
3月28日(木) 曇り。
昨夜も、認知症の母がトイレに起きてくるのを待ってたりして、やっぱり明け方の1時間ほどしか寝てない。
今日はその母がディサービスで不在。日差しのほとんど無い曇り空、風も無い。
それで愛車EKシビックの洗車をしようとなった。
考えたら、前回、洗車したのは昨年の11月17日だった。
ひぇ~、
4ヶ月ぶりの洗車か。
もっとも、雨には1回しか当ててないし、あまり乗っても無い。普段は周囲をビニールで囲ったカーポートに入れてる。
雨には極力、イヤ絶対に当てないようにしてるのに、12月1日の車検時にオートバックスの駐車場で何度も雨に当たり、その都度、拭きとっていた。風雨が強く、最悪の天気だった。
ホコリも乗ってるのに、そんな状態で拭くなんて最悪だけど、乾いて雨ジミが付くものイヤで。
私は
洗車は好きではない。出来る事ならしたくない。けど、するからには徹底する。
朝の洗濯を終えてから、洗車にかかり出したのは正午過ぎからだった。
洗車後の拭き上げ時に、簡単に施工出来るコーティング剤を入手したので試したい。
それが最初の画像。左側は付属のシャンプー。右側がコーティング剤の入ったスプレー。
現在、プロ施工のクォーツガラスコーティングを多重にかけてあるが、
洗車では取れないような
雨ジミの固着が気になっていた。
クルーズジャパンのコーティングコンディショナーを試したけど、まるで取れなかった。
むしろ、擦り傷が増えたようにも思えた。
勿論、洗車後の水滴を放置する事は無いし、前述のおとり、極力、雨には当てないようにしてる。
なのに、
なぜ雨ジミが付くのか。
雨ジミ=?イオンデポジット=シリカスケールは、本来は水道水の中のミネラル分が、水滴の乾燥後に円形に固着するものだ。
洗車後はすぐに丹念に拭き上げてるけど、天気次第では、拭く前に乾いてしまう水滴があるかもしれない。
また、ボディ表面に、一走りすればすぐに付くホコリには、今なら花粉や黄砂、トラックなどの排ガスに含まれるススなども含まれてると思う。
そんなホコリが乗った状態で、雨には極力当てないように、常に雨雲レーダー画像を気にして、少しでも降りそうな時には車を出さないようにしてるけど、それでも、ポツポツと降られる事がある。
そうした僅かな水滴が、ボディ表面のホコリ中の物質を溶かし、特にボンネットはにエンジンからの熱ですぐに乾いてしまうので、その時にデポジット(スケール)が発生するのではないかと思うのだ。
ウィンドウのガラスの表面に雨ジミが付きやすいように、ボディのガラスコーティングの上にもデポジットは付きやすいのだと思う。
幸い、ボディのデポジットは
昨年10月16日のクォーツのメンテナンスで、ある程度は取れたと思う。
今後は、新たなデポジットの発生や固着が無いようにしたいのだ。
スケール(デポジット)の除去剤である
PROVIDEのNo.4などは、クォーツのような純粋なガラス(Sio2)コートをも少なからず除去してしまう(溶かす?)らしい。
そんな純粋なガラスコートの上に別のトップコートとして、シリコンを主成分とする
PROVIDEのTOPなどを塗っておけば、スケールだけを除去する事が出来るようだ。
それで、現在のクォーツガラスコーティングの上に、上塗りするトップコート剤を何にすべきか、思案していた。
防汚性に優れたもので、艶もよりよくなるもの。
もし、デポジットが固着しても、犠牲膜として、そのトップコートと一緒に除去出来るようなもの。
すなわち、クォーツのように硬化して、半永久的に塗装を保護するコーティング剤では無く、洗車の度に多少は落ちるけど、その都度、簡単に重ね塗り施工も出来るコーティング剤が理想なのだ。
私は必ずしも「撥水」がいいとは思っていない。水玉を作ると、それが乾いてデポジットを作りやすいから。
しかし、超撥水というか、水がほとんど滑り落ちるような滑水ならば、洗車後の拭き取りも簡単だし。
そんなコーティング剤の候補として、前述の
PROVIDEのTOP
クルーズ・ジャパンのラスターベール
ラディアスのガラスコーティング剤/プロ仕様を考えた。
私がとりあえず選んだのは
ラディアスのガラスコーティング剤プロ仕様という製品。それが最初の画像だ。
これはコーティング剤を売ってるだけのショップでは無く、実際に店舗を構えて車やバイクのガラスコーティングを行ってるショップが、コーテイング後のお客へ渡してる洗車メンテナンスキットなのだ。
これが市販のDIYガラスコーテイング剤を凌駕する性能だという。
最大の特徴は、
フッ素やシリコンオイルを一切使ってないという事。
撥水や艶にはそれらが必要な成分だと思うのだけど。
