こんばんは~
本日2回目のブログです。
朝のブログでも予告しましたが、今日の車名にまつわる話は、もう皆さんお馴染みのスズキハスラーです。
「車名博物館」より。
今や爆発的な大ヒットとなったハスラーですが、お乗りになっている皆さんもいらっしゃると思います。
さて、このハスラーという名前ですが、かつてスズキが2サイクルエンジン搭載のトレイル車として1969年から50cc~400ccの二輪車に使用。最終的には1995年まで水冷50ccのモデルに使われていました。
このハスラー(HUSTLER)とは、英語で「活発に行動する」、「元気に頑張る」などを意味しますが、転じて、「ばくち打ち」や「詐欺師」などのちょっぴり刺激的な意味合いもあります。スズキは二輪車の名称では「ギャンブラー」、「勝負師」といった、あえてちょいワル的なイメージで訴求しています。
ハスラーは軽ワゴン車とSUV(スポーツ用多目的車)を融合させた新ジャンルの軽クロスオーバー車です。最低地上高を高めてオフロード車っぽい感覚を持ちつつ、街乗りもできてオフロード主体のジムニー程硬派ではない。とはいえ、ある程度の走破性も欲しい…という非常に欲張りなコンセプトを形にしたものでした。
その元になったのは、かつて1998年から11年間にわたって存在したKei(ケイ)というクルマがありました。アルトをベースにタイヤを大きくして最低地上高を上げ、雪国での利便性がよかった。今は背が高いワゴン系が主流ですから、ワゴンRをベースに選び、ラフロードでの走破性を加えることで今までにない需要を掘り起こせるのではないと考えたのだ。スズキのラインナップでは、ワゴンRと本格SUVジムニーの中間に位置するクルマが存在しませんでした。(中略)
車名は軽の新ジャンルとして新しい名前にしたかったそうです。「あらゆることに行動的に取り組み、俊敏に行動する人」として、クルマのアクティブなキャラクターと重ね合わせました。名前はデザイン段階で出て来ましたが、社内公募でも人気が高い名前だった。語呂がよく、アクティブで元気で明るいイメージが新型車にピッタリでした。
もともと二輪車とのつながりはまったく考えていなかったようですが、昔を知る人にとってはかつての二輪のトレイル車が持つオフロードのイメージと新型車のオールラウンダーな性格が重なり、意外な反響を呼びました。人々の心の中にある懐かしさという「資産」が投影されたのだ。多くの人がイメージを共有できる「いい名前」はヒットを生むのです。
どうでしたか?
最後はこのハスラーの画像をお見せしてこのお話は終わります。
お粗末様でした。
ではまた明日~


Posted at 2017/01/14 21:36:37 | |
トラックバック(0) | モブログ