• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

マサ21のブログ一覧

2022年04月24日 イイね!

BeatJam 5 for carrozzeria のサービス終了

BeatJam 5 for carrozzeria のサービス終了私の1DIN+1DIN形式の最後のサイバーナビAVIC-VH0999への
「BeatJam 5 for carrozzeria」のサービスが2022年4月30日で終了する。


要するに、パソコン上の楽曲データをサイバーナビのMSV(ミュージック・サーバー)へSDカードを介して転送する為のソフト「BeatJam 5 for carrozzeria」のサービスを終了すると言うのだ。
それも、2022年4月15日に告知して、4月30日に終了という。
この告知ページはこちら
その内容は以下。

2011年~2015年発売のサイバーナビご愛用のお客様へ
「BeatJam 5 for carrozzeria」サービス提供終了のお知らせ


2022年4月30日に終了するサービスの概要
BeatJam 5 for carrozzeriaのセットアッププログラムのダウンロードサービス
BeatJam 5 for carrozzeriaのサポートサービス
※BeatJam 5 for carrozzeriaにて行っていた以下の機能を含む、BeatJam 5 for carrozzeria全体のサポートが終了します。
 ・SDカードを利用したパソコンの楽曲データのサイバーナビへの転送
 ・ミュージックサーバー楽曲タイトルの取得と編集
 ・製品付属のインストール用CD-ROMを破損、紛失された等の場合に、有償で再提供するサービス

該当機種
2011年発売モデル:AVIC-VH09CS/ZH09CS/VH09/ZH09/ZH07/ZH09-MEV
2012年発売モデル:AVIC-VH99HUD/ZH99HUD/VH99CS/ZH99CS/VH99/ZH99/ZH77
2013年発売モデル:AVIC-VH0009HUD/VH0009CS/VH0009/ZH0009HUD/ZH0009CS/ZH0009/ZH0007
2014年発売モデル:AVIC-VH0099H/VH0099S/VH0099/ZH0099WH/ZH0099H/ZH0099WS/ZH0099W/ZH0099S/
ZH0099/ZH0077W/ZH0077
2015年発売モデル:AVIC-VH0999S/VH0999/ZH0999LS/ZH0999WS/ZH0999L/ZH0999W/ZH0999S/ZH0999/
ZH0777W/ZH0777

お問い合わせ
本件につきましてご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせいただけるようお願い申し上げます。
ジャストシステム「BeatJam 5」サポートページ
(サポートセンターへのお問い合わせ受付は、2022年4月30日に終了予定です。)

これについて、カロッツェリアのカスタマーサポートに問い合わせると、以下の返答があった。
BeatJam 5 for carrozzeriaのサポートサービスの提供終了となりますので、
転送などの機能自体がご利用できなくなる訳ではございませんが、
5月1日以降にBeatJamが正常に動作しなくなった場合は、ご相談いただける窓口(対応方法などご案内可能な窓口)がない状況となります。
何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

と、まぁ、PCにインストール済みのBeatJam5を使って、SDカード経由でサイバーナビのMSVに楽曲転送する事は今後も出来るみたいなので、一安心した。

ただ、「BeatJam5 for carrozzeria」を新たにダウンロードする事は出来ないので、今のうちにインストールファイルを入手しておく必要があるし、
それを大事にしておかないと、PCを買い替えた時などに、新たにインストールし直す必要がある。
BeatJam5のダウンロードはこちらから。
↑もうサービスは終了してるので、下記からダウンロード。

しかし、このBeatJam5は「シリアルナンバー」がないと、インストールは出来ない。
そのナンバーはサイバーナビに付属してると言うのだが、中古で購入した場合は、まず無いだろう。
そのナンバーの入手方法等については、私の過去のブログのこちらから。
これも、4月30日までに対処しなければならないと思う。

私も「紛失した」とジャトスシステムに申し出て、
住所、氏名、電話番号等を登録して、ユーザーIDを取得し、所有者として「シリアルナンバー」を入手した。
よって、「シリアルナンバー」には、私のID、住所、氏名等が紐づけされてるので、
私の「シリアルナンバー」を他人と共有する事は出来ない。

この10桁-8桁のシリアルナンバーはもちろん、デタラメな数字でいいはずが無く、チェックサム的な仕掛けがあるに違いない。
でも捜せば、ヤオフクやメルカリにBeatJam 2008等のCD出品で、SOLDのものでも、
その商品画像にシリアルナンバーが写ってるのがある!

試してみると、そのシリアルナンバーを使って、BeatJam5もインストール出来た。

ただ、このまま起動しようとすると、テストした手持ちの別の古いPCでは、
「Adobe Flash Playerが古いかインストールされてない」と、起動時にメッセージが出て、動作しない。
次にアップデイト・プラグラムを実行すると、その古いPCでも正常にBeatJam5が起動した。
最初の起動画面から、右側の「Digital Audioへ転送」をクリックすると、転送モード「catozzeriaモード」で曲の転送画面になる。

他人のシリアルナンバーを使う事には、後ろめたさがあるが、既にサポートが終了したソフトで、そのシリアルナンバーで新たにユーザー登録も出来ず、不正使用にもならないのでは。
そもそも、このシリアルナンバーはカーナビに付属してるもので、そのナビを使ってるものには、あるハズのものなのだ。他での利用価値も無いし。

私が過去に、ネット上で拾ってきたシリアルナンバー
は以下のものがあるので、試して欲しい。利用はあくまで、自己責任で。
6010743601-11462614
6010743601-10982851

私が所有してるBeatJam5のダウンロードは以下
bj5setup.exe
そのアップデイト・プログラムは
bj5up06.exe

上記のリンクをクリックして表示されるDropboxの画面の中央寄りの「ダウンロード」か、画面右上の↓をクリックすると、
「ログインまたは登録」のポップアップが出れば、
その中の一番下にあるまたはダウンロード専用で続行をクリックでダウンロード出来る。
以前はポップアップを×で消して済んでたけど、Dropboxにアカウントを作るか、既にあればログインして、ファイルを共有するという手順を求めてくるみたい。
それをせずに、ダウンロードするだけというのが、一番下の「ダウンロード専用で続行」になったようだ。
こういうのは、他のサイトでも同じだけど、いくら手順を説明していても、システム側の更新で内容が違ってしまい、戸惑うことが多い。

アップデイト情報はジャスト・システムのこちらから。
上記のbj5up06.exeはそこからダウンロードしたもの。
インストーラーのbj5setup.exeは前記のカロッツェリアのサイトからダウンロードしたもの。(現在はダウンロードは出来ない)
いずれも、私が年間1万円以上支払ってるノートン360でウィルス・スキャン済み。

bj5setup.exe をダブルクリックして実行すると、まずシリアルナンバーを聞いてくる。
インストールが終了したら、すぐ、
bj5up06.exe をダブルクリックして、アップデイトを実行する。
以上でBeatJam5が使えるようになるはずだ。

また、ナビスタジオ Ver.5(NAVI*STUDIO 5)
は今でもカロッツェリアのサイトからダウンロード出来る。
それはこちらから。

他には、
データ通信専用通信モジュール ND-DC2 / ND-DC1を使った
データ通信サービスが2025年3月31日で終了するらしい。
alt

ドコモの3G回線が2026年3月末で終了するので、それより1年前にサービスも終了というのだ。

AVIC-VH0999などでは、スマホのBluetoothのPANプロファイルでのデータ通信が使えるのだが、スマートループアイなどはデータ通信モジュールを使わなければならない。

