こんばんは~
さて、今宵の車名にまつわる話は、ホンダトルネオです。
今現在、この車にお乗りの方、または過去にお乗りになっていた方は必見です。
「車名博物館」より。
トルネオは、それまであったアスコット(プリモ店系列専売)とラファーガ(ベルノ店専売)の実質的な統合車として1997年にアコードの兄弟車として発売されました。
ですが、2002年秋のモデルチェンジでアコードに吸収されました。
トルネオは、英語で「自動車やオートバイによる遠出の旅行」を意味するツーリング(touing)と、ギリシャ語で「新しい」を意味するネオ(neo)を組み合わせた「ツーリング・ネオ」からの造語です。
新しいロングドライブが始まるクルマ、または新次元のツーリング感覚が味わえるクルマという意味が込められています。セダンの新しい走りを提案するホンダならではの高機能スポーツセダンにふさわしいネーミングとして採用しました。
実はこのトルネオ(tomeo)という言葉、イタリア語で「中世騎士の馬上槍試合」という意味。英語のトーナメント(toumament)にあたる言葉であります。11世紀のフランスに起こった騎士の武芸競技で、2組に分かれた騎士たちが甲冑(かっちゅう)を付けて馬に乗り、刃をつぶした槍や剣を用いて行う馬上試合のことを指します。15世紀頃には、美しく着飾った領主や貴婦人の前で行う、艶やかな長槍の試合だったそうです。こうした騎馬戦、あるいは、武芸競技大会という意味が転じて、選手権を争うような勝ち抜き試合のことを「トーナメント」と呼ぶようになりました。
車名の由来を、イタリア語の意味ではなく、英語の造語として説明したのは、このクルマのキャラクターとの整合性をとり、分かりやすくするためだと言えます。
トルネオのオーナーの皆さん、または元オーナーの皆さん、お分かりになりましたでしょうか?
今日のところはこの辺で~


Posted at 2017/01/16 21:30:45 | |
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