おはようございます~
今朝の車名にまつわる話番外編にご登場いただく車は、VWティグアンです。
「車名博物館」より。
パサート=貿易風、ジェッタ=ジェット気流など、風をモチーフにした車名が多いドイツ・VW(フォルクスワーゲン)の車名。皆さん知っていますよね?
トゥアレグ(アフリカのトゥアレグ族に由来)に続くSUVの弟分「ティグアン」は、その開発でプロジェクトの重要なステージごとにユーザーが参加して、好みや要望を反映していくというアイデアを採用しました。
2006年2月にコンセプトカー「コンセプトA(ConceptA)」を発表。その後、ドイツの自動車雑誌『Auto Bild』グループが雑誌やウェブサイトを利用して、5つの車名の選択肢の中から選ぶ読者投票を行いました。名前の案は、ティグアンの他に、Nanuk、 Namib、 Rockton、 Samunの4つがあったそうです。名前の案はいずれもVWのマーケティング部門が開発したものです。この5つの選択肢の中から大多数が「Tiguan」に投票して、2006年7月20日に車名が「TIGUAN」に決定しました。10ヵ国から約35万人の応募があったそうです。TIGUANの名前は、旅行や冒険、興奮を感じさせ、エキゾチックな響きを持っています。
ティグアンは、「虎」を意味するtiger(タイガー)とiguana(イグアナ)を組み合わせた造語です。ドイツ語ではiguanaを゙leguan(発音はレグアン)″とつづることから、タイガーとレグアンの後半部分を組み合わせて造語としました。
タイガーは俊足で速いイメージの動物であり、イグアナは四肢が大地を捉えている様子が安定感、そして四輪駆動をイメージさせます。
また、壁をよじ登るイメージは走破性の高さを連想させます。ティグアンはコンパクトSUVにピッタリのイメージを持っているのです。
いかがでしたでしょうか?
ではまた~


Posted at 2017/01/22 09:09:58 | |
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