
愛車の
エアコンのコンデンサのファンが回らなくなった。
つまり、家庭用のエアコンで言えば、室外機のファンが回らなくなったようなもの。これでは冷えるはずも無い。
ならばその
ファンモーターを交換すればいい。
以下は手持ちのCD-ROMによる電子パーツカタログの画像であるが、
EKシビックの全グレード共通のパーツ。価格は昔のもので、今は大抵、高くなってる。

80151-SR3-013 モーター, クーリングファン
この部品番号のモーターはもうメーカーにも無いらしい。
それで、どうしたのか、そのてん末を書いて行きたい。
後で、簡略化して「整備手帳」にも上げる予定。
長文なので、お急ぎの人は強調文字だけを読んで戴きたい。
車は走行中はファンの代わりに風圧を受けるので、たとえファンが回らなくても大丈夫?
でも、渋滞でのノロノロ運転や駐車中は風を受けないので、冷媒が熱交換を出来ずに、
エアコンが勝手にON/OFFを繰り返す。
冷えないだけで無く、エンジンの負荷が頻繁に変わる事で、
停車中なのにアイドリングが不安定になり、ドドッという比較的大きな振動を伴うので、「エッ、どうした?」と異常を感じる事になる。
それでエアコンを手動でOFFにするしかない。
この現象、実は4年前の2017年の時と同じ。
その時はてっきりエアコンのコンプレッサーが壊れた(壊れかけた)と思い込み、ディーラーに修理を依頼しても「電装屋」に回されるだけなので、直接そちらへ頼んだほうがいいとかネットで知って、あちこちに問い合わせていた。
そもそも、帰れる港ならぬ、頼れるディーラーが無い「難民」状態なので、車にトラブルが起きると困る。
かつて、エンジンを2度下ろしてオーバーホールするなど、車一台買えるくらいのお金を支払って来たディーラー系のショップは店長の道楽が高じてカスタム・バイク専門店になってしまったので、
頼れる信頼のおけるディーラーが無くなってしまったのだ。
26年前に愛車を新車で買ったディーラーは、売る時だけ愛想のいい最悪のショップだったので2年で縁を切ってるし。
それでも、マルチマチック(CVT)のオイル、HMMFの交換などで世話になって、印象が良かった綺麗でピットも大きなディーラーに持ち込むと、
なんと「エアコンのファンが回ってない」と言われて、10万以上かかると覚悟してたのが、2万3千円で治ると聞いて、その場でモーターの交換を依頼した。
それで治っていたはずなのに、今年の夏からまた同じ症状が。
新品のモーターに交換してるのに、たった4年でまた故障した?
文句も言いたくて、そのディーラーへ行くと、なんと、
今度は
「ラジエターのファンも回って無い」と言われて。
それは全く気付かなかった。よくそれでオーバーヒートしなかったなぁ。
まぁ、それだけ乗って無いという事か。親の介護で外出機会もめっきり減ってしまった近年。
それで、10月に
ラジエターのクーリングファンのモーターは新品に交換出来たのだが、
4年前にはあった
エアコンのコンデンサのファンモーターはもうメーカーに在庫が無いと言うのだ。
「どうすればいい?」と聞いても「どうしょうもない」というような顔をされる。「代わりになるモーターを捜して欲しい」と依頼するも、結局、いい返事はなかった。真剣に捜してるのか!
現状は、エアコンのファンは確かに回っておらず、
手で少し動かしてやると、回りだす有様。
仕方なく、まずは
ヤフオクで中古のファンとモーターのセットを購入した。
この中古のファンは卓上で
バッテリーにつないでやると、勢いよく回りだす。
これを愛車のモーターと交換すれば使える。
ただ、DCモーターはブラシが摩耗したりと劣化してくるので、
中古品を使えば、すぐ寿命になってまた動かなくなる可能性もある。
ともかく、まずは
愛車のコンデンサのファンを取り外さなければならない。
傷が付かないよう、社外エキマニにはゴムシートを、前方のバンパーなどには昔の着古したシャツをかけて養生して。
赤丸のボルトを外せば、U字のブラケットは簡単に取れる。
このボルト、片側だけ色が違う! ディーラーが交換したようだ。どうせなら両方替えてくれればいいのに。
さらに
緑丸のボルトを緩め、アースを外す。外す必要があるのは緑の矢印のケーブルのみ。他のケーブルはアーシングとグリルのナイトライダーLED用。
黄丸のクリップはコンデンサの「シュラウド」と呼ぶ外枠の内側から摘み出す必要があるので後から。
次は配線のカプラを外す。
バンパー側から見て
右の側面に3つのカプラがシュラウドに刺さってる。
外してしまえば、後からなら、どうなってるのかわかるのだが、

