こんばんは~
毎回、お届けしておりますこの車名にまつわる話ですが、今日のお話は、スバルレオーネです。
「車名博物館」より。
小型大衆車クラスではライバルが次々とグレードアップする中、スバルはFF-1の次期型を模索していました。若者のユーザー層の拡大を意識して、実用性をキープしつつスポーティーでファッショナブルな内外装を持ったニューモデル「スバルレオーネ」を1971年10月にリリースしました。
レオーネとは、イタリア語で「雄ライオン」、「獅子」を意味する言葉です。躍動的な若者をターゲットに、その勇姿から゙百獣の王″と呼ばれる雄ライオンのように力強い野生美と走りをアピールしたものです。逞しさや精悍さなど、野性的なフィーリングを主眼に置いて、まったく新しい構想の下で開発が進められてきたニューモデルに合わせて命名したのであります。そのダイナミックな動感と、曲面構成による量感に満ちた野性的なスタイリングにマッチしたネーミングでした。
「レオーネ」という候補名は、数百あった候補名の中で、一営業担当者から提案されたものでした。その着想の動機は、ある日電車に乗りながら雑誌を見ているうちにライオンの素晴らしい写真が目についたそうです。ちょうど開発中の新型車の野生美あふれる躍動的なスタイリングのイメージにピッタリではないか、そう直感したそうです。
しかし、ライオンという言葉そのものでは、語感やイメージがあまりスマートではありません。そこで、英語以外の各国の言葉でライオンを表現する言葉を調べ上げたところ、イタリア語の「LEONE」という言葉を見つけました。これこそ、新型車にふさわしいネーミングということでさっそく提案。そして、野性美あふれるダイナミックなスタイリングに雄ライオンが持づ王者の風格″を結びつけてレオーネという候補名が最終的に選択され、命名されたわけです。商標の出願は発売の約1年前となる1970年9月24日に行われています。
(中略)
スバルはこれまで軽商用車のサンバーで独自の愛称を導入したことはありましたが、乗用車ではレオーネが初めてでした。スバル1000、FF-1といった排気量や記号名は、機能性や実用性を重視したスバルらしいネーミングでしたが、このクルマから方針を変えました。この流れは後後レックスを経て定着していきます。車名のうえからも新時代に向けて雄叫びを上げたのがレオーネでありました。
いかがだったでしょうか?
最後にレオーネの画像をお見せしてこのお話はおしまいです。
お粗末様でした。


Posted at 2017/01/19 21:26:29 | |
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