首都高の車両火災事故

汐留ライブカメラが捉えていた事故の瞬間の映像がTLに流れてきてましたね。
ぱっと見、オーバースピードでコントロール失ってスピンからの盛大にお釣りを喰らって側壁にクラッシュした感じに見えましたけれども、具体的にどれぐらいの速度なんだろう？と、いつもの速度解析やってみます。


遠景なので、距離の目安となる対象物が見つけづらいですが、看板の位置と路面の案内文字で割り出してみます。

大体 105m

タイムコードから移動時間を求めると、3:12 (30fps) → 3.4sec
0.105km / 3.4 sec x 3600 = 111km/h

首都高のあそこって、第1,2レーンの間にμの低い高架の継ぎ目が縦方向にずっと走ってるんですよね... 対して車線の中央はμの高い特殊舗装なので、タイヤが白線跨ぐ瞬間にμが大きく変動する為、車体の挙動が乱れやすい訳で、(雨天バイクで走ると非常に怖いw)
あそこを110km/hで走っていてリアが流れ出したら...
自分だとちょっともうバンザイするしかないですねw

頻繁にサーキットを走ってる人でもないと、コントロールするのは困難なんじゃないかな？(頻繁にサーキット走るような人は首都高をサーキット代わりにはしないと思うけど)

クラッシュして炎上してしまったようですが、「怖いな」と思ったのは、3台後続が(多分)LPGタンクローリーだったんですよ。ちょっとタイミングというか順番が替わっていたら...
燃えたのが自分の車だけで済んで良かったですね。(^^;)