こんばんは~
今日のお話は、マツダキャロルです。
「車名博物館」より。
1961年秋の第8回全日本自動車ショーで、マツダは小型乗用車進出の意志を表明すべく「マツダ700」というモデルを出展。小型車は時期尚早ということで並行開発していた軽乗用車版を「キャロル」の愛称で1962年2月に発売しました。小型車は後年600ccで追加します。
マツダでは軽量で安価かつユニークな軽乗用車「R360クーぺ」を発売しましたが、これと差別化したデラックスなセダン型の軽の新型車を企画しました。開発で重点を置いたのは、軽自動車でありながら小型車に負けない゙ムード″を持つこと。
そのために、外観はリアウインドーを垂直に立てた独特のスタイルとし、英語で絶壁を意味する゙クリフ″カットと呼んで斬新さをアピール。358ccエンジンは水冷4気筒の゙記号性″を大切にし、総アルミ合金ダイキャスト製というクラス初となるメカを採用。これを後部に横置き搭載することで、軽自動車の枠の中で室内スペースの最大化を図りました。
キャロルという名前も、デラックスでムーディな軽自動車であることを強く訴えていました。発表リリースでは車名の由来について『ペットネーム゙キャロル″(CAROL)は、快適で素晴らしい車のある生活、その楽しさを歌って、喜びの歌゙キャロル″と名付けた。(英語carolは祝いの歌、楽しい歌という意味)』と説明しています。クルマのある夢のような生活を謳歌したい…そんな家族に贈る新時代にふさわしい軽ファミリーカーでした。名前に夢を託した素敵な時代だったんですね~
今現在のキャロルは、スズキアルトのOEM車であることは皆さんご存知ですよね~
ではまた~


Posted at 2017/01/27 20:54:26 | |
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