2018年01月02日
TV大好き人間である嫁さんに「走行中でもTV観られるようにして」とリクエストされてます。
「できないよ(やろうと思えばできるけど)」と毎回却下してます。
周りの車(ミニバンとか)を指差して「あの車はTV映ってるじゃない♪」とも言われます。
「そういうの買って付ければできるけど(だが断る)」と却下してますw
理由は2つあって(どちらも事故のリスクが高くなるからなんだけど)、
1つは、元から嫁さんよそ見が多い傾向があって、さらにTV画面なんかチラ見したら、どう考えても危ないでしょ、というのと、
もう1つは、画面見ずにTV音声だけだとしても、運転中にTV音声が耳に入ってくることは危険だと考えているからです。
ドライバーはTVは見も聴きもせず、TVを見るのは同乗者だけだとしても、危険だと考えています。
ウチの車、NDもアテンザも、マツダコネクトはノーマル状態なので、AVソースにTVを選択していても、走行中は画面は映らずに音声のみになります。
TV好きの嫁さんが運転した後は、よくAVソースがTVになっているのですが、それを私が引き継いでTV音声だけが聴こえる状態のまま運転すると、どうにもこうにも疲れるんですね。
そしてどういう訳か明らかに運転が下手になるのを自覚します。
どうも運転し難く感じるので、AVソースをFMなりiPhoneとかのAudioに切り替えます。
暫くの間、特になぜそうなるのか深く理由も考えずにいたのですが、ちゃんと考えてみますと、恐らくこういうことです。
公道を安全に運転するには、車を操る技術の他に、"予測" が大きなファクターを占めます。
ひとたび運転操作に熟練してしまえば、寧ろ "予測" が殆どだと言っても良いかもしれない。
1台前を走る車とか今目に見えているモノだけでなく、見ていない範囲や死角や他のモノの背後にあって見えていないモノといった空間軸での欠落情報と、1秒後/5秒後/10秒後...といった未来(時間軸)の情報を、今目に入っている情報を元に推定するという処理を脳で行いながら運転している訳です。
結構、脳を使う知的な行為なんですわ。
そして、TVというのは映像を主として音声をセットにしたコンテンツなので、映像が無くTV音声だけが脳に入力されてくると、「その音声情報を元に欠落している映像情報を想像する」ということを多かれ少なかれ無意識にやってしまいます。
耳から入ってくるTV音声を遮断できると無視できるのかもしれませんが、耳から入って来る音もまた運転に重要な情報ですし、その中からTV音声だけを遮断するのは常人には無理でしょう。
これ、脳の処理としては運転中に働いている"予測"に関する処理と競合するんですよね。CPUパワーがいつの間にかTV音声→映像の想像処理に喰われてしまっている。
その結果として予測の範囲が空間軸/時間軸共に狭くなって、単純にぼーっと前走車に付いていくような運転に近づく。← これが「運転が下手になるのを自覚する」の正体。
また、それに負けじと運転に集中しようとしますと、脳の処理量が上乗せになる。← これが「どうにもこうにも疲れる」の正体。
一方、ラジオは元から音声情報だけで伝えるように制作されているコンテンツなので、あまり問題無いみたい。
元々予測などせずに単純にぼーっと前走車に付いていく運転をしている人には影響無いということになりますけど、そういう人は元々の安全マージンが低いということになると思うので... まぁ、問題無いのか?というと、それはそれで問題アリかと。
これ、あまり指摘されていないような気がするのですが、運転中のTVの弊害というのは、画面を見るというよそ見の問題だけじゃなくて、こういう安全運転に重要な脳の処理能力が喰われるという問題も見逃してはいけないと私は思うのです。
同乗者から運転中のドライバーへの会話の内容についても同様のことが言えますよね。
運転の注意力を削ぐような、頭を使わせる問いかけとかはしちゃダメですw
Posted at 2018/01/02 01:55:01 | |
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2018年01月01日
アテンザワゴンは1年ですが、NDロードスターは2年なので、「そろそろアドバンストキーの電池交換かなー?」と思い、2台計4個のアドバンストキーの電池を交換しようと、蓋開けて電池を取り出して、一応、テスターで電圧を計測してから...
一番減ってるので、2.8Vが1個、他の3個が3.0V。
「う、うん、全然残ってますね(;・∀・)」
ということで、元通り戻しました。
普段キーのボタンを殆ど押すことが無く、一番減ってるのが偶に押すぐらいで、元気な3個は全くと言っていい程押してないので、そういう使い方だとあまり減らないみたいですね...
Posted at 2018/01/01 21:27:24 | |
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