
世の中、スマートフォン(スマホ)がモテはやされてますが、
私は以前としてガラケーを愛用してます。
現在使ってるのは、この春に機種変更したF-01Cです。
スマートフォンも考えましたが、まだまだ。
スマートフォンの事を「多機能携帯」なんて言いますけど、ホントでしょうか。
自分にとって欲しい機能は、ガラケーの方が多いのです。
2in1、エリアメール、BluetoothのDUNプロファイル、オートGPS対応の雨雲接近メールなど。
2in1
1台の携帯で、2つの電話番号とメールアドレス、電話帳を使い分ける機能です。
エリアメール
「緊急地震速報」や、最近では地方自治体が津波警報や大雨洪水警報と言った「災害・避難情報」をこれで流すところが増えてます。
和歌山県など24時間体勢で送信出来るようにしてるらしいですし、私の住む市でも始まりました。
エリアメールは普通のメールでは無く、「放送型のメール」で、
そのエリアにいる人全員に一斉に、遅延なく送信出来る通知システムです。
そしてこれはドコモのサービスです。 地方自治体が税金を使って、なぜドコモに肩入れするのか。
携帯の会社を問わず、登録されたアドレスへの情報の送信はこれまでもしてるそうですが、利用者が伸び悩み、管内のドコモのユーザーに送信した方が、はるかに多くの人に情報を提供出来るからだそうです。
スマホでもこの夏モデルから3機種が対応するそうです。
ドコモのサイトによると、F-12C、SH-12C、SH-13Cが対象です。
その他のスマホでも、ソフト(OS)の更新で対応するとか言ってますが、具体的にいつからかは不明です。
BluetoothのDUN
カーナビとのBluetooth接続において、カーナビがネットに接続する時に必要となるプロファイルです。
具体的にはカロッツェリアのナビの
スマートループに接続する時に使います。
スマートフォンにはこれがありません。ただし、PdaNetというアプリで代わりは出来るらしいですが、ドコモが保障する通信方法ではないし、不具合も聞きます。
現在のF-01Cを車内に持ち込むと(車のエンジンをかけると)、ナビが立ち上がって、自動的にBluetoothで携帯と接続され、ハンズフリーモードになります。
その後すぐ、DUNでダイアルアップモードになり、スマートループに接続し、オンデマンドの渋滞情報を取得します。
その後、再び、ハンズフリーモードに戻ります。
はたして、スマートフォンにPdaNetを入れても、この一連の事を自動的にやってくれるのでしょうか。
オートGPS対応の雨雲接近メール
これはウェザーニュース社とのiモードの契約で、携帯のオートGPS機能(一定時間ごとに現在地を自動取得する)とiアプリとの連携で、
現在地への雨雲の接近をメールで通知するものです。
ゲリラ豪雨の脅威が報道されてますが、この機能があれば、事前に雨雲の接近を知る事が出来ます。
iコンシェル
当初は「おせっかいなヒツジ」かと思ってましたが、次第に能力を上げて、上記の
オートGPS対応の雨雲接近アラームの機能も持つようになりました。
雨雲レーダーの情報はウェザーニュース社からのものですが、契約も不要のようです。
しかも、通知方法が少し違うようです。ウェザーニュースのは、例えば午前中に雨雲が接近してメールがあって、雨の後、晴れてきて、夕方また雨雲が接近してきたような場合、その日のうちに2度目の通知が無いのです。
ところが、iコンシェルは通知があります。しかも、通知のタイミング(判定方法)も違うようです。
ウェザーニュースの方は、たとえわずかな雨でも通知する設定にしてるのに、実際には通知が無く、iコンシェルは通知がある事も多いのです。
ゲリラ豪雨だけでは無く、私は愛車を雨に当てたくないので、レーダーや雨雲接近メールは常に気にしてます。
またiコンシェルは電話帳の自動バックアップだけでは無く、該当番号がタウンページに登録されてる場合、その住所やページのURLも返してきます。
つまり、
電話帳に自動的に情報が追加されるのです。店によっては、開店時間や閉店時間の情報も追加されます。
道路の渋滞情報や、鉄道の運行情報、もよりの駅での終電情報、暮らしに役立つ情報などもあります。
利用者の年齢に応じた健康情報やアドバイスもあります。
今やiコンシェルはなかなか使えるのです。
このiコンシェルも現時点ではスマートフォンには対応してません。
iモードと共に、この冬あたりからスマートフォンでも対応するらしいです。
従来のガラケーで使える機能が全て、スマホで使えるようになったら、私もスマホを考える事にします。
私にとっては、ガラケーの方がスマホよりも「多機能携帯」なのです。
PCサイトを見る時は、家ではWi-Fiでのフルブラウザを使う事も出来ますが、外ではもっぱら
jigブラウザを使用してます。iモード通信で行うので、高いパケホーダイフルに入ってる必要も無いのです。
必ずしも、全てのサイトが見れるわけではないのですが、十分に使えてます。
ただ、年間6千円の契約料は少し高いですね。
F-01CはDVD提供のマルチメディア対応の25の辞書を内蔵しますし、ウォークカウンタ、電子コンパス、温湿度計など、最新の富士通のスマートフォンF-12Cより、全ての面で多機能だと思いますけど。
F-12Cはカメラの画素数も劣るし、ワンセグもないし。
F-01Cはタッチパネルにも対応してるので、液晶面を反転させれば、スマホのように操作する事も出来ます。知らない人が見たら、スマホを使ってると思わせる事も出来ますね。