ND-DC3が使えればいいのだが、カスタマーサポートは「使えない」と言う。
車内でWi-Fiが使えるルーターのDCT-WR100DやドライブレコーダーNP1の無線LANを有線LANに変換する装置や、USBで受ける装置が市販されていて、なんとか使えないものかと思うのだが、サポートに聞いても「使えない」と言う。

そんな旧製品でも利用出来るアダプタ的なものを出してくれれば、NP1等も売れると思うのだけど。

さらに、もっと懸念されるのが、
地図更新の終了時期だ。
これまで、製品の発売から10年で地図更新が終了してる。
AVIC-VH0999は2015年製だから、2025年までか。
と考えると、そうでは無い可能性がある。

このシリーズは
0999(2015年)、0099(2014年)、0009(2013年)なのだが、
1つ前のシリーズの
99(2012年)、09(2011年)の機種では、既に2021年版で地図更新は終了と案内されてるのだ。

つまり、我がVH0999も、このシリーズ初代の0009(2013年)の10年後である、
来年の2023年版で地図更新が終了になる可能性が高い。
地図更新の終了は、まさにカーナビの死刑宣告に等しい。

カスタマーサポートにも最後の1DIN+1DINは中古市場でも人気がある機種なのでと、
地図更新の延長をお願いしておいた。

ただ、やはり「需要予測など総合的な判断」をしてるらしく、どの程度、更新地図が売れるかにかかってくる。
そんな中、メルカリなどで最新地図データ入りのSSDが売られていて、それを買ってると、その分、更新地図が売れず、更新サービスが終了してしまうという悪循環になりそう。

そして、ついにメーカーサイトで、
0999、0099、0009の地図更新が2024年6月で最終になると告知があった。
その内容はこちらから。
いつかはこの日が訪れると思っていたけど、やはりショックだ。
割高でもいいから、データくらい作ってくれてもいいのに。

私はHUD用の更新地図も必要なので、「カロッツェリア地図割プラス」で購入してきたが、
その年会費も2022年4月1日より、3960円(税込)→5500円(税込)に値上がりしてる。

カーナビ市場そのものが、スマホの地図アプリなどに押されて、縮小してるらしい。
つまり、カーナビが売れない時代なのだ。
HUDもより高画質なものを開発中と、ずいぶん前に聞いたが、もう出てこないのではないか。
高価なカーナビは一部のマニアが買っても、多くは売れず、開発しても採算が取れないから。

カロッツェリアへの問い合わせはこちらから。
Posted at 2022/04/25 03:00:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車 | クルマ
2022年04月07日 イイね!

山桜の盆栽の植え替え他

山桜の盆栽の植え替え他最初の画像は山桜の盆栽の開花である。
この山桜は私が子供の頃、空き地で芽生えた小さな苗を引いて来て47年になるのか?
もう46年だか48年だかわからない。
毎年、同じ事の繰り返しなので、上げないつもりでいたけど、写真を撮ってたので、記録として残しておく。
今年は急に暖かくなったので、開花もアッと言うまで、すぐに散ってしまった。
山桜は茶色の新葉が出ると同時に開花する。

以下はこの山桜の植え替え。
この作業は芽吹く前の3月19日だ。
盆栽は小さな鉢で根が充満するので、定期的に鉢から抜いて、根を切り、用土を入れ替えてやる必要がある。
この山桜は根の張りが早くて、毎年植え替えて来た。
が、この木もいい加減な歳で、成長も緩慢になってるので、昨年は植え替えなかった。
1年開けたのは、もう10数年ぶりだろうか。
作業自体も大変なので、出来れば隔年にしたい。そんな思いで、横着した結果でもある。

まずは鉢から抜く。
一口に抜くと言っても、これが容易では無い。
根が充満して、内側に張り付いて、ちょっとやそっとでは抜けないのだ。
鉢の周囲から根気良く、カマなどで根を切り離して行く。
alt

次に、「根張り」となる美観上、重要な上根の周囲を慎重に掻いてから、後は底の方をレーキで大胆に掻いて行く。
alt

そうして、根を切り詰めて行く。
切除した根の断面には、トップジンMペーストというオレンジ色の殺菌剤を塗る。
バラ科の植物は根の傷口から「根頭がんしゅ病」という根がコブ状に膨らむ病気が侵入するので、その予防の為。
alt

根の底は強く切り込んでおく。
盆栽に底の根は不要と言ってもよく、極力切り詰めておく。
alt

先に抜いた鉢は綺麗に洗って、底穴にアミをセットしておく。
同時に木を固定する為の針金も通しておく。いずれも着色アルミ線。
alt

鉢底に直径5mm以上のゴロと呼ぶ土を1層位敷いて、
その上から2mm~5mmの用土を中央を高く敷いておく。
用土は赤玉土7、桐生砂1、日向土1、川砂1の割合に竹炭を混ぜてる。
alt

木を据え付け、揺すり込んで、位置を決める。そして、針金で固定する。
alt
↑もうこの鉢がギリギリ。本当はもう少し、余裕が欲しいが、鉢を大きくするのは重量も増えるので避けたい。
とは言っても、長年の鉢の中にあって、もう太い根の塊状態なので、これ以上、根を詰める事は出来ないのだ。
ただ、深さ方向には十分に余裕があって、根が伸びる余地はある。

隙間から用土を入れては、箸で付き込んで行く。
alt

最後は、鉢の側面を手で叩いて、振動で用土を落ち着かせる。
表面に根が露出しそうな箇所には刻んだ水苔を当てて、後は化粧土を薄く敷く。
化粧土は1mm~2mmの硬質赤玉土と富士砂を等量混ぜたもの。
美観上と表面を落ち着かせるのに使う。

この後、たっぷりと潅水して、さらにHB-101の1000倍液を潅水して終わり。
植え替え後の活着、根の張りに差が出てくるのだ。

以下は3月30日に撮影した芽吹いて来た頃の姿。
alt
↑近年、左側の枝が順に枯れて来てしまって。

同じ3月30日、モミジも芽吹いて「開花」してる。
こちらは種を撒いて、発芽して47年になるか。
alt

ともかく、毎年、全面に小さな花が付く。
alt
↑この花を放置すると、種が出来たりして、木に負担がかかるので、なるべく早く摘み取る。
植物はみな、花を咲かせるだけで、エネルギーを消耗するのだ。
だから、花を見るものは仕方ないとして、モミジのように観賞価値も無い花は早く除去する。

モミジの花は「風媒花」のはずなのだが、こうしてハチが蜜?を吸いに来る。
alt

花が終わると、新葉が大きくなって来るので、葉が固まった頃に、葉を透かす作業を行う。
写真は最初の山桜の開花と同じ4月7日の撮影。
alt
↑このまま放置すると、蒸れて内部の枝が枯れてくるのだ。
モミジの葉は1節から2枚でる対生なので、その1枚を切って行く作業が待ってる。

Posted at 2022/04/27 21:25:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 盆栽 | 趣味
2022年03月10日 イイね!

AutoSee 3Dアラウンドビューの取り付け(1)

AutoSee 3Dアラウンドビューの取り付け(1)前後左右の4つのカメラの映像を合成し、車の真上から見た映像を作り出す装置は、今は珍しくは無くて、新車の多くに取り付けられてる(オプションか?)

