トランクルームのデッドニング

MAZDA3の静寂性が高く評価されているので、ちょっと神経を尖らせてBMのノイズに耳をすませたところ、後部座席でトランクルームからのロードノイズが気になったので、デッドニングで余った制振材を床面に貼ることにしました。

既にトランクルームには厚手のマットを敷いていて、これだけでもそれなりに防音効果はあるのですが、やはり車体となる板金に対策を施すほうが効果が高そうです。

スペアタイヤ用のスペースの底面は、パテのようなもので補強（滑り止め？）されていて厚手のフェルトが敷いてありました。

この板金に貼っていきますが、大方の先人方のご意見では面積全体の50％以下で充分とのことでしたので、そのように貼ってみました。

ゴムの粘着力は高いですが、ヘラ等で押さえつけてシッカリ密着させないと効果は半減だそうです。

施工面をこぶしで叩くと「コンコン」であった音が「コッコッ」に変わり、期待が高まります。

同じコースを走り比べると、後部座席での騒音は「ゴー」から「コー」に変わり、運転席では、フロントのロードノイズの方が目立って聞こえるようになったので、まずまずの成果だったと思います。

後ろから聴こえていたマフラー音は特に小さくなった印象はないですが、車内に充満していた「んー」っていう成分が少し減って、音が後ろの斜め下から聴こえるようになり、少し軽快になった気がしました。

もっと早くやっていればよかったと思いました。

後日、タイヤハウスにも貼りました。

手で叩いてコンコン響くところに貼っています。

曲げの部分やわざと凹ませた加工をしてあるところは、強度があるのかあまり響かないです。

奥のほうのフェンダーとタイヤハウスの裏側にも貼ります。

タイヤのほうからアクセスした部分には、既に貼ってあります。

フェンダーも叩くと乾いた音になりました。

トランクリッドの裏側にも貼りました。

既にAutoexeの重いトランクスポイラーがついているので、閉めるときの音はドスがきいていますが、恐らく走っているときの板金の振動は抑えられてはいないので、しっかり貼っていきます。

こちらも、手で叩いてコンコン響くところに貼っていきます。

２重になっているところの内側には吸音材も入れています。

これで、フェンダーやトランクのデッドニングは終了です。

重量にして１kg未満かと思いますので、トランクの中の荷物を少し整理すれば稼げる重さかと思います。

相対的にますます足元のロードノイズが気になってきましたので、いつか床も手を加えたいと思います。