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2020年10月31日 イイね!

1/64 JTCC マカオGP BMW318i / 320i他

1/64 JTCC マカオGP BMW318i / 320i他
このブログは1/43ばかり紹介してましたが、最近気になるのはトミカ的サイズの3インチミニカー
ビッグな1/18は高価だし飾る場所も必要なので、1/64というのは安価でそこそこの再現度だしコレクションとして最適解なのはみんな同じのようですね



INNO MODELSからは1995年のJTCCチャンピオンとなったスティーブ・ソパーのBMW


1/64 IN64-E36-10JTCC94
BMW318i #10 Steve・Soper

発表時に品番見た時、ん?94年?と思ったが、製品はしっかり95年のインターTEC仕様で発売されました
前ホイールに整流板を付けた本戦仕様をしっかり再現

この年、映画「007ゴールデンアイ」にZ3ロードスターがボンドカーになった事で、世界中のレースで宣伝していたBMW


前年の後付けスポイラータイプをエアダムバンパー化して、より大きく精悍さが増した318
どのチームも車体下への空気を遮断する空力パーツが多い中、積極的に空気を取り込んで下面全体のフラット形状加減でダウンフォースを作るという逆転の発想のBMW。
その結果のチャンピオンなんだから素晴らしいものです


1995年 鈴鹿
シーズン中には007マークが無い


1995年 インターTEC
この年ピーター・コックスの専用マシンとしてADACスーパーツーリングカップを走っていたシュニッツァーの #9号車は、日本で闘うソパーを援護するため急遽 #74号車になって日本にやってきました

インターTECの後は東南アジアTCZC(ツーリングカーゾーンチャレンジ)用としてマレーシアのレーシングチーム、EKSモータースポーツへ売却。ウィンストン・マックのマシンとなりました



日本の1994年車は出してくれないね
折角のE36型318(4ドア)なんだからJTCC車も欲しいんですけど
オートテックやタイサン、綜警、ヒトツヤマなんかズラリと並べたいねぇ
気が付けば我が家のカーモデルは国産外車スケール問わず4ドア車ばかりの有り様。知らない人が見たらどんだけセダンキチ○イだよ!状態




続いて同じく1995年マカオの2台

1/64 IN64-MGP19-320I01
BMW E36 320i #1 ''WARSTEINER''
MACAU GUIA RACE 1995
Joachim・Winkelhock


1/64 IN64-MGP19-320I02
BMW E36 320i #2 ''WARSTEINER''
MACAU GUIA RACE 1995
Steve・Soper

サンプル画像だとソパー車のサイドマーキングが違うけど製品は改善されてます。というかこのパターンの実車を知らないけどINNOは何を参照したのかな?





マカオ・ギアレース仕様
通常販売品ではなくマカオGPスペシャルエディション 2019として販売

320iとしてエントリーしたっけ?
うろ覚えなので当時のリザルト資料見返すと318iになってるが・・・
でも時期的には性能が安定したS42B20型エンジンだと思われるのでBMWの見解としては320iとして記録したとしてもおかしくはないかな?
ただ前述の11月5日のインターTECのソパー車が318iなのに、同じ車であろうはずの11月18日のマカオが320iというのは後付けだと思うが



1995年のミニカーはこの3台を発売
手前はミニチャンプスの1/43



お次は Tarmac Worksが発売した1994年マカオのサン・ミゲル仕様

1/64 T64-034-94MGP02
BMW318I MACAU GUIA RACE 1994
SPECIAL EDITION


シュニッツァー #1号車はヨアヒム・ビンケルホック


#2号車はスティーブ・ソパー


#3号車はチャールズ・クワン
香港出身のドライバーで本人曰く「マスターオブマカオ」と言い触らしてる(?)通りマカオの常連さんであり、この前年に優勝もしてて地元民に人気
グループAやJGTCにM3で参戦しており日本でもよく知られるレーサー


ミニカーにはソパー #2号車、クワン #3号車用デカールが付属するので当然2台買うわね
1248台限定だが2台買う人多そうだし少なくない?
シリアルナンバーが付くけどマカオ先行販売されて即買いしたのに残り40台って!(番号順に売ってる訳じゃないのかな?それとも各ショップの事前予約で既に1000台以上売れたのか?)

