2017年01月23日
こんばんは~
本日は、番外編として、マツダの会社名についてのお話です。
「車名博物館」より。
マツダとは、会社の基礎を築き、実質的な創業者である松田 重次郎氏の姓にちなんだもので、西アジアでの人類文明発祥とともに誕生した神「アフラ・マズダー(Ahura Mazda)」にも由来しています。
アフラ・マズダーは、古代文明発展の中で、その精神的支柱として崇められた神であり、英知、理性、調和を意味します。アフラとは、当時の神々の中でも最高神に冠する称号です。『ゾロアスター教義に光の神アウラ・マツダ(Mazda)が暗黒の神アーリマンを征服して現世を光明、真実清純の世に導いたという神話が述べられている』(『東洋工業四十年史』)
(中略)
さて、このマツダのルーツですが、1920 (大正9) 年に広島市に設立した「東洋コルク工業株式会社」にあります。当時、中国地方の山間部にはコルク原料の一種アベマキが広く分布し、ビン栓などを製造・販売したのでした。創業者でもある松田 重次郎氏はその取締役に就任しました。1927年に社名を「東洋工業株式会社」に変更、機械工業への進出を決意し、続いて自動車工業に進出することになりました。
(中略)
名前を社内募集すると時世を反映しですめら(皇)″が多数を占めていましたが、当の重次郎氏は納得せず、日本窒素の経営者で会社への出資者だった野口氏や三菱商事に相談すると、羽が生えて空を飛ぶようなスピードが出る゙天使″というアイデアが出た。会社に戻るど天使は転死に通じる″との意見が出て、結局、松田 重次郎氏の姓にちなんでMatsudaと決まりました。
ところが、個人名は商標登録が出来ないということで、「光の神・アウラ・マツダ」からMazdaとした。
マツダでマーケティングに携わった迫 勝則氏によれば、個人名でも商標登録はできるそうですが、さらに深遠な思いからMAZDAにつづりを変えたそうです。
その後、マツダの名前はブランド名となり、1984年5月には会社名となり現在に至ります。
皆さん、マツダの名前のルーツはお分かりになりました?
ではまた~

Posted at 2017/01/23 21:03:25 | |
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