
晴れ。快晴と言っていいだろう。
朝夕は肌寒いけど、昼間は日射も強烈で、真夏並みに暑い。が、湿度は低く感じる。
夜はいつものように、ブログを書きかけて、そのままうたた寝してしまう。
目が覚めたら4時過ぎだったか。洗濯機には、昨夜回して洗い終わった、母の洗濯物が入ったまま。
それを室内に干して、夕食の食器も洗って伏せたままのなので片付ける。
ここで、認知症の母が起きて来て、トイレへ。すぐに見に行く。
そして必ず
「もっと後ろへ座れ」と言って、座り直させる。そうでないと、前に浅く座って、オシッコを便器の外へこぼしてしまうから。
トイレから出たら、入念に手を洗わせる。
母が部屋へ戻ってから、スポーツドリンクを温めて飲ませる。もう明け方だから、水でなくても、少々糖分が入っててもいいだろうと。
私は台所で前日の新聞に目を通す。新聞も次の日のが来る頃に、ようやく前日のを見てる。
朝日新聞で、節約のため、朝刊しか取って無い。
5時を過ぎて、外が白んでくる。
それで、ゴミを出しに行く。月に一度の「その他のプラスティック」と乾電池など。
この後、2階へ上がって、ブログの続きを書きかけるが、パソコンに向かうと睡魔が襲ってくる。
それで、また少しうたた寝。
目が覚めたのは7時半。
1階のトイレへ入る。祈るような気持ちで「ウンチしてませんように」
が、願いは虚しく、便器にはウンチが擦り落ちた跡。チキショー。
しかも、拭いたと思える紙が、後方の便座の上に「置いて」ある。
その紙をどう処理していいか、わからなくなったのだろう。
いつも、拭いた紙を「捨てろ」「そこへ捨てろ」「早く捨てんかい」と私が怒鳴るのだが、
母は「ここへ捨てるんか」とか「もったいない」とか言って、戸惑うようだ。
それでも、たまに拭いた紙を丸めて、ポケットに入れてる事もあるけど、たいていは便器の中に捨ててる。
そうして、いつもは出来てる、してる事が、
ある瞬間に出来ない、わからなくなるのが認知症だ。
まず、トイレの中と、トイレから出て、母が触ったと思える箇所を全て、アルコールティッシュで拭きまくる。
周囲から攻めて、最後は本丸の、不潔の根源。
バイキンマンの母だ。
母は部屋で、布団に入って、テレビを見ていた。
母の右手の指を検査。案の定、
指にウンチが付いてる!
それも複数の指に。トイレットペーパーの紙片も指先に張り付いたままだ。一切、手は洗ってない証。
アルコールティッシュを何枚も使って、指先を拭くが、何度拭いても、ティッシュが茶色になって来る。肌に付いたウンチが乾くと、なかなか取れない。って知ってるだろうか。
ある程度、拭いてから、洗面所へ連れて行き、泡で出るハンドソープで、手を入念に洗わせる。
特に右手の指は何度も擦らせ、爪も立てて、反対の手の平で揉ませる。
幸い、指の爪は、足の爪と共に、木曜日の夜に切ってやってる。
指の爪が伸びてると、その中にウンチが入って取れなくなるのだ。
それからトイレへ入らせて、ウォシュレットでお尻を洗わせる。
トイレから出たら、またハンドソープで手を入念に洗わせる。
こうして指にウンチを付けた状態で、パジャマとか触ってる。
布団の上に置いてた、朝に着るズボンも、ご丁寧にハンガーにかけてる。
そうしたもの、全てにウンチが付いてるように思えてくる。
ハンガーはアルコールティッシュで拭く。付けてるテレビのスイッチも。
もうズボンもパジャマもシャツも洗濯する事にする。前日のディサービスの日に全て洗ったばかりだが。
母の服を脱がせて、オムツパンツも交換する。いつも真っ黄色になって、重くなってる。それだけオシッコを吸ってるのだ。
さらに
布団のシーツも洗濯することに。夏のクール敷きパッドを外してから、そのままだったから。
少しでも早く乾かせる為、服やパジャマより先にシーツを洗濯機にかける。
そして、布団を外に干すために、まず、盆栽を露天の棚から軒下の棚に移動して、ヨシズをかけておく。
ヨシズを動かすと、ホコリが落ちてくるから。近くに布団を干せないのだ。
折りたたみの竿を出して、それをアルコールティッシュで拭きまくる。その上に布団を干す。
以下は8月に撮影して掲載した写真で、布団干しのイメージとして。
西隣なんか、沢山の布団を、道路に面したブロックの上のフェンスにかけて干してるけど、あれってすごく汚れてるんじゃない? 垂らした布団はブロックにもかかってるし。他人ごとながら気になってしまう。
この間、母には、自分の部屋でテレビを見させておく。朝食はまだだけど、別に何も言わない。
私はそれから、梨を剥いたり、朝食の支度。スーパーで買った巨大な梨が、最後の一つだった。
準備が出来たところで、シーツの洗濯が終了したので、それを東側の物干し竿に干す。
そして、母が今朝脱いだ服や、パジャマを洗濯機にかける。
それから、母を呼んで、朝食。10時半を過ぎていた。
今日はもう母がウンチしたから、一日安心。
