海洋観測艦「わかさ」 2016年10月 以来の 小樽港寄港です。
海洋観測艦の主任務は、海底の地形や底質、潮流、海流、磁気、水温、水質など対潜戦に影響を与える海洋環境のデータベース化です。
民間の海洋調査船とは異なり、生物調査などを行わず、海底には敵に発見されにくいポイントや、音響が伝播しやすい水質を明らかにして 対潜水艦作戦 機雷作戦 に特化した海洋情報を収集するのが特徴です。
現在は「しょうなん」「にちなん」「わかさ」の3隻体制で、海洋観測任務を行っています。 この3隻が 今回 そろって小樽港に入港しました。
IMO: -
MMSI: 431999582
Call Sign: JSMV
Flag: 日本
種別:海洋観測艦
艦級:ふたみ型
計画:昭和58年度計画
発注:1983年 起工:1984年8月21日 進水:1985年5月21日 就役:1986年2月25日
建造所:日立造船 舞鶴工場
排水量:基準 2,050t満載 3,175t
全長:97.0m 全幅:15.0m 深さ:7.6m 吃水:4.2m
機関:富士ディーゼル6LS27-5XF × 2基
出力:4,500PS
推進器:スクリュープロペラ × 2軸
速力:最大速 15ノット
乗員:95名
レーダー:OPS-18 水上
電子戦・対抗手段:NOLR-6 ESM
入港順のしんがり を「わかさ」 がつとめていますので、 先に港内に入った 2隻の接岸を待って 港口にて 旋回を 行っています。
夜間でも 外見上の最大の特徴 艦首のバウ・シーブ(ケーブル をリードするために設けられた大型の滑車)が目立ちます
08:00 国旗掲揚 です
出港の様子です。
入港時とは逆に、「わかさ」から出港していきました。
ブログ一覧 |
艦船 | 旅行/地域
Posted at
2017/06/25 22:44:24