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2022年03月10日

AutoSee 3Dアラウンドビューの取り付け(1)

AutoSee 3Dアラウンドビューの取り付け(1) 前後左右の4つのカメラの映像を合成し、車の真上から見た映像を作り出す装置は、今は珍しくは無くて、新車の多くに取り付けられてる(オプションか?)

しかし、これは真上からだけでは無く、
車の任意の角度から見た映像を作り出す。
それはあたかも車外から誰かが撮影したような映像である。



私の愛車には、これまで、
MiCarBaブランドの3Dアラウンドビューを取り付けていた。
その記事はこちらから。
今回は、それをAutoSeeの3Dアラウンドビューに入れ替える。

そもそも愛車のシビックのようなコンパクトカーに、このようなカメラが必要なのかと言われるかもしれないが、
私は27年目になる旧車に可能な限りの最新のアイテムを取り付けたいのだ。
それを楽しんでると言うか。

ただ、近年は乗って走ってるよりも、こうした装置を取り付けるのに四苦八苦してる時間のほうがはるかに長いように感じる。
「これさえ完了すれば、気持ちよく乗れるのに」という思いが強くて。

この3Dアラウンドビューシステムは
AVMS =Around View Monitoring System と呼ばれていて、これは取り付けるのも大変だが、それだけでは済まず、車の周囲に専用シートを広げて「キャリブレーション」を行わなければならない。
本当に面倒なんだけど、その結果がまた、
なかなか満足の行くものにならないのだ。

特に私の車の場合は、
フロントカメラの位置が30cmと低く、左右のカメラが傾いてる。
フロントバンパーが飛び出していて、グリル付近だとカメラの視界の半分近くがバンパーになって、直前の映像が得られないし、フロントカメラは車の中心にないと、合成される車の3D画像がズレてしまうのだ。

それで、「地上高40cm以上」という指定に対して、
ナンバープレートの下の30cmという大変低い位置にフロントカメラを付けざるを得ない。
alt

またドアミラーの底面に水平な部分が無く、傾斜面に取り付けたカメラの画像は傾いてしまう。
alt

これらの悪条件からか、合成された映像は、
正面画像がハケで履いたように流れて、停車しててもフワフワと揺れる。
これを何とか改善出来ないものかと、カメラの角度を上げ下げしてキャリブレーションを何度も繰り返したが、結果は変わらなかった。

それが別のAVMSでも同じなのか、改善されないのか、期待と不安が募る。

また、これまでのMiCarBaのカメラで不満なのは、両サイドを同時に映し出す機能が無い事だ。
商品の箱の側面にはそれらしき映像があるし、
alt

「Display Setting」の「L&R Display」でそれが可能になるのではと思われるのだが。
取説16ページのその説明でも、
Left and Right Display at the same time:
"Open": when double flash is on, display 2D + left and right at the same time
とあり、ダブルフラッシュって、ハザードを2回点灯ではないかと思うのだけど、機能しない。

現在、「海の向こうの先進国」では、このAVMSは大変多くの商品があり、
何を選んだらいいのか、まずそれで迷ってしまう。
alt
↑トラックやバス、キャンピングカーにはそれようの製品がある。
 ドアミラーから後ろが長い車は、そこにサイドカメラを取り付けると、後方が映らないから。

今のトレンドは、ロータリースイッチで表示モードを切り替える製品のようだ。
多くの表示モードがあって、それを選ぶのに、ボタンのスイッチだと何回も押したり、行き過ぎたりして操作性が悪いので、ダイヤルを回す事ですばやく目的の表示に切り替えられるし、周囲をグルリと回して映す時にも便利なのだ。
このロータリースイッチは無線で、どこにでも設置出来るが、私はこれまでもステアリングスイッチを使ってきた。

基本、バック時と、ウィンカーを出した時に自動でそれぞれ適切な表示に切り替わるのだが、ギアを変えずに、またウィンカーを出さずに、手元でそれらの画像に切り替えられるように、
ステアリングに丸いリモコンを取り付けていた。
それは、全く別の製品の4つのカメラ映像入力を選択する為の無線スイッチで、これを改造して、指定のカメラに駆動電流を出力するのを利用して、3Dカメラを切り替えていたのだ。
alt

私が今回、選んだのは、最初の画像のように、
そんなステアリングリモコンが付いてる3D AVMSなのだ。
ロータリースイッチをステアリングに取り付けられればいいんだが、摘み易くするために高さが結構あって、ステアリング操作に邪魔になるし、ちょっと触れただけでリングが回り、映像が切り替わってしまうと思われた。
また、最後まで迷っていたロータリースイッチ付きの製品が「売り切れ」になってしまった事もある。現在の半導体不足で新たに作れないのだ。

今回の製品も、迷ってた製品も「姉妹機種」のようで、メニュー構成が同じだ。
これを選んだもう一つの理由は「View Adjust」にある。
それぞれの表示パターンで、その表示角度や視点を調整出来るのだ。

