
今朝、
私の携帯に初めて「エリアメール」が届きました。
それは市からの「災害・避難情報」でした。
台風12号の接近に伴う、大雨で、市内の2つの川が避難判断水位に達したので、該当する地域を、具体的に地名で列挙しての「避難勧告」の発令でした。
近隣市に続いて、私の住む市でも「エリアメール」を始めたと新聞で読んで間もなくの事でした。
幸い、私の住む地域は対象外です。丘なので、浸水害や津波の心配もない土地です。
でも、台風が接近して、風雨が強くなると、契約してる(iモードでマイメニュー登録してる)ウェザーニュースや気象協会、またiコンシェルからも、次々と情報が届きます。
大雨警報などは、なんかちょっと雨が降ったらすぐに発令されるようにも感じます。
それらが、各社から同じように一斉に送信されるので、迷惑メール並の数になります。
でも、それで災害に備えられるならば、いい事かと思います。
特に、前述の
エリアメールは、ドコモの対応携帯ならば、何の契約をしてなくても配信されます。
エリア内にあるドコモの対応携帯に一斉に配信される放送型のメールです。
旅行や仕事で、たまたまそのエリアに来てる人にも届くのです。
それをウザい情報と捉えるか、危機管理の上で必要な情報と捉えるか各人によって異なるでしょうけど、たとえ一人でも、その情報によって命が救えるならば、価値はあると思います。
地方に行くと、有線による各家庭への情報伝達手段があったりしますし、私の市でも、時々、どこからともなく聞こえるスピーカーによる広報の訓練があります。
テレビなど付けてない状況で、かろうじて何を言ってるのかわかる程度の音量です。
今朝のような「避難勧告」は、テレビのニュースなどで聞く事がありますが、一刻を争う緊急の事態で、しかも地域限定のような情報だと、迅速な取得手段は限られます。
「200世帯に避難勧告」とかって、実際に該当する人達には、どうやって情報が伝えられてるのでしょうか。
そうした意味でも、
「エリアメール」は有意義な情報だと思います。
私は携帯は1年~2年で新しい機種に変更してきました。今のは今年の春に機種変更したF-01Cで、
あえてスマートフォンは選びませんでした。
前にも書いたように、エリアメールをはじめ、私が必要とする機能がスマホには無かったからです。
「エリアメール」は2007年12月に始まって、半年後には対応機種のP906iを所有してましたが、実際に受信したのは今回が初めてです。
エリアメールのもう一つの「緊急地震速報」は未経験です。
東日本では携帯への緊急地震速報も頻繁に?届くらしいですが。
当地では、東海、東南海、南海地震の3連動が懸念されてます。
もし、私の携帯に「緊急地震速報」が届く時は、その地震かもしれません。発生から揺れが到達するまで10秒ほどの猶予があると聞きます。
パソコンにはウェザーニュース社の「
The Last 10-Second」がインストールされてるので、全国で発生した地震が、設定の発生震度、マグニチュード、到達震度に応じて、画面に表示されます。
(画像は練習用の設定データによるテスト画面です)
この画面は最近は特によく表示されますが、それでも実際に揺れが到達するのは稀です。設定によりますが、到達震度が1未満でも表示されるからです。
3月11日の東日本大震災の時は、東北の沖で震度4の表示があり、最近、その周辺でよく発生し表示されてたので、「またか」と無視してたら、カウントダウンが0になる頃(実際には最後まで見てませんでしたが)ユラユラと揺れて来て、それが異様に長く続いたので、いつもと違うという異変に気付きました。
その時の緊急地震速報の発生震度は正しくなかったようですが、その後に襲いかかる津波に対して、その避難指示情報などを、いったいどれだけの人が受け取れたでしょうか。
私の携帯にはウェザーニュースからの「津波警報」のメールが届いてましたし、テレビでも見る事が出来ました。
しかし、大地震に見舞われた地域では、停電でテレビもつかなかったと聞きます。
そうした時に、
緊急の情報をいかに早く取得するか、その手段を確保しておく事は、各人が日頃から考えておく必要があると思います。
Posted at 2011/09/03 16:43:01 | |
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