※付属デカールの注意点
・ #3号車のみフロントバンパー下部に「FINA MOTOR OIL」。(予選の #2号車は貼ってあるのを確認したけど本戦では今一つ不明。別に貼っても構わないだろうけど本戦はバンパー換えた可能性も)
・フロントドアの小さなドライバー名は #2号車のみ国籍マークが左右とも車体前方側向きです(小さく紛失しやすいので予備付き)
・黒字のネームは台座用なのだろうと勝手に解釈し空白部分に貼りました


品番末尾が02なので、優勝したビンケルホックの #1号車も後から出すのかな?
#1号車だけサイドミラーが白いのでそこまで再現するのならばベストだと思うがTarmacがそこまでやるとは思えない






なんかマカオのシュニッツァーに関してはINNOが1993、1995年、Tarmacが1994年と示し合わせて発売したけど、こんなんイヤでも買い揃えてしまうな。同時期にハセミプリメーラも出してるし


ちなみに1993年のエマニュエル・ピロの #1号車はシュニッツァー伝統の赤い内装が特徴
実はこの年、シルバーストーンでのBTCC開幕戦にソパーが乗って優勝したメモリアルな #6号車そのものです


室内(ロールケージ)が赤いのはグループ5のシュニッツァーセリカでも有名でしたが、本家BMWから国際レースでのワークス参戦は製造時の白とする!と怒られたそうで、これ以降禁止されました。つまり最後の赤い車内のマシンとなります


その後、ピロのドライブでBTCCを走り、マカオ用にWatson'sカラーに変えて出場した後、インドネシアの新設サーキット、セントゥールに招待された記念レースで優勝。そしてチームタイサンが購入したことでそのまま日本へ運ばれて、茂木さんのJTCCマシンである #2号車となりました



JTCC後は倉庫でホコリを被ったまま保管されてましたが、2020年にこのクルマの出自を知ったイギリスのブローカーからぜひ譲ってほしいとの嘆願を受け・・・



綺麗に洗車され、イギリスへと輸送されて・・・

BBMモータースポーツの手で5万5千ポンド(約1千万円以上)かけてBTCCでのソパー車を再現すべくレストアされ、現在はイタリア人コレクターの元で静かに余生を過ごしているそう


ピンボケ画像ですが、赤いロールケージに貼ってあるBTCC時の車検ステッカーは剥がされる事もなく今もそのまま残してあります
復元中、BBMは当時の貴重な赤い内装には一切手を付けぬように留意していたそうで、レストアに協力したシュニッツァーと本国BMWも、「タイサンはよくぞ長い間ステッカーを剥がさなかったものだ」と感心したそうです




ビンケルホックの #2号車は、この1993年のBTCCチャンピオンになった #22号車そのもので、カラーリングをWatson'sへ変えてマカオに出ており、後にオートテックのステラインターナショナルに譲渡、アンドリュー・ギルバート・スコットの #35号車となりました




その後、国内外を転々としましたが2016年にオーストラリアのコレクターへと売却され、これまたBTCCの #22号車へのレストア待ちらしいです

こうやって30年も前のヒストリックカーを大事にする文化が日本でももっと根付いてくれたら嬉しいんだけどな
この国は、初代JTCCチャンピオンの 36号車関谷さんコロナを競売に賭けることもせずにスクラップにしてしまう国です
一応ヤフーオークションには出したけど入札されなかったからとのこと(悲)



上 : 93年 スポイラー無しVer. (INNO)
中 : 94年 後付けエアロVer. (Tarmac)
下 : 95年 エアダムエアロVer. (INNO)
と3つの仕様が揃います


ちなみにBBSのホイールはINNOの方が断然出来が良いので懐があったかい方は交換すると良いかも
ただTarmacも実車に合わせてルーフアンテナ付きだし、ヘッドライトの造形などがリアルです

ボディ/内装も同じ型かと思いきやドアノブやワイパーなどに違いがあるので単なるコピーではないです。それぞれ香港とマカオという地理的に近いお隣さん的メーカーですが何とも興味深いところ


1993年のマカオは、新たにBTCCレギュレーションのFIAクラス2が加わりました
過渡期なこともあり、この年のマカオはDTM、FIAクラス2、グループAのDiv.3とで行われた混走レースとなりました
DTMからは3.6LのアウディV8、2.5LのBMW M3が、グループAは1.6LのAE92〜101レビンとEF〜EGシビック
新規のクラス2は2.0Lの4ドア車縛りがあるのでBMW 318iのみとなります
アウディは大排気量の4WDということでえげつないウェイトハンデ(300kg)が課せられて徐々に後退、テンロクのグループA車たちは「速い車は勝手にやってろ!」とマイペースな感じなので318iのライバルは排気量が500cc有利なM3のみでした


