
晴れ時々曇り。
朝、私が盆栽などに水やりをしていて、多くのカマキリを発見し、撮影したり、餌を与えたりしてる(別カテゴリで)間に、認知症の母が部屋から出て来てトイレへ行く。
たまたま、玄関内に入った私が気づいて、すぐに見に行くと、
母は便座に座った状態で、
母は「ここでウンチしてええんか」
私は「そこでしろ。他にするところは無い」
母は「お金要るんやろ」
私は「ウンチするのにお金は要らん」
母がウンチしたようなので、私がウォシュレットを操作して、お尻を洗わせて、トイレから出たら、手を洗剤で洗わせる。
この時点でもう9時半頃だったか。
遅くなった朝食時、母は、いつもならテレビの中のキャスターと目線が合うと、決まって
「何かもらえる思ってるんや」とか、
「そのうち、食べるもんください言うてくるで」と、
自分が食べてるものを取られると思って、警戒するようだ。
しかし、今日は珍しく、自分が食べてるメロンパンをテレビの中の人に向かって差し出して、
「これ食べえ、あげるわ」と。
撮影しようとした時には、画面は変わってしまったが、テレビではジャパネットたかたのテレショップをやっていて、今日は高田社長が一人で商品を売っていた。
母はあの人の顔や、甲高い声が気に入ったのだろうか。
画像には映ってないが、リンゴも剥いて切ってある。
また窓は北側であるが、外が明るく、逆光気味で、画像を補正して、かろうじて映ってる。
この台所のテレビもブラウン管である。これはかつて、2階の親の寝室で、亡き父が枕元で見ていたテレビ。
2階の一番広い8畳の洋間には、誰も使わなくなった親の大きな高級そうなベッドが2つ置いたままだ。
私の部屋のは通販で買ったのだったか、見るからに安っぽい小型のベッドだけど。
他にも映る、もっと大きなブラウン管テレビがあったが、安く回収するという業者が回って来た時に、映らなくなった私の部屋のSONYの27型のプロフィールと共に、確か1台当たり2500円で、3台を持ち帰ってもらった。
当地は団地内が全てケーブルテレビで、アナログ放送終了後も、デジアナ変換でアナログテレビが映る事を後に知った。この事は回覧等でも全く知らされてなかった。他所のケーブルテレビがそんな噂を聞いて、私が当地のケーブル会社に電話で確かめて知った。
それで、地デジのテレビを買うとか、チューナーを買うとか、対応をまるでしなかったのだ。
それだったら、もっと大きな映るブラウン管テレビを残しておけばよかった。
我が家では地デジのテレビは私の部屋の地デジ対応パソコンだけである。
ケーブルテレビのデジアナ変換は2015年までらしいけど。
午後3時前、母にはスポーツドリンクを暖めたのと、イチゴ入りのヨーグルトを食べさせた。
今日も夕食の支度は遅くなり、6時半頃からだったか。
サンマの蒲焼。378円。サンマを開いて切ってあるもので、骨も無いみたい。この冷凍物をそのままフライパンで焼いて、添付のタレをからめる。甘辛いというより、甘い。
母の分は、タレをからめる前に皮を取ってある。冷凍されてるので焼きながら皮を取るのは面倒だ。
皮を取る時に、剥きやすいように母の分は身を背から半身ごとに切り離してる。
サンマを焼く前に、ナス4本を輪切りにして、フライパンで蓋をして蒸し焼く。これには汁物のつゆの原液をかけておく。
野菜豆は袋から出すだけ。98円。大豆と人参、ゴボウ、シイタケ、コンニャクが一緒に炊いてある。これもよく使うので、買いだめしてある。
いつもの汁物はマイタケ1袋、エノキは1袋の半分、豆腐1丁300g、ほうれん草はほとんど1袋分を入れて、溶いた卵1個でとじてある。
母は甘い味付けのサンマは食べる。私と同じ数の切り身を、母の分は小さめのを入れてる。
私はナス4本-4切れ分と、母が食べないエノキも入った汁物の野菜類を先に食べるので、その間に、母はサンマをほとんど食べてしまってる。
その一方で、母は汁物の具はまるで食べようとしない。豆腐も1/3程度なのだが。ナスも4切れを食べるのがやっと。それも皮は口から出してくる。
私は食べ終えたら、即、洗い物にかかるので、母の後方の流しで洗いながら、「食べんかい」と大声で何十回と繰り返す。
夕食が終わり、食器も洗い終えたら、9時を過ぎていた。
Posted at 2012/10/08 23:18:51 | |
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