
最後に車に乗ったのは17日だったか?
以降、天気が悪かったりして、車はエンジンをかけてなかった。
今朝、カーメイトのセキュリティーシステム、バリケードSQ7500のリモコンで、バッテリーの電圧を点検すると、
8.9Vなので驚いた。
(このリモコンも古くなり、ポケットに入れる機会も多いので、窓の内側にゴミが見られる)
電圧は時々、室内から点検はしてたんだけど、11Vを切ったのを見た事がなかった。
なんか突然、下がったみたい。気温が低いせいもあるのだろうか。
今日は天気もよく、買い物やら、ATMで金を下ろすのに、どうしても出かけなくては。
ところが、いつものように、室内から先にSQ7500のリモコンでエンジンをスタートさせようとすると、
エラーが表示された。(Error 05だったか?)
まさか。リモコンでドアロックを解除しようとしても、セキリュティは解除されても、ドアは開かない。
キーを差し込んでドアを開け、エンジンをかけようとしたけど、ウンともスンとも言わない。
全くセルが回らない。
バッテリーが上がったんだ。
8.9Vくらいになると、ドアロックの解除も出来なければ、セルモーターも回らないんだ。
現在のバッテリー、
パナソニックのCAOS 75B24Rは1年前に交換したばかり。3年で3回CAOSを交換してる。これまでは、コーテイング屋に長く預けて、その間にバッテリーが上がってしまい、一度そうなると、充電してもらっても、その日はよくても、すぐにライフウィンクがバッテリーの「要交換」サインを出す。
それで、これまでは大事を取って、交換してきた。
どうしょう。1年前に交換した古いCAOSのバッテリーはある。それは電装品のテストなどに使ってる。
テスターで計ってみると、12Vあるではないか。
この古い方のバッテリーに交換する?
バッテリー回りはいろいろとくっつけていて、ピューマのプラスターRのヒューズボックスや、
ROSSAMの疾るんですF130+(EDLC:電気二重層キャパシタ)などをバッテリーの側面に貼り付けてる。
大量のアーシングラインもあり、取り替えるのは面倒だし、第一、古いバッテリーに戻しても意味がない。
しかし、この古い12Vのバッテリーをつないで、エンジンをかけられないだろうか。
でも、8.9Vのバッテリーとつないで大丈夫?
それにブースターケーブルが無い!
結局、
JAFを呼ぶことにした。
10年近く前、仕事先で、ドアをロックしていて、荷物をリアハッチから取り出した時、キーをトノカバーの上なんかに置いたままハッチを閉めてしまい、キーの閉じ込みで2回、JAFを呼んだ事がある。
いれ以来なので、JAFを呼ぶのは久々。
混んでるとかで、30分ほどかかったろうか。
事前に、フェンダーなどに古い衣類をカバーとしてかけておいた。
ピットでの作業に必要なカバーをJAFは持ってるのか、無いのか。今回は特にそれらしきものは見せなかった。
何かの拍子に、モノが当たって傷付けられるのはイヤだ。
過去に幾度か経験があるから。自分で付けた事もあった。レンチが外れて飛んで傷付けたり。
工具を使う時は、絶対にフェンダーなどは保護しておくべきだ。
作業はバッテリーの電圧を点検してから、バッテリーの+と-に
サージ・アブソーバーというのを取り付けた。
小箱から+と-のコードが出たもの。
これは、弱った(電圧が下がった)バッテリーと、救援する(正常電圧の12Vの)バッテリーの+と-を接続した時、両者の電圧差から発生する「サージ電流」を吸収するものらしい。
なんでも、両者の電圧差が1Vにつき100Vの瞬間電圧が発生するらしく、3Vならば300Vとなるらしい。
国産車は概ね対策されていて、大丈夫らしいけど、外車は電装品(コンピューター)にダメージが出たりするらしい。
私のこの車には、バッテリー直結でいくつかな電装品がつながってるから、国産車でもヤバいかも。
このサージ・アブソーバーには
アクソンデータマシン(株)と書かれてあって、製品名はA-SZ11とあった。
これは年季が入った古いものだったので、メーカーサイトで調べると、現在の機種名は
A-SZ33になってるのだろうか。