しかし、これは真上からだけでは無く、
車の任意の角度から見た映像を作り出す。
それはあたかも車外から誰かが撮影したような映像である。



私の愛車には、これまで、
MiCarBaブランドの3Dアラウンドビューを取り付けていた。
その記事はこちらから。
今回は、それをAutoSeeの3Dアラウンドビューに入れ替える。

そもそも愛車のシビックのようなコンパクトカーに、このようなカメラが必要なのかと言われるかもしれないが、
私は27年目になる旧車に可能な限りの最新のアイテムを取り付けたいのだ。
それを楽しんでると言うか。

ただ、近年は乗って走ってるよりも、こうした装置を取り付けるのに四苦八苦してる時間のほうがはるかに長いように感じる。
「これさえ完了すれば、気持ちよく乗れるのに」という思いが強くて。

この3Dアラウンドビューシステムは
AVMS =Around View Monitoring System と呼ばれていて、これは取り付けるのも大変だが、それだけでは済まず、車の周囲に専用シートを広げて「キャリブレーション」を行わなければならない。
本当に面倒なんだけど、その結果がまた、
なかなか満足の行くものにならないのだ。

特に私の車の場合は、
フロントカメラの位置が30cmと低く、左右のカメラが傾いてる。
フロントバンパーが飛び出していて、グリル付近だとカメラの視界の半分近くがバンパーになって、直前の映像が得られないし、フロントカメラは車の中心にないと、合成される車の3D画像がズレてしまうのだ。

それで、「地上高40cm以上」という指定に対して、
ナンバープレートの下の30cmという大変低い位置にフロントカメラを付けざるを得ない。
alt

またドアミラーの底面に水平な部分が無く、傾斜面に取り付けたカメラの画像は傾いてしまう。
alt

これらの悪条件からか、合成された映像は、
正面画像がハケで履いたように流れて、停車しててもフワフワと揺れる。
これを何とか改善出来ないものかと、カメラの角度を上げ下げしてキャリブレーションを何度も繰り返したが、結果は変わらなかった。

それが別のAVMSでも同じなのか、改善されないのか、期待と不安が募る。

また、これまでのMiCarBaのカメラで不満なのは、両サイドを同時に映し出す機能が無い事だ。
商品の箱の側面にはそれらしき映像があるし、
alt

「Display Setting」の「L&R Display」でそれが可能になるのではと思われるのだが。
取説16ページのその説明でも、
Left and Right Display at the same time:
"Open": when double flash is on, display 2D + left and right at the same time
とあり、ダブルフラッシュって、ハザードを2回点灯ではないかと思うのだけど、機能しない。

現在、「海の向こうの先進国」では、このAVMSは大変多くの商品があり、
何を選んだらいいのか、まずそれで迷ってしまう。
alt
↑トラックやバス、キャンピングカーにはそれようの製品がある。
 ドアミラーから後ろが長い車は、そこにサイドカメラを取り付けると、後方が映らないから。

今のトレンドは、ロータリースイッチで表示モードを切り替える製品のようだ。
多くの表示モードがあって、それを選ぶのに、ボタンのスイッチだと何回も押したり、行き過ぎたりして操作性が悪いので、ダイヤルを回す事ですばやく目的の表示に切り替えられるし、周囲をグルリと回して映す時にも便利なのだ。
このロータリースイッチは無線で、どこにでも設置出来るが、私はこれまでもステアリングスイッチを使ってきた。

基本、バック時と、ウィンカーを出した時に自動でそれぞれ適切な表示に切り替わるのだが、ギアを変えずに、またウィンカーを出さずに、手元でそれらの画像に切り替えられるように、
ステアリングに丸いリモコンを取り付けていた。
それは、全く別の製品の4つのカメラ映像入力を選択する為の無線スイッチで、これを改造して、指定のカメラに駆動電流を出力するのを利用して、3Dカメラを切り替えていたのだ。
alt

私が今回、選んだのは、最初の画像のように、
そんなステアリングリモコンが付いてる3D AVMSなのだ。
ロータリースイッチをステアリングに取り付けられればいいんだが、摘み易くするために高さが結構あって、ステアリング操作に邪魔になるし、ちょっと触れただけでリングが回り、映像が切り替わってしまうと思われた。
また、最後まで迷っていたロータリースイッチ付きの製品が「売り切れ」になってしまった事もある。現在の半導体不足で新たに作れないのだ。

今回の製品も、迷ってた製品も「姉妹機種」のようで、メニュー構成が同じだ。
これを選んだもう一つの理由は「View Adjust」にある。
それぞれの表示パターンで、その表示角度や視点を調整出来るのだ。

私はこれまでのMiCarBaの製品で、「前から見た表示」のモードを使っていた。
サイバーナビがクルーズスカウターで、前方カメラの映像にAR(=Augmented Reality:拡張現実)でルートを表示したり、先行車との距離を表示したりと、常にその前方カメラを表示する状態にしてるので、
専用のモニターで3Dアラウンドビューを常時表示する場合、
そのほとんどが前方カメラの映像を表示する事になり、同じように前方表示するモニターが2台になってしまうのを嫌ったからだ。
alt
↑MiCarBaでナンバープレートネジ穴に取り付けるカメラに改造してた頃。
高さは確保されてたが、かなり下向き。前方路面を映していた。

つまり、前方を映す映像では無く、前から見た映像を表示させたい。

同様に、バック時には、他のマルチビューカメラがほぼ真上から見下ろし、スマートミラーのリアカメラ映像もあるので、
後方を映す映像では無く、後方から見た映像を表示させたい。

MiCarBaにはそんな表示モードがあったから使っていたが、
他にそんな表示モードのあるAVMSはなかなか見当たらないのだ。
私は勝手に、このAutoSeeの製品の「View Adjust」で、そんな表示に変えられるのではないかと期待した。

実際、この製品の紹介ページのフロント画像は、車の後方の上から前方を表示し、
alt

バック時の画像は、車の前方の上から後方を表示するようになっていた。
alt

つまり、私の希望はこの前後の入れ替えになる。

実際、購入して卓上で「View Adjust」を試すと、
「Direction Y」で視点を車の後ろから前に大きく移動出来て、
alt

「Angle Z」で見る向きを回転させて、180度反転する事が出来た。
alt

以下は後日撮影した「View Adjust」のデモ動画である。


ただ、理想は整備工場のピットにあるような、前方上部にある鏡なんだけど、
「鏡像」にする事は出来ない。
だから、前方からの映像は左右が違っていて、錯覚を覚える。
これはMiCarBaの製品でも同じだった。

AutoSeeの製品も、他の後方を表示するモードでは「鏡像」になってる。
私が使いたい「3DView2」という表示モードは「鏡像」で無いのだ。

なお、このAutoSeeの製品は32車種の3Dモデルが選べるし、色も変更出来る。
車内のシートやステアリングなども映り、リアルなものだ。
この製品の販売ページはこちらから。
私が思案してるうちに「売り切れ」になったロータリースイッチ付きの姉妹機種はこちらから。
私が現在、感心のある製品はこちらから。

いずれも本体の箱の重量があって、航空便としての送料がかかる。
その箱の中にはキャリブレーション・シートの代わりに使う目盛り付きのガムテープのようなのがはいっていて、それがけっこう重い。
しかし、実際には後述の専用のキャリブレーションクロスを使ったほうがよくて、それはまた別売で、それはカサがあるので、やはり送料が高くつく。

製品の中には車の周囲を取り囲むような巨大なキャリブレーションシートを使うものがあり、それは風の影響を受けやすい屋外での設置は困難なので、やめておいたほうがいいと思う。
この製品は四隅の1mの■を使うだけなので、自作も出来そうだが。