しかし、シリコンの含有率が多いと油ぎったり、それを繰り返し塗布してると、それらが酸化、劣化して、水垢などの汚れの元になったり、ウィンドウガラスに付いてギラギラしたりするデメリットもある。
小物に塗布するとよくわかるけど、ブリスなんか、拭く度に油模様が変化するだけで、完全に除去したくなる。
ラディアスは上記の中では、施工が一番簡単でもある。TOPのように施工後に水洗いしたり、ラスターベールも最後にもう一度拭き上げが必要だが、ラディアスは洗車後の水滴の拭き上げ時に、マイクロファイバークロスに数回スプレーして拭くだけ。
先の「ラディアス・ガラスコーティング剤/プロ仕様」のリンクは楽天の店舗だけど、販売元でもある実際に顧客の車のコーティングを行ってる
ラディアス川崎店のサイトを見ると、下地処理から、独自の低分子の無溶剤ガラスコーティング剤・リボルトプロの施工、さらには専用ブースや高級塗料を使った板金塗装まで、その徹底したこだわりの仕事内容は、
「こんなショップが近くにあれば」と惚れ込みたくなるほど。
そんなショップがメンテナンス用に扱ってるコーティング剤なので、使ってみる事にした。
そのコーティングをするために、いつも以上に入念に洗車した。
このコーティング剤は、専用のシャンプーがセットになってる。
しかし、このシャンプーはコーティング被膜への影響を少なくして、汚れを取るためのものと思った。
昨年10月のクォーツのメンテナンスの時に、撥水剤を上塗りされてるので、それを除去するつもりで、より洗浄力の強いアルカリ性の洗剤で、手持ちの中からクルーズ・ジャパンのパーフェクト・シャンプーで洗車する事にした。これは泡立ちもいいし。
(同社の製品には、さらに洗浄力の強いアルカリ性のスーパークリンシャンプーがあるが、それは泡立ちは少なく、また手元に無い)
コーテイング後の次回の洗車からは、付属のシャンプーを使う事にする。
今回はパーフェクトシャンプーをバケツの水に溶いて使う。その水はぬるま湯を使ってる。
車を洗うシャワーの水も、給湯器からの最低温度である
32度のぬるま湯を使ってる。
下準備として、
ブレーキにはビニールで覆いをかけておく。特にリアのドラム(屈辱!)は中に水が入ってしまうと、サビの原因になるので。
マフラーにも水が入り込まないよう、空気を入れたビニール袋を詰め込んでおく。
曇り空とはいえ、時おり日差しもあるので、夜間にする時とは逆に、
下回りから洗車する。
すなわち、ホイールやタイヤ、タイヤハウスを先に洗車する。
ホイールはホディとは別のスポンジを使う。タイヤやタイヤハウス内はまた別のスポンジ。
洗剤は全てのホイールを先に洗い、マッドガードの外側、サイドステップの下側、マフラーのテールの外側を洗ってから、次に全てのタイヤの側面を洗い、最後に砂などがよく付いてるタイヤハウスの順に洗う。
これらが終われば、バケツの中の残った洗剤は捨てる。砂が混じってるから。
さらにバケツの内側をタイヤ用のスポンジで擦って、綺麗に洗い流す。
その後、洗剤を新たに作って、ルーフから下へと洗車する。
シャンプーを専用のスポンジにたっぷり付けて、ボディを泡と一緒に優しく擦る。パネル毎に水で流して、再度シャンプーをつけてスポンジで擦る。それを流しながら、すすぎでもスポンジで擦る。
3度洗いしてるようなもの。このパーフェクトシャンプーは、そうしてすすぎの時も、スポンジで軽く擦りながら流すように解説されてる。水で流すだけではダメなのだ。
これにより、最初、水をかけた時には撥水していたのが、ほとんど親水というか、
スーと水が引いて行く疎水のような状態になった。
もうこれで、水を拭きとって、終了にしたいくらい。十分に美しいと思う。
ルーフはこんな感じに。
なお、
クォーツガラスコーテイングを多重に施工すると強烈に撥水するようになる。
その施工店では親水促進剤なるものを使ってなかった事もあるが、当時、雨の中、高速を走れば、ボンネットで水しぶきが踊って飛んできたし、仕事場で雨の中、露天に駐車してると、ルーフなんか気持ち悪いほどにモコモコと水玉のキノコが生えたようになっていた。
その水のキノコは高さが1cm近くもあって、ドアを開閉すると、その振動で、滝のように水が落ちて来たものだ。
そんな状態が2年以上も続き、施工店でも不思議がっていた。クォーツの販売元に尋ねると、多重に施工すると、そんな状態になるかもしれないとの事だった。
しかし、クォーツ本来の状態は、上の画像のような疎水状態なのだ。
今回のラディアスのガラスコーティング自体は簡単な筈なのに、洗車に時間を取られた。
次回、洗車する時にも、ラディアスを使うとしても、もっと簡単に済むはずだ。初回は丁寧に、仕方ない。
5時には母がディサービスから帰宅するので、それまでに拭き上げようと焦った。
