寒中見舞いの葉書と共に、案内が届いた。
自分の車をもう10数年間、診てもらってるカーショップからの
移転案内だった。
そして、これからは
カスタムバイクショップしてやっていくというもの。
もともとは地元でのファミリー経営のホンダのディーラーの1店舗だった。
ショールームや工場など、何店舗かあるうちの一つだけど、そこは敷地が広く、ピットと店舗の建物がある新しい店だった。
店長(経営者の息子)以外のスタッフ(整備士)は1~2名で、その入れ替わりもあった。
2006年のエンジンオーバーホールの頃は、若い整備士が私の車を担当してくれた。
その頃から、敷地内にバイク工房を作り、店長はもっぱらカスタムバイクにかかってた。
私のEK3シビックに、EK9の純正マフラーを取り付けた時(整備手帳参照)には、バイクに使うステンレス溶接機が活躍した。
しかし、3年ほど前だったか、店長が独立し、この広いショップを一人で切り盛りするようになった。
前述の若い整備士は本店に移動し、私もそちらでフロントやリアのカメラを取り付けてもらったりしたけど、彼はピットの無い本店ではオイル交換程度の仕事しか出来ないと、1年ほどで外車専門のショップへ転職してしまった。
彼は私の車も診るから来て下さいと言ってたけど、そんな高級外車ばかりが並ぶショップは敷居が高くて行けない。
それ以降は店長だけのショップで診てもらってたのだけど、車用のピットにもバイクが並んでいたりして、車はバイクの片手間のような印象だった。
それでも、店長は私の車の事を一番よく知ってくれてる人だし、私もこの店だけでも新車一台が十分買えるお金を、このEKシビックに使ってきた。
店長一人になってからも、HIDヘッドライトをベロフのスパークホワイトからGIGAのパーフェクトスカイに、さらにCATZのアズーリホワイトへの交換や、IPFのHIDフォグも取り付けてもらった。
1年前の車検時には、5GIGENのエキマニの取り付けや、触媒の交換、結晶塗装のヘッドカバーの取り付けなどを依頼してた。
昨年の12月1日に12ヶ月点検をして、12日にはハンドルの向きを再調整してもらったのが最後だった。
その時には移転の話しは全く聞いてなかったのだが。
さっそく電話してみると、もう新店舗に移転していて、依頼があれば車も診るけど、リフトがない。
オイル交換や車検はすると言うけど、それ以上の事になると、信頼のおけるところへ出すというではないか。
それではねぇ。
元のショップは、ファミリー経営のディーラーに戻るのかと思ったら、すでに中古車展示場になってるらしい。
私にとっては、かかりつけ医が、突然、小児科専門になったようなもの。(あるいは産婦人科とか)
新たなショップを捜すしかないのかなぁ。
以下は後日、寄ってみた、10数年間世話になったショップ跡。
まだ看板とかはそのままだ。

もうここにも入る事がないのかと思うと灌漑深い。
裏側に回ってみると、敷地いっぱいに車が。
同じ車種が多い。話しに聞いた中古車展示場とは違うみたいな。
ちなみに、私のEKシビックを1995年12月に新車で買ったディーラーは別で、そこは2年ほどで付き合いを止めてる。
以下は、私のEKシビックを買ったショップの話し。
そこは車を買う時だけいい顔をして、アフターサービスがなってない。客を客とも思わないような態度だった。
例えば、車を買って間もなく、助手席側のパワーウィンドウが動作しないと見てもらいに行くと、運転席側の誤操作防止用のスイッチがOFFになっていた。
その時の店側の対応ときたら、全く小バカにしたような態度。
それは店長(=経営者)と思える年配の男性だった。
ピットの整備士達は、真面目な対応だったと記憶してるけど、経営者がひどい。
新車時からポリマー加工してたけど、購入一年未満だったか、ガレージの門扉で、フェンダーを擦ってしまって、そのディーラーに依頼して、板金塗装と、その部分だけのポリマー再処理をしてもらって、返って来たら、
なんと、塗装した箇所がペーパーをかけたような無数の線傷が入ってる。
荒いペーパー処理の上からクリアーを塗装した?
電話でクレームを言うと、私に車を売りつけた経営者の息子が凄い形相でやって来て「どこが」と言う。
しかし、現物を見たら、全く異論の余地なく、再塗装となったけど、大変気分が悪かった。
またヘッドライトの明るさや白さには当初からこだわっていて、明るいバルブに交換してもらったところ、2ヶ月ほどで片側が切れてしまった。
それでお金を出して、両側を再交換してもらったのだが、どうにも前のに比べて黄色い。つまり、ケルビン数が低くなってる。
それを言いに行くと、「前のと同じだ」と言う。ならば、交換した前のバルブを見せてくれと言うと、
「明るいのを取り寄せればええんやろ」とそこの女将ならぬ、経営者の妻?実質、店を取り仕切ってるお婆さんが逆切れ。
客に対する言葉使いか。
もうこの時点で「二度とここへは来るものか」と思った。
ホンダのディーラーって、こんな家族経営の有限会社の街の車屋が多い。
他にも2件、市内のディーラーに当たってみたけど、どこも
ホントに酷いものだった。
だから、今日までの10数年間、お世話になったところは、やっと行き着いた感じのショップだったので、長く付き合ってはきたんだけど。
もうホンダのディーラーはやめて、車全般を見てくれるショップを捜すしかない。
Posted at 2012/01/29 16:56:12 | |
トラックバック(0) |
愛車 | クルマ