赤丸の3箇所にカプラが、黄丸にはケーブルの固定用クリップが刺さってる。
カプラはそれぞれ単に刺さってるのでは無く、
中の穴にピンが入って固定されてる。それはファンベルトに近いので、ちゃんと固定しておかなければならないからだろう。
1番上のカプラは下側にあるレバー(板)を内側(矢印方向)を押しながら、下へカプラを抜く。
カプラー同士の結合はそのままでいい。
2番目のカプラは見えてるレバー(板)を外(矢印方向)へ押しながら、上へ引き抜く。
この
2番目のカプラはモーターへの配線なので、カプラ同士の結合も外しておく。
ロックを外すレバーを押しながら、引き離す。

こういうロック解除のレバーは指先ではなかなか押せず、人間では無い爪を持った指を想定してるのかと思えてしまう。
一番下のカプラは撮影困難で、既に外してしまってるが、
同じ要領でレバーを内(矢印方向)へ押しながら上に引き抜く。
これらカプラを外す時のレバーの操作はそれぞれ内側へだったり外側へだったり、後からそれで合ってるのか不安になった。
もし間違ってたらごめん。引いてもダメなら押すで、いずれかを試して欲しい。
後はケーブルがクリップで留まってるので、それも外す。
私はクリップが外れずに切除してしまい、後で固定するのに苦労した。
ともかく、
手が入りにくい、見えにくい、こういう作業を繰り返してると、頭が変になりそう。
気が短い私はイライラの限界で苦痛でしかない。
この後、
4つの固定ボルトを外す。
向かって左側、ラジエター側の2個は比較的にアクセスしやすい。
↑10mmの6角で、ラチェットレンチを使って外す。
ここで、
緑の矢印のスポンジに注目。これはコンデンサファン用のパーツなのだが、既にボロボロなので後で外す。そして
3つあるシールの中で唯一、在庫があるもので交換したいのだが、はたして何の意味があるのか。
右側のボルトも一番上はまだ外しやすい。
問題は右側の下のボルト。上側のボルトは画像の左上の赤丸で既に外した跡。
下側のボルトは画像で右下の赤丸で、
すぐ下にある金属配管の先のボルトでは無いので要注意。これは外してはいけない。
この下側のボルトも画像のように10mmのラチェットレンチで外すが、ロングソケットのほうがいい。
これでやっと、シュラウドごと上へ引き出す事が出来る。自分で外すと理解出来るが、
シュラウドの下側にある丸いゴム足2つが車体側の丸穴に刺さっていて、
上側は最初に外したブラケットで丸いゴム2つを挟んで固定されてるだけ。
後は、上下の金属配管でぶら下がった網目状のコンデンサ本体と、4つのボルトで抱き合わせになってるのだ。
前に書いたボロボロになったスポンジ状のシールは簡単に取れて、クズが大量に出る始末だが、
残りカスがコンデンサの側面の管に付いていて、それを綺麗にするのに苦労した。

同じ所に貼り直すには、下地として綺麗にしておく必要があると思ったから。
しかし、
これは何の意味があるのか?
上側はコンデンサとシュラウドの間に隙間がハッキリとあり、そこを塞いでおくシールが必要だと思うのだが。
つまり、
ファンは網目のコンデンサごしに外の空気を吸引する掃除機みたいなもんで、隙間があるとそこから空気を吸ってしまって吸引力が低下する。
少なくとも停車中に効率よくコンデンサに風を送るには、シュラウドとコンデンサの隙間を無くす必要があるのはわかる。
しかし、このスポンジは前の画像を見てもわかるように、その役には立っていないのだ。
モーターは裏のカバーと一緒に3本のボルトで留まっていて、プラスドライバーで簡単に外れる。
また
モーターとファンも8mmの六角ナットで留まっていて、これもレンチで外す。
愛車から取り外したモーターと、ヤフオクの中古のモーターの比較