いずれにしても、中国からの発送なので、早くて2週間、だいたい1ヶ月近くかかる。
コロナのせいで、航空便が減ってるので、それも影響してるのか。
短気な私は、いつも発注したら翌日に届くamazonでほとんどの製品や食品を買うので、この到着までの日数は胃が痛くなるほどストレスを感じる。

数多い製品の中から自分の車の3Dモデルがあれば理想だが、なかなか無いので、
近い形の車が選べるよう、多くの車種モデルがあるほうがいい。
中には1車種のみで、注文時に6パターンほどから選ぶように英文で書かれてるところもあるが、尋ねてもまともな返答が無かったりする。

AutoSeeは商品ページがしっかりしてるし、質問にも真摯に返答してくれる。
私は質問やレビューは全て英文でして、英文で返ってくる。もちろん、私は英語が堪能なわけでは無い。
このAliExpress(中国の最大手通販会社アリババの海外向け通販サイト)では商品のレビューも日本語訳されるが、それは酷いもので、何を言ってるのかサッパリわからない。原文をGoogleで翻訳したほうがずっとマシだ。だから、日本語で尋ねても、変な訳で通じないのでは無いかと思えて。
またレビューは日本語では投稿出来ないみたい。

この製品は愛車のトラブルなどで、取り付け完了が3月になってしまい、レビュー投稿しようとしたら、「期限切れ」になってしまったようだ。購入からレビューを上げるまでに期限があるのだ。
ここで買った他の製品には、詳しいレビューを英文で上げてるのだが。

多くの製品の販売者の中には、まるで転売屋ではないかと思えるレベルのものもあり、そこに何を尋ねてもダメ。
まぁ、Amazon内のMiCarBaもそれに近い印象で、技術的な質問にはまるで対応出来なかった。

製品の紹介に終わってしまったが、この後、いつものように後方に順に表示されるよう、
これより過去の日付で、取り付けの続きを書いて行く。


Posted at 2022/03/19 21:31:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車 | クルマ
2022年03月09日 イイね!

AutoSee 3Dアラウンドビューの取り付け(2)

AutoSee 3Dアラウンドビューの取り付け(2)これまで愛車に取り付けていたMiCarBaの3Dアラウンドビューシステムのホスト(本体)との比較である。
外観はMiCarBaのほうが高級感があるというか。

初めて、このAutoSeeの製品を取り付ける場合は、特に何も迷わずに設置や配線を考えるだろうけど、
MiCarBaの製品からの入れ替えをする場合は、
まずそれを完全に撤去するべきか思案する。


本体はこれまでどおり、助手席下に設置する。
そこのカーペットに直置きするので、放熱を考えて、いずれにもゴム足を取り付けてる。
そのゴム足の裏にマジックテープの硬い方を貼り付けて、それでカーペットにくっつける。
alt
microSDカードのスロットがあるのはMiCarBaのみ。
 AutoSeeは内部に16GBのメモリーがあり、それに録画するか、ケーブル先のUSBのスロットにUSBメモリーをセットして録画する。

MiCarBaは .mp4の動画ファイルで、AutoSeeは日別のフォルダ内に .tsの動画ファイルが作られる。
.tsファイルは最近のドラレコでよく採用されていて、録画途中で電源が断たれてもそのファイルが壊れず再生可能だとか。
いずれも4カメラが合成された1つの映像ファイルになってる(後にその静止画を貼ってる)
本体での再生時には、いずれかのカメラの画像を全画面にする事も出来る。

駐車録画の為の衝撃感知
MiCarBaは外部接続のセンサーが付属していて、そのボリュームで感度調整したが、
AutoSeeのは内部に衝撃センサーがあり、設定メニューから感度を調節する。
但し、いずれも衝撃を感知しても、起動時間がそこそこかかるので、その瞬間の映像録画は期待出来ない。
にもかかわらず、感度の設定次第では、エンジンOFF時に不必要に起動して録画するので要注意。

私は他に駐車録画させるドラレコがあるので、
MiCarBaでは衝撃センサーは接続しておらず、
AutoSeeもメニューからSystem Setting → Driving Records内のVib.Level を0に変更しないと、デフォルトのままだと駐車録画して、バッテリーを消耗する。

本体には32ピンのコネクタが刺さり、そこから出たケーブルにカメラやリモコン用の赤外線センサー、USBコネクタが付く。
alt

ちなみに、内部のパーツは以下のようになってる。
alt
↑白っぽい歯磨きのチューブの中身のようなのは、コンデンサの液漏れでは無くて、後から意図的に付けたものと思える。
中国の製品の基盤には他でも見たが、何の意味があるのか不明。

AutoSeeとMiCarBaで共通して使えるものはないか。
すると、意外に使えるのが多かった。
カメラは中国製品に共通の4ピンなので、まず配線はそのまま使える。
いずれの製品もカメラ側、中継ケーブル、ホスト側の3本に分かれていて、2箇所のコネクタで接続されてるが、中継ケーブルはそのまま問題無く使える。

カメラは? 駆動電圧が5Vの製品や3V台の製品があるので、確認が必要だろうけど、試しにAutoSeeのホストに、MiCarBaの取り付けなかった2Dの製品のカメラを接続すると、普通に映った。
その後、MiCarBaのこれまで使ってた3Dの製品の予備(同じのを2セット持ってる)のカメラを接続してみたが、問題なく映った。

メーカーに言わせると、当然、
「他社のカメラとは互換性が無い。最悪の場合、ショートや火災の危険もある」と言う。
実際、もし4ピンの配列が違ってれば、信号を受けるところへ5Vなりの電流を流せば、カメラは故障するだろう。
だから、試すならば、自己責任だ。

一応、確認は取れたので、
カメラは既に愛車に取り付けてるMiCarBaのをそのまま使う手もあったのだけど、
リアカメラとして使っていたMiCarBaのステー一体型フロント用のカメラは、
夜間の防眩性が大変悪かったのだ。
つまり、後続のヘッドライトが大きく広がり、線状の光りが長くなってしまう。
alt
alt
↑カメラとしてはコンパクトで、ステーを切除してカメラだけにしたら、
ナンバープレートの真上に取り付けても車検に通ると思ったのだが。

後から買った2セット目のMiCarBaのフロントカメラはステーがネジ留め式になっていて、それだと防眩性も特に問題は無かった。

また、フロントカメラとして使ってたMiCarBaのリア用のカメラは、全く別の単独カメラのステーを流用して、角度調整を可能にしていた。
フロントカメラの位置が低いので、視野を調節する為に、その角度を調節する必要があったのだが、
その視野の中央付近に曇り(にじみ)が発生するようになってた。
レンズを拭いてもダメで、内部に曇りが発生したようだ。
alt
↑ナンバープレート裏のステーに取り付けてあり、外して横向きに置いてる。

以上の不具合から、フロントとリアのカメラは交換する。

ところが、AutoSeeのカメラとMiCarBaのカメラを比較すると、悩ましい事が。
AutoSeeの前後左右の4つのカメラには全て「SONY253」
MiCarBaの前後左右の4つのカメラには全て「天光」と表記されてる。
alt

暗視性能はMiCarBaの「天光」が優れてる!
alt
↑例によって、寝たきり状態で介護してる母親の部屋で、そのベッドが映ってる。

暗視性能と相反する関係の防眩性は、ほぼ同じ。
alt
↑着古したズボンでみっともないが。自分で検証用に撮影しただけなので。

本当にSONY 253のイメージセンサーなのか?
はたして、取り替える必要がある前後のカメラを、AutoSeeにしていいのか?
この疑問は、左右のカメラでさらに大きくなる。
AutoSeeのカメラは左右で暗視性能が異なるのだ!
alt
↑同じく介護してる母の部屋。そこはまさに昭和の部屋。
 紐スイッチ付き!の蛍光灯の天井照明に、右上の方にはブラウン管のテレビ!