なんて言ってると甘い。
午後3時頃、母がトイレへ。戸を開けると警報が鳴るようにしてるから。
てっきりオシッコだけと思っていたけど、紙は私が取って渡した。オシッコを拭くには十分の厚みにして。
ところが、母は股間の前から手を後ろの方までやって、お尻を拭く。
オシッコとばかり思ってるから「お尻なんか拭かんでよい」と言いながら、便器を覗くと、またしてもウンチしていた。
今日、
2度目のウンチだ。
また指につけたか!私が厚めに紙を取ってので、セーフのようだ。とりあえず、トイレクイックルで母の右手の指を拭いておく。
そしてウォシュレットでお尻を洗わせる。外へ出たら、ハンドソープで手を入念に洗わせる。
この後、外で干してる布団に、洗って乾いたシーツをセット。
その状態で、シーツごと、もう少し陽に当てる。
3時を過ぎると、空中湿度が高くなってくるとかテレビでやっていたが。
4時頃になって、布団を取り入れる。敷布団も掛け布団もシーツをあらって、干して、綺麗さっぱりしたけど、母はそれをわかるだろうか。わからんだろうな。
すぐまた汚すかもわからんし。
暗くなって来てから、前日のブログを書き上げようとして、夕食はまた遅くなってしまった。
支度にかかったのは7時前だったか。
しかも今日は、スーパーで買ってきた
鳥の腿肉を焼く。チリメンジャコも一緒に使ってしまいたいし。
手抜きして、他の簡単に出来る食事には出来ない。
レタスを1個、バラして、ノンオイルの青シソドレッシングでしんなりさせる。
レタスは一番外の葉は、スーパーで捨てて来た。外側の広がった葉がそのままで、みんなその場で設置された容器に捨ててたから。
それでも、残る表面の葉は水で洗う。結球がしっかりしてる内部はそのまま洗わない。
ある程度、小さくしておいて、ボールに入れて、ドレッシングをかけて、間を置きながら、何度も混ぜてるとしんなりとしてくる。今回はドレッシングの残りが少なく、全部使い切って、足らないかと思ったが、それでちょうどよかった。辛くも無く、いい味に出来た。
ミニトマトは買って来たもので、母の分だけ、湯通しして皮を剥く。
チリメンジャコはハチミツ黒酢をかける。
いつもの汁物はマイタケ、エノキ、豆腐、ほうれん草。その上から、溶いた卵1個をかけて、とじる。
そしてメインの鶏肉。これは若鶏腿肉で2切れがパックされていて560円。何グラムだっか、今になって調べようとしたけど、もうそれはラップに貼られていて、生ゴミとして捨ててしまってる。
2つの肉に大きさの差があって、それを承知で買ってる。小さ目の方を母用に。
フライパンに乗せると、やたらくっつく。後から少しサラダオイルを入れる。コレステロールを下げる、日清のヘルシーコレステを。
しかし、焼いてると、肉から結構な油が出てくる。厚みがある肉なので、裏返しながら焼くが、やっぱりくっつく。
最近は魚を焼く時も、ひっつかないアルミホイルを敷いて焼いてる。クックパーをよく使ってたけど、今は生協ブランドの。しかし、今回のように肉をよく焼くには、アルミは不向きかと思って。
味付けは塩コショウ。塩とコショウが一緒になったもので。
最後には、油で揚げてるみたいに、油が多く出た。
出来てから、肉の一切れと一緒に、先に父の仏壇にご飯とお茶を供え、それから母の布団をサッと敷いてしまう。
母はずっとテレビを見てる。
食事の支度の途中、母がトイレの戸を開けて、警報音が鳴ったけど、入ってオシッコするとかいうわけではないのだ。
この後、ご飯をよそって、汁物を椀に入れて、それから母を呼んで、手を洗わせてから食卓へ連れて来て、その後、鶏肉を一口サイズに箸でバラして皿に盛る。
私のはそのまま丸ごと。
レタスは母はいつも食べない。口に入れても、しがんで出してきたりする。
それで、多くは入れてない。私はレタスが多いが、さらにモヤシもいつもより100g増量の300gを、汁物のつゆの原液をかけて、ラップしてレンジでチンして食べる。これは、予定外で、後から作った。
私は汁物のマイタケ、エノキ、ほうれん草も含め、先に全ての野菜類を食べてから、さらに医者からもらってるコレステロールを吸着するコレバイン2個を飲んでから、まるで体に悪いものを食べるかのように鶏肉を食べた。直前までフライパンに乗せておいて。
私は皮も食べる。これは油が多いけど、やっぱり美味しい。この肉は量もたっぷりで、
久々に肉を食べたという満足感。
この後すぐ、DHCの食物繊維のスティックも1本飲んでおいた。
さらに納豆も小さなカップ入りのを2つ、ご飯と食べた。
母も鶏肉は食べたし、汁物の具のマイタケやほうれん草、豆腐もなんとか食べさせた。
最後まで残したレタスも、「食べろ」とうるさく言って、全部食べた。
夕食が終わって、食器を洗ったら、もう10時だった。
母に歯磨きさせて、トイレへ行かせて、パジャマに着替えたら、もう10時半に近かった。