アルピナロードスターSを手離してからの週末は天気に恵まれ、桜の蕾も膨らみ始め、街行くオープンカーを見るとさみしさを感ずる。
満開の桜の下をオープンで走ることはもう叶わないのだ。
生産されて10数年経過したクルマ
買い取り店に出すとその後オークションを経てどこかへ消えてしまいそう(海外流出等)であり、とある業者にお願いしました。
今の俺の手元に置いておくことを考慮すると、果して適切なのか?
年間走行距離、メインテナンス、保管場所までの移動と格納の手間、雨を気にして晴れ間のみの運転、他の2台も低年式車になり3台保有の意義を答うと整理する時期なのかもしれない。

走らせられずバッテリー上がりもしてしまった。

アルピナという車名から一般的な想像よりゴツゴツしてスパルタンな乗り心地なのだが、新東名あたりを超高速域で走る時などステアリングはすわり目線の先へと突き進む。
この時、過吸エンジンではないのでアクセル開度と会わせた加速を堪能することができた。
一言で表すならば「よく走る!」これに尽きると思う。
ニスモフェアーの帰りとみられるR33とR34との3台で140マイルオーバーでのランデブーは楽しかった想い出だ。

2速全開ヒルクライムな峠では、幌を開け放った背後からアルピナの独特の排気音に包まれる。

同じエンジンのB3Sとはセッティングは異なり、ロードスターは4500回転より上は荒々しく豪快にレブまで吹き上がる。
もちろんアイドリングの時もロードスター独特のビートを発していた。

日本国内台数は少ないが奇跡の3ショットも経験できた。

たまに遭遇すりB3Sな方たちからはよく視線を送っていただきました。

しかし、観光地等ではちょっと古いオープンカーくらいな感じで回りから見られる程度。

路上でこのインパネを見ていると

隣にどんなクルマが停まってもあまり意識しなくてすんだ不思議
唯一 Z8だと気になるのだろうけど。
クラッチも重すぎず、軽すぎず、低速トルクもあり 扱いやすかった。

6速マニュアルは左ハンドルならでは

右ハンドルのマニュアルも走らせる楽しさはわかるつもりだが、左ハンドルのマニュアルには及ばないと思う。
シフト操作に腰が浮くのが右ハンドルマニュアルだから安定感が得にくい。

排気音はやはりアルピナ

タコ足もアルピナ専用部品らしくいい音だった。
少し纏まりが無くなってきたのでそろそろ。
10数年経過したクルマのこの先に迫るメインテナンスを鑑みて複数台所有を整理する決断をした。
気に入ったものを追いかけるのは男のサガ。
しかし
実用を主に考えると2台に絞るしかない。
残りの2台もまた去就を考えてみる
場合によってはBMWを降りることも。
想い出は色褪せずいつまでも残り
それが、時として苦しめるのです。
判断を誤らせるのです。
中途半端な未練ほどカッコ悪いもなは無いと思っています。
新たなる選択のために
まえをむいて
かおをあげて
すすみます。
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Posted at
2016/03/27 18:57:09