AutoSeeの前後(見た目は同一)と右の3つのカメラの傾向は同じで、暗い所では緑っぽく映る。
左のカメラだけが暗い所でも綺麗に映る。
このテストではカメラも動かしてみたりした。MiCarBaの2Dタイプの安い製品のカメラだと、残像が強く残るのだが、今回のこれらのカメラにそのような事は無い。

防眩性となると、
alt
一番いいのは、緑っぽく映るAutoSeeの右と、同じ傾向のAutoSeeの他の前後のカメラ。

MiCarBaのリアカメラはフロントと形状が異なり、リアは光りの線が伸びる傾向にある。
alt
↑カメラがテカッてるが、全てのカメラのレンズと正面周囲に硬化型ガラスコーティングを拭き取り無しの厚塗りしてる。特にレンズへは目薬を滴下する要領で、1週間以上放置してる。飛び石等への防御を期待して。

一方、AutoSeeの左右のカメラはSONYのロゴも少し違う。
alt

これら、左右のカメラの違いについては、AutoSeeのほうにも問い合わせたが、
「初めて聞く話し」だと言う。問題があるとすれば、パーツの納入業者のほうかもしれない。

まぁ、普通の明るさの場面では、差はあまりない。
alt
↑むしろ、右側のMiCarBaのカメラに照明の映り込みが見られる。これは全体を動かしても変わらないから、光りの入射角の関係では無く、カメラの特性のように思える。

ここで使うカメラは、暗視性能や防眩性だけで無く、
4つのカメラの画像を合成する必要性から、レンズ特性とかも問題になって来るはず。
上の4つのカメラ画像は、それぞれのカメラの生の映像であるが、
AutoSeeとMiCarBaでは、明らかに画像の形状や大きさが異なる。
つまり、AutoSeeのほうが全体が丸く、小さくなって、視野も少し広いような。
これは、まさに360度カメラの生映像に似てるのだ。

しかも、キャリブレーション時のレンズ選択では「8255」が指定されてる。
alt
↑指定の8255以外に多く選択肢があるが、MiCarBaのレンズを使うと、どれにしたらいいのか。
球状の画像を一定の法則で平面に展開してるとすれば、指定のレンズ特性を外れるのはよくないはず。

カメラの取り付け前に、
どらちのカメラを採用するかで大いに悩んだ。
さらにそのカメラのステーを含めた取り付け方法にも課題があった。

まず、リアカメラは、
これまでは前述のとおり、MiCarBaの初期製品のステー一体型カメラを使っていた。そのステーを切り落とす事でコンパクトにし、ナンバープレートにかからないように取り付けていたのだ。
それは防眩性が大変悪いのでボツにする。

今回のカメラはAutoSeeのは前後が同じで、MiCarBaのフロント用も外観は同じで、
ステーがネジ留め式になってる。
このネジは締め付け直したりすると、簡単にステーを貫通してしまう。
つまり、取り付けた後から、抜け落ちる可能性もあるので、接着剤の併用が必要だと思う。

そうしておいて、ステーの横に出た部分を切り落とす。
alt

それでも、以前に使ってたリアカメラと比較すると、
alt

高さが出てきてしまう。つまり、ナンバープレートにかかりやすくなる。
alt

この解決策として、車側の
プラ製のガーニッシュをくり抜いて、内部の鉄板に直接取り付ける。
alt
↑元から丸く凹みのある部分で、底のプラスティックを切り抜いて、深くした。
超音波メスで切り、リューターで削って、ボディ同色のタッチペンで塗ってある。側面の色が変わってる分だけ深くなった。
中央の黒っぽい大きな穴は、昔々、ディーラーでリアカメラを取り付けてもらった時に、開けられた。今回は金属用の修復パテで埋めた。

この凹みに、先程ステーを加工したカメラをはめ込んだ。
強力な両面テープ「3Mの接合維新」を使ってる。(ずっと使って来たけど、もう無くなった?)
alt
↑左から来るケーブルは、左の方に取り付けたスマートミラーの車外カメラのもの。

正面から見ると、ナンバープレートへのかかりはこのくらい。
alt
↑これで何とか、車検に通るだろう。
10数年前には、もっと大きく下に出っ張ったカメラをディーラーで取り付けてもらっていたのだが、近年のオートバックスでの車検では「外せ」と言われた。

なお、このリアカメラは思案の末、AutoSeeのカメラを使った。

次に、フロントカメラは、
これまではMiCarBaのリア用のカメラをナンバープレート裏に貼り付けたステーに取り付けていた。
alt
黒いボルトを使ったために、サビが出てしまって。
取り外した状態で下から見て、左側がマルチビューカメラ(ナビのフロントカメラ)、
右側がMiCarBaの3D アラウンドビューカメラ。(のリア用をフロントに使ってた)

位置が低いので、角度を調整出来るようにしたいが、
以前とカメラ形状が違うので、同じステーは使えない。
カメラに付属のステーは角度の変更が出来ないので、何か使えるものはないかと、散々、捜したのだが、
なんとAutoSeeの製品の箱の中に、角度可変のステーが別に1個だけ袋に入っていた。
alt

この角度可変ステーはネジ山式なので、段階的に角度が変えられる。
側面のネジを締め付ければ、勝手に角度が変わる可能性が少ないので良い。
この角度可変ステーはMiCarBaのフロントカメラも取り付けられるのだが、

結局、フロントもAutoSeeのカメラを使う。
それはやはり、キャリブレーション時のレンズ選択との関連で、指定の純正品の方がいいと判断したから。

こうしてフロントカメラはAutoSeeのをナンバープレート裏に貼り付けたステーに取り付けた。
角度可変のステーとカメラはネジ留めだけで無く、接着剤も併用した。
alt
↑隣の席はカーナビに映すマルチビューカメラ用。

ナンバープレート側のステーとの接合にはステンレスの六角穴ボルトとナットにバネ座金も使った。
alt

このナンバープレートステーの加工品については、
過去のMiCarBaのカメラ取り付けの記事を参照して欲しい。それはこちらから。

次の課題は左右のカメラなんだが、
グロメットを含めた大きさがAutoSeeとMiCarBaで違うのだ。
AutoSeeのカメラのほうが、グロメットの取り付け面から先(奥)への出っ張りが大きい。
alt

ところが、ドアミラー内部はもうギリギリで、これ以上、中には入れられない。
alt
↑ドアミラー内へのカメラの取り付け作業は過去の記事のこちらから。

グロメットを入れ替えようにも、カメラ本体の直径はAutoSeeの方が小さい。
alt
↑本体のカサ部分はAutoSeeの方が大きい。


本体の直径はAutoSeeの方が約1mm細いので、グロメットを取り替えると抜けてしまう。
alt

ドアミラーに穴を開けて、取り付けを検証した時に用意した、
中古のドアミラーにAutoSeeのグロメットとカメラを取り付けてみると、
alt
↑奥まで入りきれないので、隙間が目立つ。
MiCarBaのグロメットがカサの部分を包み込むようになってたのに対して、
AutoSeeのグロメットはカサの底辺に接するだけなので、うまく入ったとしても、
同様の隙間が出来てくる可能性があるし、抜け易くなると思う。

