雨のち曇り。午後から一時、日差しもあったが、ほぼ曇り空。
昨夜は結構、降ったようだ。
午前1時半頃、認知症の母がトイレに起きてくる。私はトイレの戸の警報音に気付いて、慌てて下りて行く。
ここでまたウンチをした。量は僅かだが。パンツはオシッコで黄色くなってるし、ウンチが少し付いてる。そこにトイレットペーパーを当てておいて、ウォシュレットでお尻を洗い、トイレから出たら手を洗剤で入念に洗わせて、部屋へ戻ったら
オムツパンツの交換。
パジャマのズボンやズボン下も脱がないといけないので、やっかいだ。
この後、午前3時半頃と、朝7時頃だったか、母がトイレに入り、私も飛んで行って「もっと後ろへ座れ」と座り直させて、事無きを得てる。母がトイレに入るのを24時間監視してるのは困難だ。
その後、私も寝てしまい、起きたのは9時半過ぎだったか。雨が降って、外の日射もないからつい。
朝食は昼前になってしまった。母はその間も布団の中だ。
朝食後、母はいつものように自分の和室でテレビを見させておく。
日差しが無く、ひんやりしてるので、今日は
ずっとエアコンを付けておく。
3時頃にきな粉ワッフル2個を食べさせる。
夕方5時~6時頃、母がトイレに入ったが、戸の警報は切った状態だった。
戸を開けると鳴りっぱなしになるので、母はもちろん、私もオシッコの時は戸を開けたままにしてるから、最初に鳴った時点で警報を切ってしまう。
私のスリッパは、先日、母が隠して、取り替えてから、甲の部分が高くなったので、トイレの戸の下をくぐらなくなり、大の時はスリッパを洗面所側へ移動して戸を閉めるけど、小の時は開けたままにしてしまう。
で、そうして警報音を切ると、そのまま忘れてしまう事があるのだ。
そんな時に限って、母がトイレへ入り、水を流す音などで気付いて、慌てて下りて行っても、後の祭り状態。今回もオシッコを便器の前に大量にこぼしてた。
そして
オムツパンツは大量のオシッコを吸って、真っ黄色。
母が便座に浅く座るので、便座と便器のすき間からオシッコが出るのか、それとも便座を超えて、オシッコを前に飛ばすのか。
この便座と便器のすき間に挟むような商品もある。以前に生協のカタログに出ていた。けど1500円ほどしたろうか。いくつかのセットで、使い捨てなのかどうか。
今、このすき間にトイレットペーパーを畳んで細くしたものを挟んでるのだが、この時は無くなっていた。
トイレから出たら、
オムツパンツの交換。
夕食の支度にかかったのは、もう7時過ぎだった。このところ、どうにもヤル気が無いというか。億劫に感じられ、また夕食前になって、いつも2日ほど前のブログを、思い出しながら書いてたりする。
夕食は骨抜きアジの一夜干し。3枚セットの冷凍品。398円。
アジを焼く前に、ナス3本を輪切りにして、フライパンで蓋をして蒸し焼く。これには汁物のつゆの原液をかけておく。
昆布豆は袋から出すだけ98円。
いつもの汁物は生協の昆布ダシの粉末に、カツオ風味のしょうゆベースのつゆを入れ、マイタケ1袋、エノキ1/2袋、豆腐1丁300g、ほうれん草は3/4袋分位か。それがしんなりしてきたら、溶いた卵1個でとじる。
用意が出来たら、母を呼んでくる。今回は布団も敷かずに、テレビを見ていた。
まず、洗面所で手洗いをさせてから、台所へ連れてくるが、いつもの椅子に「座れ」と言うのに、
座る前に食卓のものに手を付けようとする。
「座れ」「座れ言うとるやろ」と、いつものように怒鳴る。
先日、母を医者へ連れて行った時、「息子さんも鼻声ですね」と言われたが、私のは終日怒鳴ってばかりで、声が枯れてるのだ。
母はアジや豆は食べるが、いつものように、汁物の具は食べようとしない。
今日は「私はこんなん要らん」といきなり。
そうはいくか、必ず食べさせる。