裏から見ると、
配線の出方が違う。
そして、4年前に新品に交換してる取り外した方が明らかに綺麗だ。
この時点で、
こんな汚い中古のモーターに交換する事に抵抗感が出て来た。
ファンも形状が少し違う。この時点ではこれが何を意味するのか理解してなかった。
ファンは中古の方が綺麗に見える。
中古のほうにツヤも感じられるのは、この時点でガラス系コーティング剤を塗っていたから。中古品に取り替えるつもりで。
両方のモーターとファンには互換性は無い。
それは
モーターの軸とファンの穴の大きさが違うから。

つまり、
中古のファンの穴は大きくて、取り外したモーターの軸を入れると隙間が出来てしまう。
一見、
まだ新しい取り外したモーターがなぜ、動作不良になってるのか。
そう思って、卓上でバッテリーにつないで、いじってると、
背面の
配線の出口を触ると、回り出したりする。回転中に配線を触ると、回転音が変調する。
どうやらこれが原因。ブラシの摩耗とかでは無く、
中の配線の接触不良的な。
ネジ留めされてれば、カバーを外したいが、周辺の厚さ1mmほどの鉄板を爪のように内に折り曲げて固定してある。

これをどうやってこじ開ける? 何かで引き起こそうにも、モーター本体の壁面が近くて、道具が入らないのだ。
取り外したモーター裏には
MITSUBAとメーカー名と型番が刻印されてる。
中古のモーターには汚れもあるが、何も表記されていないようだ。
ミツバのメーカーサイトを訪れ、「お問い合わせ」のページを見ると、各担当部署別の連絡先が掲載されてる。しかし、肝心の「四輪電装品」については、
購入時に車両等に装着されている当社製品に関しましては、要求事項等、各メーカーとの契約に基づき、開発、製造を行っております。
そのため当社としては、製品の販売やご質問に対する回答につきましては、差し控えさせていただいております。
製品の販売やご質問については、最寄りの販売店をご利用いただけますよう、お願い申し上げます。
と書かれていて、連絡先が無い。
それで仕方なく、「その他」の連絡先である総務!への「お問い合わせフォーム」から、このモーターの症状や交換品が無い現状を訴え、
何とか有償で修理出来ないものかと質問した。
月曜日の午前中に問い合わせて、木曜日の朝に返事が来た。
以下、原文を
----------------------
弊社ではメーカー様との契約上、「一般ユーザー様への販売、修理、交換などの個別対応はできない。」事となっており、修理はお断りさせて頂いております。
・1995年シビック用のファンモータPM5は記載して頂いた通り、生産はしていない状況です。
・なにか代替え品はないものか関係者に確認した結果、PM5の後継機種で代替えできるかもしれない製品がございました。
その製品はメーカー様からは正式に互換性があるといった事にはなっておりませんが、車両コネクタとの接合は問題なく、冷却性能、電流、回転数は同等となりますがラジオノイズは保証できません。
互換性がない理由はシュラウドという部品との組付け時にゴムグロメットというゴム部品が接触する可能性がある為と推測します。
また、お手元にあるファン(羽部分)は後継機種(モーター)に取りつかない為、後継機種をご使用頂く場合は以下4部品の購入が必要となります。
この様な状況な為、弊社としては後継機種のご使用について、取り付けおよび品質の保証はできない事となります。
弊社保証なしでも良いという事であれば、後継機種の以下4部品についてホンダ様部番をご紹介できるといった状況です。
・モーターが不調の原因については大変申し訳ありませんが、コメントは控えさせて頂きます。
----------------------
この時点では部品番号が表記されておらず、再度の問い合わせというか、保証が無くてもいいという了解が必要だったのか。
予め連絡先にあげておいた、私の携帯電話にも連絡してもらえたようだ。
ただ、その時に気付かず、また見知らぬ番号だったので、放置していた。
再度、連絡すると、やっと
後継機種の品番が提示された。
----------------------
以下に後継機種4部品のホンダ様部番をご連絡致します。
・モーター :80151-S04-0030
・ファン :38611-P8C-A010
・ワッシャー:90430-PAA-A010
・ナット :90041-PAA-A010
改めてのお願いとなり大変恐縮ではございますが、
弊社としては上記でご紹介致しました後継機種のご使用について、
誠に申し訳ございませんが、取り付けおよび品質などの保証ができません事
ご理解承りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
----------------------
さっそく、
この品番で検索するも、全くヒットしない。
どうしたものか。やがてふとした事から、
末尾の0を省くと、やっと出て来た。
もしや、これは。
これまで、電子パーツカタログでは自分の愛車の型式種別やフレームNo(車体番号)を入れて検索して来たが、それは冒頭の画像のとおり、
E-EK3等の 「EKシビック前期」のもので、GF-EK3等の
「EKシビック後期」で検索すると、上記の部品番号が出て来た。
後期型も全グレードで共通の部品番号。EK3もEK9も同じなのだ。
そして、
手元にある形状が少しずつ違うヤフオクの中古品は、解体屋が出品してたのか、搭載されてた車両の詳しい情報も表記されていて、それはまさに
2000年5月生産のGF-EK9-12048**
で、
EKシビック後期型の中古ファンだったのだ。
だから、
手元にある中古品で取り付けや動作の確認が出来て、
しかも、後期型の品番はまだメーカー在庫がある。
シュラウドも愛車から取り外した方が綺麗。
その
前期のシュラウドに後期のモーターやファンは問題無く取り付け出来る。
というか、
シュラウド自体は前期も後期も同じ部品番号で
80161-S04-000
EKシビックは前期と後期でバンパーやヘッドライト形状が少し違って、互換性は無いが、
エアコンのコンデンサのファンやモーターも少し違っている。
けど、その
ファンやモーターは互換性があるようだ。
しかもまだ販売されてる。
そんな情報はディーラーは知らないのだろうか。
古い車にそこまで気が回らず、教えてもくれないのか。
EKシビック前期モデルで、エアコンのコンデンサのモーターを交換するには、
以下の後期モデル用の4部品が必要になる。
80151-S04-003 モーター
38611-P8C-A01 ファン
90041-PAA-A01 ナット
90430-PAA-A01 ワッシャー
もうディーラーに頼むのは止めた。全て、モノタロウの通販で揃えた。