ドアミラーのカメラは、ドアミラー内に次のケーブルへのコネクタが来るようになってるので、カメラが故障した時など、ドアミラー内だけで交換出来るようになってる。
だから、取り替える事は鏡さえ外せば可能なんだが、
サイズの違いや暗視性能などから、
左右のカメラはMiCarBaのをそのまま使う事にした。
これが後に、やはり問題になるのだが。

なお、初めてドアミラーにカメラを取り付ける時は、その左右のカメラの向きに注意。
AutoSeeの製品はメニューの最初の画面の「Quadripartiton」で4つのカメラの生画像が見れるので、キャリブレーションシートの四隅の■がよく見えるようなカメラの向きにしておく必要がある。
その「Quadripartiton」を終了させるのは、表示されてる「カギ矢印」ボタンでは無く、「OK」ボタンでしか戻れない。
ステアリングリモコンは効くが、この「OK」ボタンを押さないと、以降、長方形のリモコンは操作出来なくなる。多分、バグだ。

話しは戻って、左右のカメラの向き
特に見え難い後方の■がよく見えるような向きにしておく。
alt
↑前後がAutoSeeのカメラ、左右がMiCarBaのカメラだとこう映る。
 AutoSeeのカメラのほうが画像が小さく、丸くなってる。(視野は少し広い)

次は、ホスト側本体への32ピンのコネクタとそのケーブルなんだが、
alt

本体を助手席下に設置して、ケーブル類は見えないように通してるので、これをやり直すのは大変。
alt
↑ナビ本体からの大量の太いケーブル類と一緒に左側面の内張りの中に押し込んでるので、もう触りたくない。

ただ、カメラのコネクタなどは、すぐ近くに来てる。
後は電源の配線と、映像出力のケーブルを追加して、元のコネクタはそのまま放置する予定でいた。
しかし、なんとこの32ピンのハーネスも共通で利用出来るのだ。
赤外線リモコンの受光部へのケーブルや、
USBコネクタ(録画用)のケーブルなども、そのまま同じ32ピンコネクタで使える。
つまり、このコネクタを差し替えるだけで済む。

但し、カメラの配置、順番が異なる。
カメラはフロントが黒、リアが黄色、右が青、左が赤のコネクタで統一されてるが、
下の画像のように色違いで接続する必要がある。
alt
↑フロントカメラの黒はそのままで、その他のコネクタ(メスの太い方)には
黄色(太)←青色の右カメラ
青色(太)←赤色の左カメラ
赤色(太)←黄色のリアカメラ
に変更する必要がある。

また、当然、ウィンカーやバックランプからの配線も、32ピン側で接続してる場合は、
右ウィンカー → 黄色のコネクタ(太)からの配線に、
左ウィンカー → 青色のコネクタ(太)からの配線に、
バックランプ  → 赤色のコネクタ(太)からの配線に接続が必要となる。
これも、カメラ側でそれらの配線をしてる場合は、変更する必要は無い。
つまり、ドアミラーのウィンカー線に接続してる場合や、
リアカメラ側でバックランプに配線してる場合はそのままでいい。

あと、驚いたのは、
AutoSeeのステアリング・リモコンも、そのままMiCarBaでも使える。
alt

実際、AutoSeeの製品を取り付ける前から、このステアリング・リモコンをMiCarBaで使っていたのだ。
alt

このステアリング・リモコンが別売されてたならば、カメラ切り替えリモコンを改造して付けなくてもよかったのだ。
しかも、こちらのほうが電波がよく届くし、画像のように薄くなってる。
alt
↑左が前から使っていたカメラ切り替えリモコン。

ただ、MiCarBaのカメラでは、前後左右の切り替えのみ。
AutoSeeでは、それぞれのボタンの長押しで、別の表示に切り替えられる。

しかし、この無線のステアリング・リモコンは、
赤外線による長方形のリモコンと接続コネクタが一緒なのだ。
alt

正確には、その赤外線リモコンの受光部のコネクタが一緒。
alt

つまり、そのままでは、いずれか一方しか接続出来ない。

AutoSeeのカメラでも、ステアリング・リモコンで切り替えられる表示は、長押しを含めて8パターンのみ。
それ以外の表示は長方形の赤外線リモコンを使わなければならない。
また、メニューの表示や操作も赤外線リモコン。
だから、どちらも使う必要がある。

そこで、考え付いたのが、ヘッドホンなどの分岐ケーブル。
3.5mmのヘッドホン・スプリッターを使う。
これがあれば、無線のステアリングリモコンと赤外線の長方形のリモコンを
同時に接続して使えるのだ。
alt
↑この400円ほどのケーブルを同梱してくれてたらいいのに。

なお、この3Dカメラにも「ステアリング操作に対応した4輪の動的軌道ライン」の表示が可能で、車種別に6パターンがあるらしい。
alt

車の3Dモデルを選択した時点でパターンは決まり、無い車種もある。
ただ、OBDから配線をとり、付属の専用ハーネスで接続する。
実際の対応車種も限定されてるようだ。

私の愛車のEKシビックには、そもそもOBDは無いし、舵角センサーも無いので、
残念ながら「動的軌道ライン」は使えない。

以上で取り付けは完了した。
次は車の回りにシートを広げてのキャリブレーションだ。
それも、これより過去の日付で書くつもり。



Posted at 2022/03/20 20:30:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車 | クルマ
2022年03月08日 イイね!

AutoSee 3Dアラウンドビューの取り付け(3)

AutoSee 3Dアラウンドビューの取り付け(3)カメラや本体の取り付け、配線が完了したら、車の回りに基準となるシートを広げて「キャリブレーション」を行う。

相応の広い場所が必要になるし、屋外ならば、風が極力無い日を選ばなければならない。シートが風で煽られて、設置が困難になるから。
ある意味、機器類の設置よりも厄介な作業となる。

また、機器側の設定準備として、標準では内蔵の16GBメモリーに各カメラの生映像が録画されるが、
その日時を設定しておいたほうがいい。
後で記録としての検証する時、日も時間もデタラメでは混乱するから。
メニューから「System Settings」→「Driving Records」内の「Time」で設定する。

また必要ならば、USBメモリーをセットして、同じ「Driving Records」内にある「Storage Mode」を「Built-in」から「Hang-out」に変更しておく。
私はとりあえず、32GBのUSBメモリーをセットしてるが、何GBまで可能なのか不明。

このAutoSeeの3D アラウンドビューカメラは、基準となるシート(クロス)が4種類選べるようになってる。
alt

しかし、実際に使うのは、一番簡単な2番目のクロスで、
取説もこのクロスのみについて書かれてる。
alt

要するに、このシステムで必要なのは、4つの1m四方の枠なのだ。
それを製品に付属のメモリ付きガムテープで路面に作る事も出来る。
が、そのテープは一度使ったら終わりで、再利用は困難だし、位置関係の再現の為には、
やはり専用のクロスを買っておいたほうがいい。

改めて、私が買って、今回取り付けをしてるAutoSeeの製品はこちら
その商品ページ内に貼られてるクロスの購入リンクはこちら
現在、クロスが1768円ながら、送料が2485円。合計4253円もする。
このクロスの商品ページの下に、同じようなクロスが複数出品されてるので迷うが、

