こんばんは~
昨日に引き続き、今日も車名にまつわる話をお届けします。
今日のお話は、スバルR-2です。
「車名博物館」より。
スバル360は発売から10年間にわたって軽自動車販売台数ナンバーワンを守って来ました。
しかし、1967年にホンダのN360が登場すると、基本設計が古いスバル360は急速に色褪せてしまいました。そこで1969年8月に実質的な後継車「R-2」を発売しました。
車名は同じく1969年の3月に発売されたスバルFF-1(スバル1000の改良で改称)に続いて、記号式ネーミングを採用。FF(フロントエンジン・フロントドライブ)駆動の「FF-1(FFでナンバー1の意味)」に対して、後ろにエンジンを搭載した「リアエンジン(RR)」のR。゙2″はFF-1に対してその次に新しく発売されたという意味と、スバルの軽自動車の2世代目(初代はリアエンジン方式のスバル360)という2つの意味を持たせました。
つまり、小型車のFF-1と軽自動車のR-2で兄弟感を持って命名されました。
また『富士重工業50年史』によると、この゙R″の文字について『ローマ字の中から、イメージが豊かで語感のよい「R」を選んでネーミングした』と書かれています。
この当時、クルマもネーミングが重視されて来た時代で、「スバル+排気量」の名前では、古くさく感じられるようになってしまいました。
そこで、FF-1、R-2と矢継ぎ早に車名を変更、お互いにイメージが似た名前を採用してスバルの新型車であることを強調したということです。
また当初はスバル360も併売していたそうなので、それ、つまりスバル360との差別化するという意味もあったようです。
2003年には「R2」として軽自動車の名前で復活したことは、皆さんはご存知ですよね?
最後は、このスバルR-2の画像をお見せしてこのお話は終わります。
お粗末様でした。


Posted at 2017/01/06 22:21:04 | |
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