↑個別の価格は消費税別。
モーターはamazonでも売っていて、1100円も安かった。

↑なぜか、amazon内からはこの部品番号で検索出来ず、googleの検索で出てくる。
先に前期用のモーター80151-SR3-013もamazonで商品が出ていて、購入したのだが、1週間ほど待たされてから、「在庫が無い」と言って来たので。
おそらく、
商品リストに有っても、メーカーに発注をかけてから在庫が無いとなる事があるのだろう。
しかし、
逆に、モノタロウに無く、ディーラーでも無いと言われた、
純正のウォーターポンプはamazonで買えた。
かくして、新品のパーツ4部品が到着した。
新品のモーター裏の表記は刻印では無く印刷なので、中古品のは消えていたようだ。
新品のファンの表記は
モーターは手元に3つになってしまったが、
ナットとワッシャーは
前期モデルの愛車から取り外したナットにはセレートが入ってる。
部品名にも「ナット,
スペシャル 5MM」などと書かれてる。
そのサビ具合から、4年前にディーラーでモーターを交換した時は、ナットは交換せず、古いのをそのまま使ったのだろう。
画像のとおり、ナットはどちらも5mmだが、
ワッシャーは前期が7mmで後期は8mmと大きくなる。
サビが出るので、ステンレスのセレート付きナットも用意したが、純正品は高さが低い。ステンレスのナットを付けると、軸の部分が凹になってしまうので、
やっぱり純正品にしておく。
後期モデル用のナットは緩み防止剤が中に塗られてるようだ。
後は、
モーターのケーブルのコルゲートチューブを固定するクリップが古いのを流用出来ればいいが、新品をモノタロウで購入した。部品番号は
90659-PG6-000 クリップ
シュラウド自体はamazonで6,105円で売られてる。
80161-S04-000 シユラウドCOMP.,コンデンサーフアン
ただ、発注しても在庫が無いとなるかもしれない。
モノタロウでは「取り扱い終了」になってるから。
愛車から取り外したシュラウドには一部にサビも見られたので、
ソフト99の赤サビ転換防錆剤を全面に2度筆塗りしておいた。