私が本体よりも、かなり前に購入していたクロスはこちら
送料を含めると、これが一番安いと思われる。(他にも出てきたらゴメン)
ズバリ2619円で送料無料!
但し、2種類あるようなので、「色」で以下のような右側を選択。
2pcsとなってるので、2枚セットでこの値段である。
現時点で、あと2日でさらに300円ほど安くなるセールが開催されるらしい。

ただ、このクロスは画像のように、必要では無い市松模様も含まれてる。
alt

その為に、セミオートでキャリブレーションをする時、私の車のように規定外に低い位置についてるフロントカメラの場合、間違って市松模様を認識してしまう可能性もある。
セミオートなので、そこから手動で正しい位置を指定し直すだけで問題は無い。詳しくは後述。

MiCarBaの3D アラウンドビューカメラでは、以下のシートを使った。
alt

いずれも、左右の■までの距離が同じ2.2m(中心から左右に1.1mずつ)
AutoSeeは■が1m四方なのに対して、MiCarBaは■が60cm四方。
MiCarBaの時はそれを段ボールで代用していたが、位置を決めるのがやっかいだったし、日射で端の方が反って来てしまった。
私が買ったクロスがあれば、前後に関しては、1m四方の■の内側に60cmの枠を白ガムテープで作るなどして、MiCarBaでも利用出来ると思う。

いずれのクロスでも、中心にマークが付いている。
それを車の前後の幅のそれぞれの中心に合わせる必要がある。
同時に、車の前後辺に対して並行でなければならない。
車体とクロスの間隔は、およそ20cmと書かれてる。

車の側面に対して並行に置くのは容易でも、前や後の辺に対して並行に置くのは厄介だ。完全に長方形の車ならいいんだが。
MiCarBaの時は、前後の市松模様シートを「目安」で置いていた。
その市松模様に対して、距離を測って、段ボールの■を並べていたのだ。

今回は、まず車の前後4箇所で基準となる位置を路面にマークした。
白色のマーカーペンかチョークがあるといい。
alt
↑既に風で煽られ、なかなか位置が定まらない。
ホイールの中心がハッキリしてれば、そこからでもいいと思う。

そして、幅広の5mのメジャーをタイヤの接地面に添わせる。
alt
↑メジャーは自動より手動でロックするのがいい。
 私が使ったのは25mm幅で5.5mのこちらの商品。
 幅広のほうが、捻れ難く、真っ直ぐに伸ばしやすい。私はコレを2本用意した。

つまり、まず左右いずれか片側で、前後に路面にマークした基準位置から、
私の車の場合は、前方に60cm、後方に55cmで、(この間隔は後述)
「くの字」ないしは「Tの字」マークを路面に入れた。
同時に、その前後のマークの間隔を測定しておく。後で入力する必要がある。
これが前後のクロスの間隔になる。

これを反対側でも同様に行うと、前後に車体に並行なポイントが4箇所出来て、
その幅も測定してから、その中心を出して「Tの字」のマークをつける。
ここで測定した幅+10cmを後に入力する。
alt
↑私は先にクロスの■からの距離を測っておいて、中心に予めメジャーに印を入れておいた。

alt

こうして路面にマークしたポイントを基準にして、クロスを広げるわけだが、
4mもあるクロスをいきなり一人で広げると、風で煽られてどうにもならない。
予め、自宅(室内)で帯状に畳んでおいて、それを中心から左右に広げて行く。
alt

先に中心付近をガムテープで留めておいてもいいと思う。
要するに、帯状のクロスを車体に並行に置いて、
最初の1辺を先にテープで固定してしまう。
そこから順に広げて、留めて行く。助手が一人でもいれば随分と楽だろうが、私は常に一人なので。

クロスの■は測ると1mでは無い。1cm位の誤差がある。
また縁から■までも、片側が9cmで反対側が11cmで、しかも左右で偏りがあった。
右の方は正確なのに、左の方が寄ってたりするのだ。
それで、基準となる縁が10cmになるようにハサミで切り直した。
まぁ、そこまで厳密にやらなくてもいいかもしれない。
alt

こんな感じでクロスを広げて行く。
alt
↑エンジンを切っていたのに、ドアの開け閉めの衝撃で駐車監視録画されていた。

クロスを広げ終えると、
alt
↑左右のカメラのリア方向の■は、大きくハッキリしてるせいで、MiCarBaの段ボールの時より見やすい。

改めて、前後はAutoSeeのカメラで、左右はMiCarBaのカメラなのだ。
AutoSeeのほうが画像が丸く、小さくなってる。(視野は少し広いみたい)
はたして、これでキャリブレーションを行っても大丈夫なのか?

そもそも、取説にも「40cm以上」と書かれてるのに、
フロントカメラは約30cmの高さで、左右のカメラはかなり傾いてる。
カーポートでこの当たりに■が来るだろうと(一番内側の1隅はマーク出来る)、適当なポイントを指してキャリブレーションしてみても、「失敗」(Failed)になってた。
だから、実際にクロスを広げてキャリブレーションしても「失敗」になるかもしれず、
そうなったらMiCarBaに戻すしかないと、本体を持って来ていて、
その場で助手席を外して、その下に設置した本体を取り替えるつもりでいたのだ。

なお、クロスと車体の先端との距離は、取説には20cm位と書かれてるが、
フロントのカメラがナンバープレート下という特殊条件もあり、前は約8cm、
リアはバンパーが映るので、後ろは約15cmだった。

上の4つのカメラの映像は、メニューの最初の画面の一番下の
「Quadripartition」で見る事が出来るので、それで予め、前後のクロスの離し具合を、メジャーを横に伸ばしておいて、モニターで見て、自宅で検討しておいた。
その「Quadripartiton」を終了させるのは、表示されてる「カギ矢印」ボタンでは無く、「OK」ボタンでしか戻れない。
ステアリングリモコンは効くが、この「OK」ボタンを押さないと、以降、長方形のリモコンは操作出来なくなる。多分、バグだ。

話しは戻って、MiCarBaの時もそうだったが、
クロスの縁がバンパーで隠れないほうがよかった。
あまり近すぎると、合成画像に黒い陰が発生してしまった。

なお、エンジンを止めた状態でキャリブレーションを行う。
フロントカメラがナンバープレート下に取り付けてあるので、エンジンをかけてると多少なりとも揺れるのだ。
その為に、上の画像にも映ってるが、予備のバッテリー(母の介護ベッドの停電時駆動用)を持って行って、ボンネットを閉めたまま充電出来るようにしてるSAEケーブル(整備手帳に記事あり)で並列接続してる。
カーポートでやってみても、これでかなり長時間、ACCがONの状態で作業出来る。

実際のキャリブレーション作業は、
リモコンの右上の「横三本マーク」のメニューボタンを押して、
上下の△ボタンで「Calibrate」を選択して「OK」ボタン。以降の操作は全てリモコンで行う。
alt

上下の△ボタンで「Cloth2」を選ぶ。
一番下の「Select Lenz」は「8255」が初期値になってるはずなので、そのまま。
よければ、「OK」ボタン。
alt

クロスの前後の間隔と、車幅を入力する。
これは先に測定しておいた前後のクロスの間隔と、車幅+10cmを入力。
今回の愛車での値は、下の画像のとおり、445と180にした。
以降、もし、前の画面に戻りたい時は、「カギ矢印」ボタンを押す。
それが常に右横にも表示されてる。(下の画像の右下の青丸)
alt

数値の入力はどうするかというと、上下左右の△ボタンで、
数字の上へ赤いカーソルを移動して「OK」ボタンを押すと、
数字入力ウィンドウが出るので、その中から選んで「OK」ボタンを押す。
alt

