Hayabusa 20年メンテ積み残し精算の巻〜 23,768㎞
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
昨年の20年メンテで積み残したフロントブレーキキャリパーのオーバーホールをしました。シールリング等、部品は昨年入手済みなので、実行あるのみです。
ブレーキフルードが付かないように、まずはサイドカウルを外して作業を始めます。
2
いきなり分解状態ですが、整備マニュアル通りにキャリパーを取り外す前に固着している締結ボルトとバンジョーを少し緩めて軽く締め戻しておきますが、結構ゆるゆるな感じでした。
後は、ブレーキパッドを外してキャリパーの取り外しです。今回は、進行方向左側のバンジョーから外したのですが、右側から外して橋渡しのブレーキホースごと左側キャリパーを外してもフルードの漏れを少なくできるのかなと思います。
外したキャリパーはフルードを水で洗い流し、割ります。ピストンはエアーで抜くので問題無しです。
3
で、早速コンプレッサーの準備です。まずは、キャリパーに外したブレーキパッドをタイラップでくくりつけ慎重にエアーで圧をかけます。
ゴーグルと手袋は忘れずに。
ピストンが出てきたら手で押し戻してを5回程繰り返すと難敵の小径ピストンも出てきますので、後はブレーキパッドを外してピストンを手で抜くだけの楽々無傷作業です。
4
シールリングはボロボロですが、固着させてしまったリアキャリパーほど汚れておらず、ピストンもきれいでした。
5
ピストンが抜けたところでシールリングを外して、洗剤でジャブジャブ洗います。乾いたところで、ホジ郎?を使ってシールリングの溝をひたすらきれいにします。
6
新しいシールリングにラバーグリスを薄く塗り、キャリパーに組み込んで行きます。ピストンを押し入れて新しいOリングを挟んで締結ボルトを既定値で締め込みます。ブリードスクリューも交換しました。
7
一旦、ブレーキキャリパーを倒立フォークに仮組みし、新しいリングと共にバンジョーを既定トルクで締め込んで、キャリパーのマウントボルトも締め込みます。マウントボルトが若干延びているので、交換しておきます。左側新品ボルト、右2本が使用済みボルトです。
8
後は、ブレーキパッドを差し込んで、ブレーキフルードの補充とエア抜きをして作業完了です。ブレーキパッドのピンも交換しました。ご近所さん周回のテスト走行も問題なく、ブレーキリリース後のディスクが擦れた音も小さなりました。
バイクの取り回しも軽くなって、いい感じです。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク