでフロントパネルが傷付かないように薄緑色のマイクロファイバークロスをかけてる。
助手席の下と、足を置くスペースとの境の土手状になった盛り上がりの手前(上の画像で左側)に沿って、矢印のようにナビ本体の後側からの配線があり、本来ならば、前方(上の画像で右)へ配線が行けば済むのだが、そうすると、助手席の足先当たりで太く長い配線を収めきれないのだ。
それで、仕方なく、
反対の後部座席方面へ配線を伸ばして、折り返して来てるのだ。
ところが、ここの「内張り」を固定する為のピンの穴を確保しなければならない。

↑右端に見えてるグレーのが助手席の足元にあるECU。
茶色い銅線はスピーカーケーブル。運転席下に設置した
パワーアンプから左側のドアのスピーカーへ向かってる。
ピン穴だけで無く、シートベルトの固定ネジ穴も確保する必要がある。
内張りも余計な突起を切除し、ピンも不要な部分をカットしてスリム化。

↑盆栽道具の根切りを使用。
こうして、やっとの思いで、配線を収め、内張りをセットしたら、
もう
ここは二度と触りたくないと思われる。
続いて、オンダッシュ化とは関係無く、
AVIC-VH0999導入の課題などを書きたいと思う。
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Posted at
2021/03/11 05:45:24