12月30日(日)雨
午前3時に認知症の母がトイレへ。警報音に気付いて、慌てて階下へ下りていくが、すでに母は便座に座ってる。「もっと後ろへ座れ」「もっと後ろや」と怒鳴るが、なかなか腰を動かそうとしない。
昨日もウンチしてないので、これから明け方にかけて、私が寝込んだ間にされると困るから、ここで「ウンチしておけ」と繰り返し言うと、しばらく気張っていて、
ポチャンの音。
ウォシュレットでお尻を洗わせる。そして私が厚くとったトイレットペーパーで拭かせる。
便器の中のウンチは少ない。
母の手を洗わせてから、私もオシッコするにトイレに入ると、
便器の前にはオシッコが。
私が「もっと後ろへ座れ」と言ってる間に、既に便器の前へオシッコをこぼしていたようだ。
今晩、パジャマも替えたばかりなのに、こんなふうに床にオシッコをこぼしてると、便器に密着させてるパジャマのズボンやズボン下も濡らしてる筈なのだが。
ディサービスは昨日の29日の土曜日が今年の最後で、次回は来年1月5日の土曜日から。
つまり、
丸一週間ディサービスは休みなのだ。正月はずっと母が家にいるわけで、息が抜けない。
それと、
家で風呂に入れるのはやめておく。
今年の初めの頃までは入れてたが、それは大変だった。今は当時以上に大変だと思うし、体も自由が利かなくなってるように思う。
家の風呂は昔ので、ステンレスだけど、切り立って深いから、出入りが母には困難だし。
それと浴室や脱衣所は本当に寒い。施設のように服を脱ぐ段階から暖房も効いていないので、ヒートショックが考えられる。
だから、この一週間、ウンチでお尻を汚したりしないで欲しい。
朝食は正午になってしまう。
食後、暖房をつけた母の部屋へ連れて行き、テレビの前の座椅子に座らせて、私は台所で新聞に目を通すなど、一息。
すると、間もなく、バタンという便座の落ちる音。母がトイレに入ってるんだ。オムツパンツが便座にひっかかって持ち上がり、落ちた音なのだ。
慌てて見に行くと、なんと
便器の中には大量のウンチが。しまった。自分でお尻を拭いた瞬間だった。ちょっと目を離した隙に、トイレの戸の警報音を切った隙に。
改めて便座に座らせ、念の為、右手の指をトイレクイックルで拭いておく。そしてウォシュレットでお尻を洗わせる。私が厚く取ったトイレットペーパーで拭かせる。
今日、2度目のウンチだ。もうしないだろう。
今日は生協が今年最後の配達の予定なのに、夕方6時を過ぎても来ない。
豆腐も切れていて、生協のを当てにしてるのに。
結局、7時前に来た。今日も夕食の支度は遅くなる。
ご飯を炊く日だが、明日の大晦日の夕食は年越しソバだけにするか。我が家ではいつからか、そうだった。「なんでソバだけ」と思いながら。
ソバは嫌いではない、むしろウドンより好きだ。今年も冷凍のソバを取ってあるので、それと、ずっと冷凍庫の中に入ってる、市販の焼きおにぎりをレンジでチンしよう。
その為には、今日はご飯は炊かないでおこう。
それで、冷凍のオムライスに。2つセットで398円。
チリメンジャコにはハチミツ黒酢をかける。
いつもの汁物はカツオだしの粉末に、カツオ風味のしょうゆベースのつゆを入れて、マイタケ1袋、エノキ1/2袋、豆腐1丁300g、ほうれん草3/4袋くらい。それがしんなりしたら溶いた卵1個を入れてとじる。
母のオムライスの端が切れてるのは、そこを仏壇に供えたから。
母はオムライスを半分ほど、大きなスプーンで切るようにして食べた。
が、残りの半分は、どうやって食べていいかわからない。目の前に突然、半分のオムライスがあるという状態なのだ。
チリメンジャコはハチミツ味の黒酢が気に入ってるのか、よく食べる。
問題の汁物も、うるさく言って、なんとか食べた。
夕食後、歯磨きの前に「オシッコしたい」とトイレに入る。母は自分ではオムツパンツを十分に下ろさない。お尻が出る程度にして、後はパンツの中に手を突っ込んで、便器にかぶらないようにするから、私が両脇から両手でパンツを膝下まで下ろす。
すると、
パンツの中にウンチが付いていた。あやうく、母が手に付けるところだった。量的には少ないけど、漏れ出たのか。お昼のウンチの後、何度かトイレへ行っていて、その都度、私がパンツを下ろしてたから、ウンチは付いてなかったのを見てる。
ウンチがついてるところへ、厚く取ったトイレットペーパーを当てておく。
そしてウォシュレットでお尻を洗わせる。
トイレから出たら、手を洗剤であらってから、歯磨き。
暖房をつけた母の部屋へ連れて行き、パジャマに着替えると共に、オムツパンツも替える。朝までにはオシッコで真っ黄色になってしまうだろうけど。
寝る前に鼻をかませようとすると、
ティッシュの箱が無くなってる。
箱の中の紙を引っ張りだして、あちこちに置いてはある。
今度は箱を隠したのか。捜し回ると、小物入れの引き出しの中に、押し込んであった。
ともかく、何かしら、余計な事ばかりをする。
Posted at 2012/12/31 01:08:39 | |
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