#11号車 チャールズ・クワン
英国の高品質スピーカーとして名高いプロアックがメインスポンサーに付いたクワン車は、DTMのデカい板っ羽根を付けたM3 Sport Evolution。ドライバーが可変出来るタイプじゃないのでテクニカルでアップダウンの激しい山側セクションが有利でも、高速セクションの海側では最高速に影響が出てしまう装備
そんなM3勢の中でも安定して周回を重ねたクワンは序盤から常にトップを独走し、そのまま優勝
2位と3位はクラス2のシュニッツァー318iピロとビンケルホックがゴール


ソパーの #3号車はモーリッシュヒルからドナ・マリアの途中でガードレールに接触リタイアとなりコースにマシンを残したままレース終了。
ウイニングランで横を通ったクワンが「お兄さん乗ってくかい?」的にF1タクシーならぬM3タクシーで横乗りしてピットに戻ったくらい仲の良さが見れました(前述の通り翌年は同じチームメイトだし)



SKデカール24053
プラッツ プラモ用のデカールが発売されてるので1/24でクワン車が作れます



1/64はTarmac Worksが発売

Tarmac Works T64-009-93MAC
BMW M3 E30 Macau Guia Race 1993 Winner Charles Kwan
Macau Grand Prix 2018 Special Edition

バックボード部分にクワンのサインが印刷され、箱裏にはCharles Kwan Collectionの文字が入ってます




スパークは1/43ミニカーを出していて優勝マシンは各スケールで揃ってしまう優遇っぷり



#5号車 ポールポジションでスタートした二ー・アモリムが駆るマスタングジーンズ M3 Sport Evo
フロントのタイヤ交換直後、リヤタイヤもバーストして無念のリタイヤ
当時のマカオは公道レースらしくコースコンディションが悪くあちこちにゴミが落ちていてタイヤでのリタイアが多かったサーキットでもあります。勿論今は綺麗です



これは唯一1台のみ参加した3.6L車、ベルギーチームの #7号車アウディV8。ドライバーはバーナード・ウィンデリックス


まるでレナウンチャージカラーのような派手な見た目のアウディ
A4もいいけどデカいV8のミニカーも欲しいな
他にもグループAを追われてきた #22 EF9のジャックスシビックや、今は亡き山路さんの #29 青いAE92レビンとかモデル化して欲しいマシンが沢山あるのがこのマカオ



ついでに1994年のボルボ850セーフティーカーのミニカーもついつい買っちまった。Tarmac Works製で例によってシリアルナンバーカード付


Tarmac Works
T64-039-MGPSC
VOLVO 850 Estate Macau GP 1994 Safety Car
SPECIAL EDITION

(動画)https://vimeo.com/252005059

レーススタート直後、車列の後ろをペースカーらと共に走っている

こんな映像だけでJTCCのマシンと一緒に走ってるやん!と我がコレクションに加えたって訳よ(アホです)

なんかどんどん1/64が増えてくぞ・・・
これもう毎年マカオエディションとしてどんどん製品化してほしいでェす
Posted at 2021/02/13 08:48:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年03月30日 イイね!

1/43 JTCC 1998年ウェッズスポーツエクシヴ

1/43 JTCC 1998年ウェッズスポーツエクシヴ#19 ウェッズスポーツエクシヴ 金石 勝智

ignition model
Weds Sport EXiV (#19) 1998 JTCC

僅か5年間のJTCCラストウィナー、爆走坂東組のRACING PROJECT BANDOHエクシヴ
グループA時代から続いた富士のインターTECもこの年が最期となった為、こちらでも最後の優勝マシンとなった

ミニカーはルーフ上に「ありがとうEXiV さようならJTCC」と入ったその最終戦仕様。フロントスポイラーも新形状タイプを正確に再現
細部では200系エクシヴ後期型のフロントグリル、そしてオーバーフェンダー付き(フェンダーへの取り付けのりしろ?が無視されてのっぺらぼうだが)。
JTCCは坂東にしては珍しくミシュランを履いてるが、当時雑誌でトムスと共に数ページに渡って大々的に宣伝していたので大人の事情があったものと思われる


なんだかんだで発売された7種のignitionエクシヴは展示用と別に保存用、改造用とで3セット21台が揃ってしまった。更にオクやネットで安いのを見つけるとついついポチってしまい4周目に突入している今日この頃。トムスなんか37号車が6台、1号車は8台も持ってる有り様・・・
ええい!エクシヴ乗りとしては、この世のエクシヴミニカー全て買い漁ってしまえという気持ちで!!