私はこれまでのMiCarBaの製品で、「前から見た表示」のモードを使っていた。
サイバーナビがクルーズスカウターで、前方カメラの映像にAR(=Augmented Reality:拡張現実)でルートを表示したり、先行車との距離を表示したりと、常にその前方カメラを表示する状態にしてるので、
専用のモニターで3Dアラウンドビューを常時表示する場合、
そのほとんどが前方カメラの映像を表示する事になり、同じように前方表示するモニターが2台になってしまうのを嫌ったからだ。
alt
↑MiCarBaでナンバープレートネジ穴に取り付けるカメラに改造してた頃。
高さは確保されてたが、かなり下向き。前方路面を映していた。

つまり、前方を映す映像では無く、前から見た映像を表示させたい。

同様に、バック時には、他のマルチビューカメラがほぼ真上から見下ろし、スマートミラーのリアカメラ映像もあるので、
後方を映す映像では無く、後方から見た映像を表示させたい。

MiCarBaにはそんな表示モードがあったから使っていたが、
他にそんな表示モードのあるAVMSはなかなか見当たらないのだ。
私は勝手に、このAutoSeeの製品の「View Adjust」で、そんな表示に変えられるのではないかと期待した。

実際、この製品の紹介ページのフロント画像は、車の後方の上から前方を表示し、
alt

バック時の画像は、車の前方の上から後方を表示するようになっていた。
alt

つまり、私の希望はこの前後の入れ替えになる。

実際、購入して卓上で「View Adjust」を試すと、
「Direction Y」で視点を車の後ろから前に大きく移動出来て、
alt

「Angle Z」で見る向きを回転させて、180度反転する事が出来た。
alt

以下は後日撮影した「View Adjust」のデモ動画である。


ただ、理想は整備工場のピットにあるような、前方上部にある鏡なんだけど、
「鏡像」にする事は出来ない。
だから、前方からの映像は左右が違っていて、錯覚を覚える。
これはMiCarBaの製品でも同じだった。

AutoSeeの製品も、他の後方を表示するモードでは「鏡像」になってる。
私が使いたい「3DView2」という表示モードは「鏡像」で無いのだ。

なお、このAutoSeeの製品は32車種の3Dモデルが選べるし、色も変更出来る。
車内のシートやステアリングなども映り、リアルなものだ。
この製品の販売ページはこちらから。
私が思案してるうちに「売り切れ」になったロータリースイッチ付きの姉妹機種はこちらから。
私が現在、感心のある製品はこちらから。

いずれも本体の箱の重量があって、航空便としての送料がかかる。
その箱の中にはキャリブレーション・シートの代わりに使う目盛り付きのガムテープのようなのがはいっていて、それがけっこう重い。
しかし、実際には後述の専用のキャリブレーションクロスを使ったほうがよくて、それはまた別売で、それはカサがあるので、やはり送料が高くつく。

製品の中には車の周囲を取り囲むような巨大なキャリブレーションシートを使うものがあり、それは風の影響を受けやすい屋外での設置は困難なので、やめておいたほうがいいと思う。
この製品は四隅の1mの■を使うだけなので、自作も出来そうだが。

いずれにしても、中国からの発送なので、早くて2週間、だいたい1ヶ月近くかかる。
コロナのせいで、航空便が減ってるので、それも影響してるのか。
短気な私は、いつも発注したら翌日に届くamazonでほとんどの製品や食品を買うので、この到着までの日数は胃が痛くなるほどストレスを感じる。

数多い製品の中から自分の車の3Dモデルがあれば理想だが、なかなか無いので、
近い形の車が選べるよう、多くの車種モデルがあるほうがいい。
中には1車種のみで、注文時に6パターンほどから選ぶように英文で書かれてるところもあるが、尋ねてもまともな返答が無かったりする。

AutoSeeは商品ページがしっかりしてるし、質問にも真摯に返答してくれる。
私は質問やレビューは全て英文でして、英文で返ってくる。もちろん、私は英語が堪能なわけでは無い。
このAliExpress(中国の最大手通販会社アリババの海外向け通販サイト)では商品のレビューも日本語訳されるが、それは酷いもので、何を言ってるのかサッパリわからない。原文をGoogleで翻訳したほうがずっとマシだ。だから、日本語で尋ねても、変な訳で通じないのでは無いかと思えて。
またレビューは日本語では投稿出来ないみたい。

この製品は愛車のトラブルなどで、取り付け完了が3月になってしまい、レビュー投稿しようとしたら、「期限切れ」になってしまったようだ。購入からレビューを上げるまでに期限があるのだ。
ここで買った他の製品には、詳しいレビューを英文で上げてるのだが。

多くの製品の販売者の中には、まるで転売屋ではないかと思えるレベルのものもあり、そこに何を尋ねてもダメ。
まぁ、Amazon内のMiCarBaもそれに近い印象で、技術的な質問にはまるで対応出来なかった。

製品の紹介に終わってしまったが、この後、いつものように後方に順に表示されるよう、
これより過去の日付で、取り付けの続きを書いて行く。


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Posted at 2022/03/19 21:31:05

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