目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
巷で見かけるシェブロンを真似て作ってみました。
材料は、DAISOのスチレンボードと、カーボン柄のシートを使いました。
厚さ5mmで1辺が3cmの正三角形を並べたものを、ボディの後端側に取り付けて小さい渦をつくることで、車体背後に発生する負圧の原因となる気流の巻き込みを軽減し、車体が後方に引っ張られるのを抑制してくれるとのこと。
2
ミニバンの屋根の後端が最も効果が高いとのことですが、CROWNはそういうボディでないので、リアバンパー下に付けてみることにしました。
元々バンパー下にボルテックスジェネレーターが成形されていて、他にもテールランプやAピラー付近、タイヤハウス内などにも一体成型で設けられており、コストをかけずによくやってくれています。
3
バンパー下側は細かいシボのある無塗装樹脂で、両面テープでは落下の危険性があるため、900mm×35mmのシートを貼って、その上に接着することとしました。
この位置であれば、効果が期待できそうです。
4
シェブロンに接着剤を塗ります。
スチレン材の表面にはシートが貼ってあったため、スチロール用の接着剤ではなく、コニシのプラスチック用GPクリア(合成ゴム系溶剤形)を使いました。
5
少しハの字になります。
センターを外し、少し下げたところに2山取り付けました。
これで取り付け終了ですが、前方から流れてくる空気が、厚さ5mmの部分に直撃するのが何となく気持ち悪かったので、これの対策を行います。
6
断面の1辺が5mmの直角二等辺三角形の模型用アクリル棒(takeda 40-0009)を使います。
写真の斜面の部分に前方からの空気があたります。
7
最初に貼ったシートも、このアクリル棒を貼り付けるぶんの幅は確保してあるので、直接バンパーへの接着はしておりません。
このあと、この傾斜部分に除電用のアルミテープを貼ります。
8
アルミテープを貼り、これでバンパー下側は一応の完成になります。
実は、既に仮装着状態で約1ヶ月Try&Errorを繰り返していて、最終的にこの位置に落ち着いています。
9
シビックType-Rのリアウィングは、下部にシェブロンが加工されていたので、同様の位置に取り付けてみました。
こちらはスチレン材ではなく、EVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)という樹脂素材(DAISO)になります。
10
シビックのウィングは、シェブロン込みのデザイン形状なので、それを想定していないウィングへの装着となりますが、こちらも約1ヶ月Try&Errorを繰り返した結果の装着です。
11
シェブロンの効果について
アルミテープチューンやダウンサスのレビューでも挙げている通り、CROWNは走りの個性を曲げないクルマなので、巷で言われているような効果を走りで体感することは殆どできませんでした。
ですが、走行用バッテリーへの充電が比較的早めになり、普段走っているコースでバッテリーメーターが3/8メモリ以下になることは殆どなくなった感じです。
長い下り坂でもないのに満充電近くになることがあるくらいで、そのためか、回生ブレーキがかからず惰性走行が長めになったような印象を受けています。
恐らく効果は燃費で帰ってくると思われるため、今後も注意してみていきたいと思います。
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