これは愛車で多用していて、
こちら。
その
シュラウド固定用の下のマウントは交換したい。
愛車のはこんなふうで硬くなってるし、ヤフオクの中古品は、もうボロボロ。
この部品番号は
80177-SR3-003 マウント, コンデンサーロアー
はamazonで購入出来た。
さらに固定用のボルトも純正品は 93403-06035-04 ボルト 6×35
モノタロウで購入したが、一番下部でしずくが溜まるのかよくサビるみたいだから、ステンレスを用意した。
このM6×35mmのステンレスが無くて、モノタロウで
六角トリーマというバネ座金がセットになったのを購入し、ワッシャーはステンレスの手持ちのをセットした。
こうして下部のマウントは以下のように綺麗になった。
ここまで来たら、
上部のマウントのゴムも交換した。
80176-SR3-000 ラバー, コンデンサーマウンティング
これもモノタロウで購入出来た。
こうして組み付けが完了すると、
まるでもう新品!
モーターを裏のカバーと一緒に固定するボルトはM4×8mmで、本来はただのボルトだけなのを手持ちの
ステンレスのバネ座金とワッシャー付きに変更してる。
また、
ファンとモーターには硬化型のガラスコーティングを施工。 本来、塗ってすぐに拭き取りするのを、拭き取らずに厚くしてあるのでテカってる。
ついでに
上部のU字のブラケットも新品に交換。
80107-S04-000 ブラケットアッパーコンデンサー

↑これもamazonで買えて、今見ると「残り1点」957円。prime商品で翌日配達。
上の画像の袋にある「HND6 川崎」はamazonの倉庫のコードで、メーカー発注品では無く、amazonの在庫品なのだ。
これを新品に替えたら、
ラジエター側の汚いブラケットも交換したくなった。
これはamazonには無くて、モノタロウでは
74171-SP0-010 ブラケット, R, ラジエターマウンティング
で出て来たので買ってみた。
これは全く同じ型のもので、ゴムのブッシュも付属していて、
黒に塗装されていた。
これだけ黒いと変なので、
コンデンサ側のブラケットは自分で黒く塗装した。
ただ、手持ちのスプレー塗料がつや消しの黒だったので。
こうして、愛車にコンデンサーファンを取り付けると、
カプラなどは外すより取り付けの方がカチッとハマって手間要らず。
しかし、前述のとおり、
シュラウドの右側面の中央付近にあるケーブルの固定用のクリップを切除してしまったので、その固定に苦労した。
結局、結束バンドを2つ輪っかにして何とか済ませた。
上部のシュラウドとコンデンサーの隙間は何とかしたい。
またシュラウドを取り付ける時、
点線の赤丸付近を上の配管の金属部分で傷付けてしまう。
せっかく塗装したとしても台無しになるから、作業中は何かクッションを巻きけけておく必要がある。
↑この隙間から空気が流入すると、ファンによる吸引力が削がれる可能性がある。
純正品のシールはモノタロウやamazonでも出てこない。
それでホームセンターで売っていたスポンジシートを貼り付けた。裏のシールを剥がして貼り付けるだけ。純正品のスポンジという感じよりもっと高密度な材質。

同等と思える300✕30✕10mmの粘着剤付きのスポンジゴムは
こちら。
こうして取り付け完了で、上から見ても綺麗になった。
これで全てOK。
しばらく走らせた後、停車してアイドリング中のチェックをするも、
以前のようなエンジン回転の不安定は解消されてるのに、
何か妙な振動を感じる。
まさかと思ってボンネットを開けるも、コンデンサファンはちゃんと回ってる。
ところが、
10月にディーラーでラジエターファンが回ってないと指摘されて、モーターを新品に交換したばかりなのに、そのファンが回って無い!
いつまで経っても回らない。しばらく走った直後だから、回ってるはず。
これはもう、
サーモスイッチ等が原因か。
全くクソディーラーは当てにならない。いい加減にせいよ。
そろそろタイミングベルトの交換も考えて、パーツを用意してもらったのだが、
「ウォーターポンプはもう無い。ファンベルトは1本しかない」と言う。
どうするのか。
「ファンベルトはそのまま使うしか無い」と言う始末。
しかし、楽天で「EKシビック タイミングベルト交換」で検索すると、代わりのベルトもウォーターポンプも出てくるではないか。
と、こうしていろいろ書いてると、1ブログ3万文字の制限にかかってしまい、後から削るのに苦労させられる。