数値の入力が終われば、上下左右の△ボタンで、
中央にある丸い「CLB」を赤くさせて「OK」ボタン。
alt

すると、以下のように「Auto」か「Manual」かを尋ねてくるので、
「Manual」を選択して「OK」ボタン。
alt
↑一度「Auto」を試してもいいと思うけど、取説にも「Manual」の方が正確と書かれてる。
私の車の場合は「失敗」(Failed)になった。

「Manual」を選択すると、カメラごとの測定の選択画面になる。
まず、ここで「Semi-auto」を選択して「OK」ボタンを押す。理由は後述。
alt

処理中と表示されて、1分近く待つ。
alt

結果は、私の車の場合は、やはり「失敗」(Failed)と出るが、
alt

「成功」(Success)と出るかもしれない。
alt
↑この画面をリモコンの「カギ矢印」ボタンで抜けて、前のカメラ選択画面に戻る。

以降、順にカメラを選択して、クロスの■の4隅を抑える処理を繰り返す。
alt

まずは、フロントカメラの処理では以下のような画面になった。
alt
↑カメラの位置が低いせいか、先の「Semi-auto」で■を自動判定した結果、市松模様の一つを選択してしまってる。
後述のリアなんかは、ほぼ正確に■を認識してるのだが。

以降、前後左右のカメラごとに、以下の同じ操作を行う。
まず最初に、点滅する緑色の「+」マークを前後左右の△ボタンで移動して、
本来の四隅にある1m四方の■の中に入れる。(上の画像はそこまで済ませてる)
どの■なのかを認識される為と思われるが、意味不明。

カーソルの移動速度は、リモコンの「+」と「-」ボタンで調節する。
現在の速度は、左上の拡大画像の下に緑色の枠が広がったり、狭くなって表現してる。
位置がよければ、「OK」ボタンを押す。
これを左右の「+」マークに対して行う。

次に点滅する数字付きの緑の●を移動して、1m四方の■の隅に順に合わせて「OK」ボタン。
右上に■のどの隅が何番かを表示してるし、左上には拡大表示がある。

「OK」ボタンを押すと、次の番号の●の移動に進む。
1つ前に戻りたくても、そこはガマンして、先に進む。
左右の8ポイントの指定が終われば、また最初の緑色の「+」の移動に戻る。
それを繰り返すので、やり直したい場合は、後でする。

一回、「OK」ボタンを押す度に、移動速度はリセットされてしまう。
だから、移動距離が大きい場合は、その都度、「+」を何回か押して、高速移動させて、近づいたら「-」で減速させる事を繰り返さなければならない。
特に、微妙に調整したい場合は、さらに「-」を押して微動に変えなければならない。

全てのポイントが完了したら、リモコンの「カギ矢印」ボタンを押す。
少し、処理に時間が取られて、前のカメラ選択画面になる。
4つのカメラでそれを繰り返す

ちなみに、リアのカメラは、「Semi-auto」の結果、最初から以下のように正しく■を認識してる。
必要ならば、微調整する。
alt

右カメラは以下のように前方(画像で左)の■のみ「Semi-auto」で認識してる。
alt

左カメラはなぜか前後ともに■を認識していない。
alt
↑先に「Semi-auto」を実行してないと、全てこのような状態になってる。
つまり、全ての移動距離が大きくて、手動での操作に手間と時間がかかる。

MiCarBaのカメラでは、一度、キャリブレーションを行うと、その後、もしカメラの角度や位置を変えたからと、再度キャリブレーションを行う場合、前回の位置を記憶、再現してくれるので、■のそれぞれの4隅を合わせるのに、あまり手間がかからなかった。

しかし、このAutoSeeの製品では、一旦、エンジンを切ると、■の4隅を抑えたポイントはリセットさせて、上の左カメラのような状態に戻ってしまう。
それで、再度キャリブレーションを行う場合は、また最初に「Semi-auto」で前処理した方が、後の操作の手間が省ける。

4つのカメラの操作と処理が完了したら、
右上の「Manual」を選択して「OK」ボタン。
alt

これは数秒で終わって、「Success!」と表示されたら終わり。
alt

ここで、「OK」ボタンで抜けるのかどうか、私は「カギ矢印」ボタンで順に戻って抜けた。

そして、キャリブレーションが無事に成功したら、
その結果を保存しておきたい。
「System Settings」→「System + Update」→「Engineering Mode」
ここではパスワードを聞いてくるので、リモコンの△ボタンを
上、下、左、右、OK の順に押す。
これがパスワードの代わり。

次に、「Export Mosic Pams」を選択して「OK」ボタン。
「Success export file(s)!」と表示されたら完了。「カギ矢印」で戻る。

キャリブレーションが終わってから、クロスが無い状態で、間違って「Auto」で実行してしまったりすると、もうメチャクチャな画像になるのではないか?
そんな時に、ここで「Import Mosic Pams」を実行すれば、前回のキャリブレーション直後の状態を復元出来るはず。
MiCarBaにもこの機能はあった。ただ、AutoSeeでは試してはいない。

以下の画面がキャリブレーション完了後。
alt

なんか微妙だ。やっぱり、各カメラ間の接合付近がおかしい。
しかし、正面の市松模様は比較的綺麗に思える。
一方で、後方の■が歪んでる。これが後に、前後と左右でカメラが異なるせいだとわかる。

特に前方カメラと横のカメラとの接合の不一致は、
両者のカメラの高さの違いが大きい事も原因らしい。メーカーに言わせると。

参考までに、以前のMiCarBaのカメラでのキャリブレーション直後の画像は
alt

こうして見ると、確かに真正面の画像は改善されてる。
同時に、AutoSeeは黒いロゴの帯が入って前方画像の邪魔だ。これが消せたらいいのに。

とりあえず、AutoSeeでのキャリブレーション直後の動画は以下。

↑上のほうが綺麗にカットされてる。

これは、左右のカメラが傾いてるせいで、
MiCarBaの時には以下のような階段状になってたから。
alt

AutoSeeではそれを低い位置に合わせて自動的にカットしてしまったようだ。
alt

しかし、AutoSeeはこのような映像も「View Adjust 」で調整出来る。
もっと上から見た3D画像にしてやれば、上の黒い帯は少なく出来る。

なお、このキャリブレーション時の動画は、以下のDVRで録画してたのだが、
alt
解像度を最高のD1(740×480)では無く、一段下のVGA(640×480) にしてしまっていた。
また、上のMiCarBaのキャリブレーション時はWindowsタブレットで動画をキャプチャーしていて、そのほうが画質は良かった。

それで後日、隣の白線がハッキリした駐車場で録画した動画が以下。
表示パータンのあれこれ。


アラばかり気になって仕方ない。もうこれ以上、どうしょうもないのか。
いや、やはり左右のカメラも同じAutoSeeにすべきか。

その辺の検証を次回、またこれより過去の日付でアップするつもり。

Posted at 2022/03/27 14:35:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車 | クルマ

プロフィール

「[整備] #シビック 完全なバッテリーあがり https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/8326945/note.aspx
何シテル?   08/10 17:24
1995年に新車で買ったシビックEK3(VTi)のHMMに乗り続けてます。 購入時よりも奇麗な状態を維持するべく、結構、お金かけて来ました。 単に多くの手間...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

ミラー型ドラレコの考察 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/29 13:19:16

愛車一覧

ホンダ シビック ホンダ シビック
1995年に新車で買って30年目! 21万km超え。 これはType-RのEK9では無く ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation