自作デジタル電圧計①
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今回はパーツレビューでも「いいね」がたくさんついた「自作デジタル電圧計」の作り方をご紹介します。
真似をされる方は自己責任でお願いします。
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こちらが材料です。
左上から
・100均(セリアで購入)USB充電器
・アクリル板(ブラウンスモーク)
・電圧計(秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08470/で購入、今回は青を選択)
・カーボン抵抗 10Ω(電圧計に付属)
・アクリルパウダー(100均のオレンジで購入)
・アクリルリキッド(100均のオレンジで購入)
アクリルパウダー及びアクリルリキッドが手に入らない場合は「プラリペア」で代用できます。
また写真には有りませんが、
・ユニバーサル基板(2.54mmピッチ)
・ヤニ入りハンダ
・エポキシパテ
も今回は使用しました。
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次に工具を紹介します。左から
・ノギス
・先端が細いスポイト(ダイソーで購入)
・Pカッター(アクリル板切断用)
・ピンバイスと0.5mmのドリル刃
また、写真には有りませんが
・ハンダごて
・ハンダ吸いとり線
・ニッパー
・ラジオペンチ
・マイナスドライバー
・電動ドリル(安物でOK)
・ドリル刃(2.5mm、3.2mm)
・カッター
・やすり(100均のものでOK)
・サンドペーパー(#120、#240、#400、#1000)
・コンパウンド(ボディ補修用でOK、荒目、細目、仕上げ用の3種類)
・スティック糊
等が必要です。
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まず、電圧計を改造します。
この電圧計は、何もしなくても3~15V迄測定できますが、エンジンがかかっているとバッテリー電圧は14.6V位まで上昇しますので、安全を見て9~20Vまで測定できるように改造します。
この改造の仕方は電圧計の説明書に詳しく記載されていますので、ここでは割愛します。
基板のランド(ハンダ付けする部分)が狭いので、ハンダブリッジやショートに気をつけましょう。
写真はいじった後です。左下に抵抗が追加されています。
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改造が終わったら、キチンと作動するかを確認します。
手持ちの9V電池に接続しましたが、キチンと測定されています。
また、電圧計には耳(ねじ止め出来るように穴があいている部分)がありますが、今回の工作では不要なので、ニッパーで切り落とします。
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次に、電圧計の寸法を測定します。
今回はノギスを使用しました。
この寸法値をフリーソフトの「JW CAD」に入力し、アクリル板とUSBソケットの開口部の型紙を作ります。
これを1/1で印刷すれば、正確な型紙が出来上がります。
CADで型紙作る・・は大げさに聞こえますが、操作に慣れれば3分程で出来上がります。
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出来上がった型紙です。
左はアクリル板の型紙で、電圧計の縦横と同じ寸法にしてあります。
右は、USBソケットの開口部の型紙です。
開口部はPカッター(刃の厚さ=0.7mm)を考慮して、アクリル板より縦横を2mm短くしています。
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アクリル板の切り出しを行います。
幅10mmに切った紙をアクリル板に貼り付けます。
この紙もCADで作成しました(だって、この方が楽でまっすぐな線が書けるんだもん)
貼り付けには、ステックタイプの糊を使用しています。
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