
晴れ。快晴に近いかも。日差しが強く、風も強い。湿度が低く、カラッとしてる。
今日は認知症の母がディサービスの日なので、早めの6時40分に目覚ましで起きる。
同時に、階下で母がトイレに入ってる気配なので、慌てて降りて行くと、母はトイレの中で、既にパンツもパジャマのズボンも上げてる。
が、
臭い。便器を覗き込むと、ウンチしてるではないか。昨日はしてなかったから、いつするかわからない状況だった。
まず右手の指先を検査。付いてはいないようだ。念の為、アルコールティッシュで指を拭いてから、パジャマのズボンやパンツを下ろして、「そこに座れ」と言うのだが、理解しない。
「こんなとこ座ったらハマる」と言って、普段はしない便器の蓋を下ろそうとする。
なんとか便座に座らせて、ウォシュレットでお尻を洗わせる。操作は勿論、私がする。
我が家では、この三重県へ22年前に越して来て以来、温水便座のトイレだった。
だから、母もずっと、ウォシュレットを使ってきたのだ。
その温水便座は、20年間故障もせずに使えて来たけど、古いものなので、着座センサーが無かった。
認知症になった母は、2年前、便座のシャワーを出したまま立ち上がったのか、座ってもいないのにスイッチを押したのか、水が止まらず、焦って、水の出口である
ノズルを引き抜いてしまったのだ。
抜いたノズルは、横の大きな操作パネルの上に置かれていた。
このノズルがないと、ジョロジョロと水が出るだけで、全くお尻まで届かない。
ノズルは簡単にハメる事も出来ず、メーカーに修理に来てもらった。4千円取られた。
が、後日、母はまた同じ事をしたのだ。今度はもう座ってないとシャワーが出ない、最新の温水便座に買い換えた。
それ以降、新しい操作パネルなって、母はなかなか使えなかった。
紙に書いてパネルに貼り付けたり、トイレのドアの内側に貼り紙をしたり。
母はトイレに入ると、たとえオシッコでもドアの内側の貼り紙を見て、
「ウンチをしたら、右側にあるボタンを押して、お尻を洗うこと」と、毎回、声に出してそれを読んていた。が、最後に決まって「何の事やろ。わからへんわ」とも言ってた。
以前の操作パネルは横に大きく張り出してたけど、今のは便座に沿うような細長いパネルで、母の大きなお尻の影になってしまい、目線が届きにくいようだ。
それでも、うまく自分で操作する事もあったけど、やがてトイレのドアは開けたまま用を足すようにもなり、ドアの貼り紙も役に立たず、いつしか全く自分で使う事は無くなったのだ。
今日は、母をディサービスに送り出してから、最初の画像のように、洗面所の鏡の右手にある、母用の歯ブラシ立ての前に、小物を入れるようなスペースがあり、
そこに
ティッシュを丸めたようなものがあるのに気付いた。
なんだろうと手に取ってみると、何かをティッシュで包んである。中から黒いものがチラチラと透けて見えてる。
そしてなんか臭い。鼻に近づけてみると、これは明らかにあの匂い。そうウンチだ。
なんじゃこりゃあ~。
想像するに、母がトイレでウンチを拭いたトイレットペーパーをそのまま持ち出して、それをティッシュで包んで、ここに置いたのだ。
トイレはすぐ隣で、トイレのドアと洗面所のドアが柱を挟んで、直角に接してるような状態だから。
そして、この時期、洗面所へのドアは開けっ放しにしてるので、トイレから出たら、この洗面所はすぐ目の前なのだ。
母はよく物をティッシュで包む。そして、オシッコして拭いたトイレットペーパーも手に握りしめたまま、なかなか捨てようとせず、時にはそれをスボンのポケットに入れてる事もある。
あろう事か、ウンチを拭いた紙を、そのようにしたのだろう。
このほぼ真下には、ゴミ箱もあるというのに、歯ブラシの脇にウンチが付いたものを置くとは、さすがはバイキンマンの母だ。
しかし、いつだ。このところ、ウンチをしても、トイレから出る前に確保してる。
ウンチをして、そのまま部屋へ行き、手にもウンチを付けてたのは9月28日だった。
その時からここにあったのだろうか。
なお、問題の紙はすぐに捨てたので、画像のは再現して撮影する為に置いたものだ。
この中をアルコールティッシュで何度も拭きまくった。もっと他にも付いてるのではないか、汚い手で触ってるのではないか、どこに置こうか試行錯誤して、他にも一時的に試し置きしてないだろうか。
周辺もアルコールティッシュで拭きまくった。
今日も日射が強いので、盆栽は全て軒下の棚へ移動させて、前にヨシズをしておく。
いつまで、この移動を続けなければならないのか。
私は午後3時半頃からシャワーをして、洗髪もしておく。母がいないうちに。
しかし、母がディサービスから帰宅する間際までかかり、いつものように慌ただしい。
夕食は冷凍物でレンジでチンするだけの春巻。
これだけでは少ないかと思い、ホタテ風味の磯辺焼き。これも冷凍物でレンジでチンするだけ。
これは白身の魚を練って、カニカマボコのように繊維状にして、ホタテの貝柱風の食感にしてある。これに青ノリの入った衣で揚げてあるようだ。
昆布豆は生協で取ったもので、大豆と昆布が炊いてある。これはちょっと甘過ぎる味付けだ。
いつもの汁物はマイタケ、エノキ、豆腐、ほうれん草、溶いた卵1個でとじる。
私はモヤシ1袋を汁物のつゆの原液ををかけて、ラップしてレンジでチン。
小さなカップの納豆も食べた。
春巻は6本セットで、3本ずつにすべきか思案した。
しかし、同じだと、母は施設で昼食も食べてるし、私よりも摂取カロリーが多い事になる。
それで、2対4にした。磯辺焼きも2対4に。
いずれにしても、油っぽい。医者からもらってるコレステロールを吸着するコレバインを飲み、DHCの食物繊維のスティックも飲んで置いた。医者
母は例によって、汁物の具を食べようとしない。
うるさく「食べろ」と繰り返し、なんとか食べさせたけど。