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こんばんは～

今日の車名にまつわる話は、サバンナＲＸ-７です。
「車名博物館」より。

オイルショックや排ガス規制など沈滞ムードだったクルマ界に一輪の大輪が咲きました。サバンナＲＸ-７です。
このクルマはどう見てもスポーツカーなのですが、盛んにﾞスペシャルティカー″とアピールしていました。輸出向けには2シーターもあるのに、2+2仕様になったのは、どうやら国からの指導だったとのウワサだ。
このサバンナＲＸ-７という車名は、レースで活躍した「サバンナＲＸ-３」を意識したものです。
上級車のカペラに搭載されていた573cc×2ローターエンジン「12A」型を搭載した高性能車が海外で「マツダＲＸ-３」として先行販売されました。1972年9月に国内で「サバンナＧＴ」として発売に先立ち、レース仕様車が5月の日本グランプリで「サバンナＲＸ-３」としてデビュー。
初出場ながら常勝のスカイラインＧＴ-Ｒを破ってしまいます。以来、ロータリーの圧倒的なパワーは無敵の強さを見せつけました。こうしてマニアの間では「ＲＸ-３」は抜群の知名度を誇りました。

1978年にフロントミッドシップの新型スポーツカーを発売するにあたり、ＲＸ-３のイメージや知名度を最大限活用するため、数字を縁起のいいﾞラッキーセブン″に由来するＲＸ-７と命名したのでした。
そして、このﾞサバンナ″の冠は、レース車にも付けられていましたので、スポーティな感覚を訴求するのと、新規車種の認可がしづらい当時の風潮の中で、既存車種「サバンナ」のモデルチェンジですよとﾞカモフラージュ″にする思惑もあったようです。
車名は時代を反映するのであります。

今日のお話はいかがだったでしょうか？

ではまた明日～