フランジサイレンサー取り付け

フランジサイレンサー（60Φ）の中古品を購入しました。
今までインナーサイレンサーを突っ込んでいましたが、厳密にはボルトで留めているインナーサイレンサーは車検NG。
今までのユーザー車検では何も言われたことなかったけど、ただでさえ文句をつけれる車だから、こんなつまらないことは避けたいという意図があって検討していた。

フランジサイレンサーのボルト穴は拡幅が必要でした。

インナーサイレンサーは真っ直ぐひき抜かないと、当然ながら抜けませんでした。

フランジ部は、触媒の後ろだけのマフラーなんだが、前オーナーが交換した際に1本は（恐らく）ステンレスのボルトナットに換えられていて、もう一方は純正のスタッドボルトとナットだった。
このナットが緩まないのなんの。
556吹いても、冷却剤と潤滑剤が出るスプレーを吹いても、ダメ。
インパクト（電動のじゃ話にならんからエアーの）でも回らん。この日は諦めてしばし寝かせた。

気をとり直して、前回より高くジャッキアップ。（ウマが最高になるように）
ナットを破壊しようかと、ナットスプリッターを当てがってみたが。マフラーのフランジが凹んでいるので、ナットに対して垂直にスプリッターの刃が当たらない。
これも断念。

ダメもとで、メガネでエイってやったら、回った。変な体勢で力むから筋肉痛がたまらん。

外したら、それまで付いていたガスケットはグズグズに崩れ落ちた。
スクレーパーでキレイに剥がしたけど、それだけじゃ廃棄漏れがあったので、触媒側とマフラー側の両方をサンドペーパーで磨いた。

磨いた後はこんな感じ。

ガスケット‐フランジサイレンサー‐ガスケットのすべての接する面に液体ガスケットを塗って元に戻した。廃棄漏れは無事収まった。
フランジサイレンサーは45度くらいの曲げではあまり消音効果はなかったので、最終的に25度くらいまでにして取り付けた。けっこう塞いでいる。
まぁ、サーキットは走らないからよし。

使った液体ガスケットはJB WeldのRed。
液体に対して使うのが正しいのだろうけど、わざわざ別のものを購入する気にもなれず。
しばらく様子を見て、廃棄漏れがあったら、ちゃんとしたものを購入しようかと。