フロント後期化①

まずは変更前の写真です。
施工前の準備として以下を実施しました。
①みんから諸先輩方の作業手順を拝読し、十分イメージトレーニングすること
②参考書としてアルヴェルパ＾フェクトブック（GEIBUN MOOKS Vol808）に記載の手順を熟読

グリル、バンパーを外します。
＜補足＞
初めてバンパーを外しましたが、バンパーの重みで地面に落としそうになったのと、地面にそのまま置くとコーナーセンサーの配線が短いので注意が必要です。

コーナーセンンサーは写真のように樹脂製の固定具で固定されています。固定具は横にスライドさせると取れます。

ヘッドライトのコネクタ類をはずし、ヘッドライトを取り外します。
※本当はこの前にバンパーリーテーナーも外すのが正解のようです。
今回の作業では先にヘッドライトを外したので、少し作業しにくかったです。

＜補足＞
・ヘッドライトのネジはボンネット側2点、横側（下側）に1点あります。
・Lo側の裏にひっかけがあります。無理やり引っ張って破損しないよう注意しながら外します。

コネクタを変更します。
前期と後期では、スモールのコネクタ、ソケット、フォルランプのソケットが違います。
またウィンカーのソケットが1つ使用しなくなるので、防水処理をします。

ヘッドライトの移植にあたって、レベリングモータの移植も必要です。
諸先輩方の整備手帳にもありますが、前期と後期ではヘッドライトのレベリングモーターが違うため、後期に装着されたものを取り外し、前期のものを取り付ける必要があります。

この作業が、後期化の作業の中で最も難易度が高かったです。
はずはレベリングモーターの取り外しからです。
ライト裏からバルブ類のコネクタを外すように回転させ、そのまま引っこ抜くだけで取り外せます。

続いてレベリングモーターの取り付けです。
作業としては先ほどのレベリングモータの写真の、先端の丸部分を、ライトハウジングにある固定箇所にはめ込むだけなのです。
しかし、レベリングモーターを挿入すると、ライトのハウジングがレベリングモーターの先端で押されて逃げてしまい、なかなかはめ込むことができません。
先輩方の整備手帳を拝見し、参考にさせていただきました。
ライトのハウジングに2つほど穴があるので、1つに長めの丈夫な束線材を通して輪を作り、スパナを通し、ライトの外でひっかけます。
束線材を閉めこむと、ライドハウジングが引き寄せられます。
この状態で押し込むと、はめ込むことができます。
この時、レベリングモータの先端に消毒用エタノールをひたして、入りやすいように工夫しました。
レベリングモーターがはまると、束線材を切って抜き取り、レベリングモータを固定します。

今回手配したライトにはHIDのバラストが無いものであったため、バラストも移植しました。また前期と後期プロジェクター付ヘッドライトではバーナーが違うため、合わせて交換が必要です（前期：D2R、後期：D2S）。

※D2RとD2Sはライト内での照射方向（位置？）が異なるらしく、D2SのらいとにD2Rのバーナーを取り付けると、ライト内の遮光板がバーナーの照射光をほとんど遮光してしまい、すごく暗くなります。
最初はD2Rを無理やり取り付けてましたが、すぐに買いなおしました。

後期化②に続きます。