マサ２１のブログ一覧

晴れ時々薄曇り。

朝、目覚めたのは8時頃だった。認知性の母が最後にトイレに行ったのは午前5時半頃だったから、それに付き合ってから横になったので。

トイレへ行くと、便器にはウンチした跡がクッキリ。
前の方に座ってするので、擦り落ちた跡が盛大に付くのだ。
私が見てる前でしてくれたらいいんだが、ウォシュレットも使わず、わずかな紙で拭いて、手に付ける可能性があるし、手は一切洗わないし。

いつものような措置。母が触ったと思えるドアノブなどをアルコールティッシュで拭きまくる。
それから布団の中でテレビを見てる母を起こして、右手の指先の検査。一応は付いてない。
念の為、アルコールティッシュで私が母の指を拭く。そして洗面所へ連れて行き、手をソープで入念に洗わせる。
それからトイレへ入らせて、ウォシュレットでお尻を洗わせる。トイレから出たら、また手をソープで洗う。これだけの事をして、やっと私の気も済む。

今朝は燃えるゴミを出す日なので、生ゴミを含めて、用意して持って行く。最近は収集が8時40分とか早いので。

それから盆栽などに水やりをして、朝食の支度。
今日は柿を剥く。柿はリンゴに比べて、滑って剥きにくい。生協でリンゴと種なし柿を取ってるが、リンゴは私は皮のまま食べるので（皮に抗酸化成分とか多いらしい）剥くのは母の分だけで、それだけ手間が省けて、早く出来る。
それで、慌ただしいディサービスの日はリンゴにしてる。
但し、リンゴはすぐに茶色く変色するので、塩水に一時浸けるが。

午後2時半頃、母にスポーツドリンクを暖めて飲ませる為、階下へ降りて行くと、母がトイレから出たところだったのか。トイレに入ったのは気付かなかった。
妙にスリスリと、板の間をスリッパで歩く音がすると思ったら、なんと部屋の中を、
トイレのスリッパで歩いてるではないか。
こうして、トイレのスリッパが和室の部屋の前に置かれるのだろう。
（今のところ、和室の畳の上へは、トイレのスリッパで入らない）

トイレの床は時々拭いてはいるが、大量に使うトイレットペーパーから出る塵だろうか、スリッパの裏が白っぽくなるほど付く。オマケに母は便座に浅く座って、便器の前にオシッコを大量にこぼしては、それをスリッパで確実に踏んでるのに。
その汚いスリッパのまま出て来て、そこらを歩くのだから。母は元々摺り足で歩くが、スリッパの裏の塵のせいで、余計にスリスリという音がするみたい。

私が「なんでトイレのスリッパまま出てくるんや」と怒鳴っても、本人は何を言われてるのかわからん様子。
「見てみろ、コレはトイレのスリッパや」　大きく「トイレ」と書いてあるのだが。
対する母は「これは人にもらったもんや」とか言ってた。大事なスリッパだと言わんばかりに。

何を言っても理解しないし、何度言っても学習はしない。
けど、母が部屋に戻り、テレビに向かって、
「怒られてばっかりいますねん」と話しかけてる。
理由はわからないけど、怒られてる事はわかってるようだ。

夕食はサバのみぞれ煮。甘辛いしょう油ベースの煮込み。骨も取ってある冷凍品で、湯煎するだけ。
これをするのは、少し前に買ってあるブロッコリーを茹でる為。その残り湯でサバを湯煎する。
エビシュウマイも冷凍品で、レンジでチンするだけ。

汁物は味噌汁にして、マイタケ1袋、エノキ1/2袋、豆腐1丁300g。ほうれん草はずっとと無い状態なので、今日のは冷凍品。その上から溶いた卵1個でとじる。
冷凍のほうれん草は、軸が全体に混ざっていて、普段、母には軸が入らないようにしてるので、先に箸で選り分ける。が、葉が丸まったような感じなので、うまく卵が広がらず、層にならない。


母はサバやシュウマイは食べるけど、汁物の具は「こんなんは欲しない」とか言って、食べようとしない。それを「食べろ」「食べんかい」とうるさく言って、なんとか食べさせる。

ブロッコリーは全く食べようともしないので、私が箸で2房を母の口に入れた。残りは明日の朝に食べさせる。

昨日の終日の雨のあと、今朝はいい天気。

新聞を取って、軒下の盆栽や鉢植えに水やりをして、家に戻ろうとした時、玄関前のタイルの上にヒメカマキリがいた。
しかも、足をそこに乗せる瞬間だった。あやうく、踏んでしまうところだった。



慌てて、カメラを取って来て、撮影した。
以下、同じような写真だけど、好きなヒメカマキリだから。


前回、10月23日に見たヒメカマキリとは異なる個体で、カマが茶色だ。（前回のは緑色）






この撮影の後、ヒメカマキリをモミジの盆栽の上に止まらせると、ずっとそこで日向ぼっこしていた。
それで、何か餌を与えようと捜すのだが、見つからない。
室内のミルワームは大きくなり過ぎてる感じだし。

そこへハエが。網で捕まえる。普段なら、汚いと触る事もないのだが、他に餌もないので、飛ばないように羽をちぎって、ピンセットで差し出すと、その瞬間に捕らえて、食べだした。


普通のカマキリは、どちらかというと鈍感で、目の前で餌を動かしても、なかなか反応しない事が多い。
あるいは、逆に怖がって、逃げて行ったり。

その点、このヒメカマキリはサイズに似合わず、勇猛果敢。
瞬時に判断し、跳びかかる。

勿論、相手が自分よりはるかに大きな人間だったりすると、サッと身を伏せたり、引っくり返って死んだふりをしたりする。

昨年、瓶で飼ってた時、瓶の中のコバエを目で追っていた。キョロキョロと顔を動かすのだ。
そして近くにきたら、サッと畳んだままのカマの関節（肘？）で挟み込んで捕らえ、食べたのを見た。
獲物が小さいので、カマの内側で捕らえる事は出来ないから、真剣白刃取りのように挟んで捕まえのだ。
運動神経も、普通のカマキリより発達してるように思える。

ちなみに、今日は他のカマキリの姿は全く見なかった。