付属のマイクロファイバークロスで拭く時に、パネル毎にラディアスを数回、スプレーする。
直接、ボディにスプレーするのでは無く、クロスに吹き付けて、それでボディの水滴を拭き取るという感じ。
私は普段の洗車で、マイクロファイバークロスを使う事は無かった。同じような極細繊維を使ってはいるけど、編んでないというのか、吸水セームとか書かれたクロスを使っていた。
撚って編んだようなマイクロファイバークロスは水を弾いて、拭き残しが出るように思っていた。
それがラディアスのせいなのか、綺麗に水滴が取れる。そして何かをコーティングしてるという印象も薄い。
塗ってるのか、塗れてないのか、よくわからない。
それでつい、
ルーフとボンネットは2度拭きしてしまった。
完全に水滴も取れた状態で、さらにラディアスをクロスに吹き付けて、ボディを拭きあげたのだ。
こうしてコーティングしたところは、元々、ピカピカだったので、見た目の変化がよくわからないし、肌触りというか、クロスの滑りも特によくなるわけでも無い。
クォーツガラスコーティングのメンテナンスの後、ショップ側が撥水剤のようなのを塗っていて、それはツルツルだった。クロスなんかがツルンと滑り落ちるような印象だった。
それが今は無く、元々、クォーツの表面はキュキュという感じなのだが、ラディアスのガラスコーティング剤/プロ仕様を塗った後は、スベスベ感はあるけど、
ツルンとした感じはない。
これはフッ素やシリコンを含まないからだろう。
→後日、
明らかに艶が増し、映り込みもよくなったと感じる。
肝心の撥水状態だけど、せっかく水滴を拭きあげたのに、再び、水をかける気にはならない。
グリル回りとか、ややこしい所はなかなか水滴が取れず、拭き取るのに手間がかかるのに。
撥水状態の確認は、次回の洗車の時にしよう。
ただ、バンパーに落ちた水滴を見ると、
接触角の大きな強い撥水状態にある事は確かだ。
全体の水滴を拭き終えた(ラディアスを塗り終えた)時点で、5時になってしまう。
ディサービスから帰宅した母を普段着に着替えさせ、部屋でテレビを見させておいて、車に戻って続きをする。
この間、もし母が部屋から出て、トイレに入ろうとすると、すぐに駆け付けられるように、REVEXのワイヤレスチャイムの受信機をカーポートへ持って来た。
ホイールもラディアスを付けたクロスで拭く。但し、ボディとは別のクロスを使う。
このアルミホイールは、ナットの穴が深く、ここに洗車後の水が溜まって、なかなか取れない。こんなところこそ、撥水状態になって欲しいので、繰り返し塗っておいた。
ドアを開けた内側などの水滴も取り、ここにもラディアスを塗布しておく。
リアハッチも開けて、同様に水滴を取り、ボンネットも開ける。水滴は可能な限りとる。
なんとか7時頃に終わるところ。
ここで、大トラブル。最後の最後で
ボンネットに傷を付けてしまった!
ボンネットを開けて、中を拭いたりしてたんだけど、一旦、下ろしてから(カチンと閉めずに)、後から中に忘れ物してないかと思い、再び開けた。が、ワイパーを立てたままだった。
その
ワイパーアームの根本とボンネットの縁が当たってしまった。
ボンネットの縁が擦れて、塗装も少し禿げてしまったのだ。ショック。
拡大すると、
以前にも幾度か同じ事をした。その時は、ワイパーがバタンと音を立てて、フロントガラスに倒れ込み、事なきを得た。
それが今回は、右側のワイパーだけを立てていたのだ。そこへ勢い良く、ボンネットを開けた。
左側のワイパーの方が先に当たるようだ。
遅くなったけど、疲れたけど、綺麗になった。で、終わるはずが、傷を付けてしまった。まさに痛恨。
すぐに
タッチアップペンで塗ったけど、もう暗いし、第一、後から塗って、綺麗になった試しはない。
シンナーで拭きとっては、塗り直し。
8時過ぎに、この日は諦めて、家に上がったけど、どっと疲れが出て、もう食事の支度がイヤになる。
2階の部屋で、パソコンを見て、余計に眠くなり、ベッドの上に少し横になったら、そのままうたた寝。
目が覚めたら9時過ぎだった。これから夕食の支度!
簡単に済ませたいけど、具合の悪い事に、サンマのつみれを解凍してるのだ。解凍したら、その日のうちに使用しろとある。
それで白菜を切って、付属のスープを入れて、そこへサンマのつみれを入れる。マイタケも入れておいた。汁物の代わりにする。
豆腐はもう鍋に入らないので、別の皿に入れて、汁物のつゆをかけて、ラップしてレンジでチンした。
食べ始めたのは、上の写真を撮影したのが午後11時40分だった!
食べ終えて、母に薬を飲ませ、食器を洗い終えたら、もう午前1時。
それから母に歯磨きさせて、トイレに入らせ、パジャマに着替えさせて、布団に入れたら午前2時前だった。