
晴れ。日差しは強いが、カラッとした気候で、日陰では涼しさも感じられる。
朝は4時頃と、6時頃に、認知症の母がトイレへ行くので、見に行く。
私も早くから起きてるので、もう少しと横にって、起きたのは8時前だった。
もう日差しが照りつける中、慌てて盆栽などに水やり。
ミニトマトには液体肥料のハイポネックス500倍、盆栽や菊には1000倍、デンドロデューム、孔雀サボテンなどには2000倍を潅水する。
こうした液体の化学肥料は、濃度を厳守した上で、週に1回位、潅水してる。
8時半頃から朝食の準備。遅くなったので、今朝の果物は、梨を剥かずにグレープフルーツを2つ切りにするだけにした。スプーンを突き刺して、食べるつもり。
母はそれが苦手で、結局、私がスプーンで母の分の果肉を取り出して皿に入れておき、食べさせるのだが。
母用のコーヒー牛乳、お湯を入れるだけのコーンクリームスープなどを用意してから、母を起こしに行く。
母は布団に入ったまま、テレビを見てる。昨夜から窓は網戸にしたままなので、朝の日差しも入ってるのだが。
パジャマを脱がせ、オムツパンツも替える。が、いつものように、
パンツを完全に裏返しにしてしまう。
その汚れた「内側を触るな」と繰り返し言って、両脇を持って振って、元に戻させようとするのだが、母は
平気で汚れた内側を触ろうとする。
オムツパンツは毎朝、交換してるが、既に黄色くなり、後ろの方にはウンチも少し付いて、凄く臭い。
結局、裏返しのまま、畳の上に放り出してしまい、私が元に戻して、処分する事になる。
母はパンツを脱いだままの、
下半身裸のままでトイレへ入れさせる。
そしてウォシュレットでお尻を入念に洗わせる。私が厚く取ったトイレットペーパーで拭いたら、母はパンツを上げようとして、パンツが無い事に気づく!
「私のパンツ、どこ行ったんやろ」
気にするのを、そのままトイレから出して、隣の洗面所で手をソープで洗わせる。
そのまま和室の母の部屋へ連れて行き、そこでやっと新しいオムツパンツを履かせ、それからズボンや上着を着させる。
朝食後、
母の布団を干す。
母のいる和室と縁側の間の障子は閉めてるし、窓の外にヨシズを立てかけてるので、干した布団は母の部屋から見えにくいが、現時点では外の布団を気にしたり、取り入れようとしたりしないので助かる。
以前のように、干してる洗濯物や、布団を見ると、出て行って、いじったり、すぐに取り入れようとしないのは、それだけボケが進んだのか。ずっとそういう事をしてないから、掃除や洗濯を全く意識しなくなったように、それが習慣付いて、昔、自分がしてた事は、もう忘れてくれてるのか。
ともかく今の母は
何もしないでいてくれるのが、私に取って一番助かるのだ。
母の部屋の中の温度が上がってきたので、昼前からエアコンを入れる。28度の設定で。
またスポーツドリンクを小さなコップに入れて、飲ませる。
午後2時頃に、生協で取ったワッフル4個セットのうち、2個を食べさせる。お茶と一緒に。

残りの2個は明日に。と言いたいが、明日はディサービスなので、明後日に。
ところが、これの賞味期限は3日で、1日超過する事になる。
私は朝食後、夕食まで、水やお茶以外は何も口にしない。
夕方4時頃、母の布団を取り入れてる最中に、母がトイレへ。
慌てて見に行くと、ポチャン、ポチャンの音。
ウンチしたようだ。
私が「ウンチしたんか」と尋ねても、母は「オシッコだけや」
それでもウォシュレットでお尻を洗わせる。私が厚く取った紙で拭かせるのに、立ち上がると、やっぱりウンチしてる。
昨日は早朝で、今日は夕方。およそ1日に1回はしてるが、時間がまるで一定では無く、24時間経過したからと、トイレに入った時に「ウンチしておけ」と言っても、まず出ない。
その時の気分次第というのか、いつするか本当にわからない。
しても、自分でウォシュレットで洗ってくれたらいいのだが、わずかな紙片で拭いて、手に付けてしまうか、ウンチした事も忘れて、お尻は拭かずに、パンツに付けてしまうので困る。
今日も夕食の支度は6時半頃からだったか。もう薄暗くなってから。
今晩はギョウザ。冷凍物で、油も敷かずに焼けるタイプ。12個入りで、私が6個、母が5個、残る1個は父の仏壇に。父は魚が大嫌いだったので、肉類の時だけ一緒に供えるようにしてる。
ギョウザを焼く前に、ナス3本を輪切りにして、フライパンで蓋をして蒸し焼く。そして汁物の3倍つゆをそのままかけておく。
揚げダシ豆腐は、レンジで暖めるのだが、自動で加熱したために、表面のが垂れてしまい、ただの堅めの豆腐と、油っこい衣?みたいのが分離してしまった。添付のダシをかけるのだが、イマイチだった。
いつもの汁物は味噌汁で、マイタケ、エノキ、ほうれん草、豆腐、卵1個。
ほうれん草はかなりの量を入れてる。
ミニトマトは買ったもので、母の分は湯通しして、皮を剥いてある。
私は他にモヤシを1袋、汁物の3倍つゆをかけて、ラップしてレンジでチンして食べる。
ナスも3個-4切れで多いが、これは焼いた直後につい、つまみ食いしてしまう。
母はギョウザは食べるが、皮に焦げ目が入ったところは、「堅い」と口から出してくる。
揚げだし豆腐も食べた。どうせ豆腐は食べないだろうと、少なくしたのだが。
ナスは「食べろ」と言わないと食べない。4切れを食べさせるのがやっと。
トマトは赤いのが気になって、「コレなんや」と1個ずつ言っては口にする。
最後に残るのは、いつも汁物。必ず、ほうれん草を卵でとじたようになった部分から「これを食べろ」とうるさく言って食べさせる。
残りの豆腐やマイタケも、何度も何度も「食べろ」と言って、ようやく食べる。
結果的には、何も残さずに食べたけど。
食事が終わり、食器を洗ったら、もう9時過ぎだった。
今晩も母の部屋は網戸にしたまま、扇風機をリズム風にしておく。エアコンは無し。