こうして、サージ・アブソーバーを取り付けてから、ポータブルの電源(バッテリーブースター=エンジンスターター)をバッテリーの+-端子に取り付ける。
それからその電源スイッチを入れて、エンジンのキーを回してスタートさせる。
一発でエンジンがかかった。
こうしてエンジンをかけるのに、手持ちの古い、しかし12Vあるバッテリーをつないでも大丈夫かと聞くと、
前述のサージ電流の影響が懸念される他に、端子(ワニクチ)を接続する時に火花が出て、それがバッテリーからの水素ガスに引火する危険もあると。
JAFの用意したバッテリーブースターは、接続を終えてから、スイッチを入れる事でこれを回避出来る。
ブースターケーブルで救援車のバッテリーと接続する場合も、故障車側に最後に接続する-側は、バッテリーの-端子では無く、バッテリーからは少し離れた故障車側の金属部分に接続する理由はそこにある。
また最も気を付けなければならなのは、+と-をショートさせる事だと。
なお、サージ電流については、JAFが実際の作業で問題視し始めたものだそうで、一般の車屋は知らない事も多いらしい。
自分でも、このサージアブソーバーを買っておこうかと思ったけど、
「せっかくJAFに入ってるのですから、また呼んでください」と言われた。
少し待たされるけど、無料で済むんだから、そうしょう。
この後、すぐにエンジンを止めたら、元も子もないから、そのままオートバックスまで走った。
ガソリンの補給が必要で、その前に
ガソリン添加剤を購入して入れたかった。
今回はホルツの
E-Plusフェールキーパーにした。
エンジンオイルには、シュアラスターのループ エンジンコーティング・プレミアムを入れてるので、ガソリン添加剤もループ
フェールシステムクリーナー&コーティングでもよかったのだけど。
ループのほうは安売りしており、1500円代。E-Plusは2000円だった。
どちらも、インジェクターや吸気バルブ、燃焼室内のカーボンやスラッジを除去し、エンジンオイルの届かないピストンや燃焼室をコーティングするというもの。
しかし、E-Plusのほうは、水抜き効果も謳ってる。ループのほうはそれが無いんだ。
それで、今回はE-Plusにした。
燃焼室のカーボンなどの付着については、気になる事があり、
2006年にエンジンオーバーホールで、シリンダーヘッドなどを新品に交換してるけど、
その2年後にジェームスでエンジン内部洗浄と燃焼室洗浄を同時にしてもらったところ、
すごい黒煙が出たらしい。ピットでやたらエンジンを吹かしてる音がするので、どこの車かと思ってたら、自分のだった。
時折、エンジンにカツを入れる?つもりで、7000rpm超のレッドゾーンまで回す事があるから(Sモードにいれてアクセルを踏み続ければ、レッドゾーンで張り付く)、その時に一気にガソリンも減るなど、濃い燃料でカーボンも発生しまくるのかも。
オートバックスでは、ついでに
タイヤの窒素ガス圧の点検もしてもらった。
年末にタイヤの窒素ガスを入れ直し、その時に「2~3ヶ月したら、点検に来てください。それで完璧になります」などと言われていたから。
これは空気から窒素ガスに入れ替えると、窒素の一部がタイヤに浸潤して、圧が減るからだろうか。
自分の車は前から窒素ガスだったので、2.4のまま減ってはいなかった。
そして、帰宅すると、
ボンネットにシミが。
鳥の糞だろうか。それともオイル? オートバックスのピットで付いた?
電柱の上や電線に鳥がいると、その真下は通らないようにしてるのに、駐車中に狙い撃ちされる事がよくある。
運はとことん無いのに、糞にはやたら縁がある。
なお、今回のバッテリーの電圧低下で、TEINのEDFC(エレクトロニック・ダンピング・フォース・コントローラ)の電源が落ちており、プリセット値も消えていた。
EDFCにはACC電源の他に、バッテリーからの常時電源も接続する事になっていて、電圧が下がったので、自らの電源をOFFにしたのだろうか。
常時電源に接続されてるラストプロテクター(サビ防止の器機)も、電源が一定以上下がると、自動的に休止状態に入るらしい。