母は汁物の具を食べる時点では、もうご飯を食べ切ってる。
そして
「私のご飯がない」などと言う。
夕食後、10時頃に歯磨きより先にトイレへ。「オシッコしたい」と言うので。
母がトイレに入って、自分でズボンを下ろすが、いつも中途半端。腿の途中当たりまで下ろすと、そのまましゃがんで、おもむろにパンツの中に右手の拳を突っ込んで、それで引き下ろそうとする。
あるいは、パンツの後側が便座にかかるのを避けるために、その当たりを押さえてるようでもある。
「もっとパンツを降ろせ」といつも言うのだが。
母が座ると同時に、私は「もっと後ろへ座れ」といつものように、両手で押しやるようなジェスチャーを混じえて、3回は繰り返す。母もその都度、腰を浮かして、座り直す格好はするが、一向に後方へ下がってない事もある。またお尻が巨大なので、後ろが仕えてしまうのも確かだ。
今日は朝からウンチを十分に?してない。それで「ウンチしておけ」と言うと、
母は「ウンチの女の人は、ここでちゃんとしてました」とか、「値段が違うから」どうとか言ってた。全く支離滅裂。
しかし、どうも臭い。「ウンチしたんか」と聞くが、「ウンチはしてない」と言う。ウソつけ。こんなに臭いのに。
と、ふと母の右手を見ると、小指の背に、細い帯状に茶色のものが。
エッ、自分でも一瞬、「チョコであってくれ」と願った。朝、チョコがコーティングされたパンを食べていて、手にチョコを付けていたから。が、朝のがそのままあるはずもない。
やっぱりウンチだ。
ウンチを手に付けてる!
母を便座に座らせたまま、トイレクイックルの1枚を4つに切り分けたのを順に使って指を拭くが、なかなか取れない。
そのままじっとさせておいて、私は一旦、石鹸で手を洗ってから、薄手のゴム手袋をしてきて、それで
母の指を順に拭く。他の指を拭いても、紙が茶色くなってくる。どこまで付いてるんだ。
左手の指を拭いても、やっぱり紙が茶色くなるではないか。もうどこに付いてるかわからない。
闇雲に拭いても、紙が茶色になるだけで、よく見ると指の間とかにまとまってついてたりする。そういうところを重点的に拭かないと。
なんでこうなったのか、想像は付く。パンツを下ろすように、めくると、
パンツの中にウンチがベットリついてる。パンツの中でしてしまってるのだ。それが便座の前縁にも擦り付けられてるし。
こうして、パンツの中にウンチが付いてるのに、母はそのパンツの中へ手を突っ込んで、下ろそうとしたので、指に付いてしまったのだ。
しかし、それはいつも右手でしてるから、なんで左手にも付いてるのか。
これからどうしたらいいのか、途方に暮れる。
これだけ手に付いてれば、その手で触った服にも付いてる可能性がある。
それで、トイレの中で、ズボンやズボン下を脱がせる。足を上げさせて、私が脱がせるのだ。
汚れたオムツパンツも脱がせる。
そうして下半身裸にして、ウォシュレットで入念にお尻を洗う。
お尻を円を描くように動かせて、肛門とその周囲を洗い流す。
私が用意した厚く取った紙で拭かせて、トイレから出たら、下半身裸のまま手を超入念に洗わせる。
洗って水で流したら、また洗剤を付けて擦らせる。
それから、その場で上に着てる服も脱がせる。
全裸にしてから、もう一度、手洗いさせる。汚れた服を触った可能性があるから。服は私がゴム手袋をして脱がせてるのに、母も少し触ってるので。
その後、新しいオムツパンツを履かせる。今日、
3回目のオムツパンツの交換だ。
いつものように下着、ズボン下を履かせてから、パジャマの上下を着せる。
鼻をかませて、ジェルを手に付けて、伸ばさせる。
母を布団に入れたら、もうとっくに11時を過ぎていた。
これからトイレの便座の縁に擦り付けられたウンチを入念に拭き取って、脱いだ服を洗濯機にかけたら、もう0時だ。