
曇り時々薄日。
昨夜、認知症の母は午前1時頃に起きて来て、以来、何度も部屋から出たり入ったり、トイレに何度も行ったり。
私はブログを書いていて、いつものようにうたた寝してしまう。
気が付いたら午前4時。トイレに降りて行くと、またしても
母用のトイレのスリッパが無くなってる。
ここ数日、スリッパ隠しは無くなっていたのに。
今回は、
トイレのスリッパは押入れの中だった。いつも母の布団を入れてるところで、下だけで無く、側面にも押入れシートを貼ってあって、それが剥がれたのをガムテープで止めて、みっともない。
私はこの後、夕食の洗って伏せたままの食器を片付け、母がディサービスで風呂に入れてもらって着替える服を用意して袋に詰める。
もう少し、涼しくなったら、下着だけの交換でもいいと思うのだが、今は夏の間と同様に、風呂から出たら、着てる服を全て着替えるようにしてる。
その着替えの服も、着ていく服も、長袖にすべきか、しかし日中は結構暑く感じて、半袖のほうがいいと思えたり、迷う。
夕方、母がディサービスから帰る前に買い物に出る。
今週の生協ではマイタケを注文していない。根本の堅い部分がやたら多く、全体量は少ない雪国マイタケだから。
少し遠いスーパーでほうれん草157円を2袋、マイタケはホクトの1株まるごとのが87円で5個とチリメンジャコも購入。
それからいつものスーパーへ寄って、ハンドクリーム(ジェルのサラッとするタイプ)のチューブ入りを、そこにあるだけ4本買った。
もう既に手は荒れて来ていて、これからこれが不可欠。母用にも。
他にナスや枝豆、紫の野菜ジュースなどを購入。このスーパーでは雪国マイタケが150円台だったか。
帰宅すると、もう母が帰る5時ちょっと前。この母が帰る間際は、送り出す時と同様に慌ただしい。
ガレージの落ち葉を掃除したり。スーパーの買い物を冷蔵庫に入れ、母の洗濯物を畳んだり。
母が帰宅すると、まず手洗いさせて、それから普段着に着替え。
「テレビを見ておけ」と座椅子に座らせて、母がテレビに向かって話しかけてる間に夕食の支度。
しかし、その途中でトイレの戸が開いた警報音。母がトイレに入り、ここでウンチした。今日は朝からしてなかったから。
私の目の前でしてるので、私がウォシュレットを操作して、お尻を洗わせる。そしてトイレから出たら洗剤で手を洗わせる。
今晩の夕食はレンジでチンするサンマの煮付け。398円。甘辛く味付けしてあり、骨も柔らかくなってるのか、無いのか、丸ごと食べられる。
野菜豆は袋から出すだけ。98円。大豆、人参、ゴボウ、シイタケ、コンニャクが炊いてある。
枝豆は今日、買って来たものでは無く、前回買ったもの。野菜豆と大豆が重複するが、枝豆は母はほとんど食べないから。
いつもの汁物はマイタケ1袋、エノキ1袋の半分、豆腐1丁300g、ほうれん草はほとんど1袋分、それがしんなりしたら、溶いた卵1個でとじる。
母はサンマは食べた。大豆の炊いたのも食べる。
が、少しだけ残しては
「これは置いといたら、誰か食べるやろ」とか
「食べてええんか」をしつこく繰り返すので、それだけで頭に来る。
さらに汁物にいたっては、
「これはおいとくやつや」とまるで食べようとしない。
私はもう、近所中に聞こえるような大声で「食べろ」「食べんかい」と怒鳴りまくって、やっと食べた。
枝豆は母には少しだけしか入れてないが、全く眼中に無い。食べるものとは思ってないようだ。
私がサヤから出して、豆だけにして母の口へ押し込む。
私は小さなカップの納豆も、毎回食べてる。
私が食べ終えると、即座に炊飯土鍋から洗いにかかる。母はまだ汁物などを食べてる最中に。
母が食べ終えると、医者からの薬やサプリを飲ませる。これもすんなり飲む事もあれば、どうしても錠剤やカプセルを口に残して、飲めない事もある。
「上を向いて、ゴクンと飲み込め」と私は繰り返し怒鳴り、これでもまた一騒動だ。
母は食卓の椅子に座ったままで、目の前のものが無くなって行くと、
今度は
「ここに置いといたやつがない」とか、いつものように言い出す。
さらに、私が洗ってる最中に
「オシッコ行きたい」と席を立とうとする。これもいつもの事。
私は慌てて食器を洗い、それが終わると、母の血圧を測定。
そして母に歯磨きさせて、トイレへ行かせる。
母はトイレでは、オシッコなりを終えると、自分でトイレットペーパーを取る。が、いつもごくわずか、10cmほど引き出して、もう一方の手で上から押えて切り取ろうとするので、私が「もっと引っ張れ、もっと引っ張れ」と言って、押えようとする母の手を払って、十分な長さを引き出させて、そこで切る。
その長い紙を、母は自分で畳むのだが、こうした操作が入る事で、その紙をいったい何に使うのか、忘れてしまうようだ。
小さくたたんで、
「ハイ、これ」と私に差し出したりする。
私が「それで拭け」と言っても、母は
「どこを拭くんや」と言って、一向に拭こうとしない。
私が「オシッコしたとこを拭け」と、自分の股間でジェスチャーをして拭かせようとするのだが、母は紙を手に立ち上がってからも、まだ拭こうとしない。この時、滴が落ちたりするのだ。
私が「早く拭け」「それで拭かんかい」と繰り返し怒鳴って、やっとこさ拭く。
ここでも、私はいつもカッカと頭に来て、血が上る。
やっとトイレを終えたら、手を洗わせて、パジャマに着替えさせる。
その時点で9時前だったか。
このところ、いつもそのまま寝てくれるのに、今日は「アッチを見てくる」と台所へ行こうとしたり、またトイレへ入ったり、ウロウロとして、なかなか寝付いてくれなかった。
Posted at 2012/10/11 23:57:12 | |
トラックバック(0) |
認知症 | 暮らし/家族