個人的だが知人に似ていて親近感あるドライバーの金石
後ろで睨みを効かせる本職ぽい人が坂東組親分



その他の98年エクシヴ



11号車 TRAMPIO・Zippo・EXIV 中谷明彦
(Object T)
この年カラーリングが変わったトランピオエクシヴ
実にミニカー映えしそう

開幕富士のドライバーは谷川達也

開幕前のテスト時
まだカラーリングが決まっていない時点なのでRAZOカラーの面影があります


この原坊RAZOからTRAMPIOに変化したわけだけどずいぶん垢抜けたね

次のもてぎは新車への移行が間に合わず欠場し、1998年仕様となったSUGOからはベテラン中谷さんにドライバー変更。残念ながら2戦ともリタイア、というかシーズンランキング結果も9位で最下位(開幕だけ走った谷川が10位。11、12位は3戦だけ出場したシムスインプレッサの2人やぞ)






24号車 ADVANエクシヴ 土屋武士
(つちやエンジニアリング)
富士、もてぎ、SUGOが前年と同じリヤウィングで、鈴鹿からGTウィングになる






68号車 DoCoMo EXiV ルベン・デルフラー
(ダンディライアンレーシング)
JTCCも今シーズン限りと発表されたのに鈴鹿から新車を投入したダンディライアン

それまでがトムスから譲り受けた95年シーズン仕様の中古マシンでありボディのヤレが露呈していたので、東富士に放置されていたと云われるニューボディをコネを使って入手、剛性を上げる為ロールケージを刷新し重量が45kg増加したものの車体の軽量化努力で総重量は変わらず仕上げている。


ルーフ上に付く円盤はピットとマシンとでデータをやり取りをするのに無線ではなく電話回線で通信する為の複合アンテナ。またカーナンバーの68はNTTドコモらしく「mova(ムーバ)」を数字に置き換えたもの
どことなく受け口的なフロントスポイラーが独特
アルゼンチン人のデルフラーがドライバーとなり最終戦で金石に次ぐ2位でゴール

ウィンドウのドライバーネーム部分には「もしもし Chirola です」の文字が・・・
スペイン語圏でChirolaは「駄馬」の事とされるが、それとは別に「はした金」「お金ありません」「大事なのは金なんかじゃない」と言う意味もあり、JTCC終焉の原因とされる金かかり過ぎ問題をワークス勢や運営陣に向け揶揄したメッセージだとも云われている



《JTCC1998年の金石勝智の戦績》

   サーキット 天気 結果
第①戦 富士   晴れ リタイア
第②戦 富士   晴れ 優勝

第③戦 もてぎ  曇り 6位

第④戦 SUGO   曇り 3位
第⑤戦 SUGO   雨  8位

第⑥戦 鈴鹿   雨  優勝
第⑦戦 鈴鹿   雨  2位

第⑧戦 MINE   曇り 3位
第⑨戦 MINE   曇り 2位

第⑩戦 TI英田  晴れ リタイア

第⑪戦 インターTEC 晴れ 優勝

JTCCでこれまで無冠なのが信じられない成績の金石。もてぎとTI英田を除くコースで表彰台に上がった
熟成し尽くして前年とほぼ変わりないエクシヴだが、アコードがいなくなった富士の金石に敵はいない。ラップタイムが段違いで正直言ってチェイサーは眼中に無い
同じく勝つ可能性があるアドバンエクシヴは影山に替わってツーリングカーデビューの土屋武士が新ドライバーとなったので金石の優勝を関係者全員が予想していた
そのチャンスの開幕第1戦、いきなり3周目でクラッチトラブルが発生しリタイヤとなってしまう
通常のJTCCとは違い、長いインターバルのため第2戦に出走可能になって生命拾いしたのだが、当然ながら最後尾からのスタート

ただでさえスプリントなJTCCは富士で21周、たった30分の短いレース。しかも少ない出走台数を誤魔化して1列ずつ間隔を拡げたスターティンググリッドのせいでポールのシムスインプレッサから20台分も離れた位置からのスタート。
親分は「どうしてウチらはいつもこうツキが無いのだ」と嘆いたという
それを聞いた金石が「このレースは死ぬ気で走る!」と奮発し最後まで諦めなかった

第1戦で途中トップを走っていた関谷だったが終盤トラブルでピットストップし8位。この年リバースグリッド制が採用されたJTCCでは、結果的に第2戦で関谷は2番手スタート。チームメイトのバートが早々にシムスインプをかわしてトップに立つ。それでもトムス陣営はタイム差から計算して、必ず金石が追い上げて来る!と予想
関谷に届くのは12周目と計算しタイムアタックばりに本気で逃げる(実際、12週目にトップ関谷の後ろに届いていた)。
金石はアグレッシブかつ冷静に他車を一つ一つかわして徐々に迫り、残り2周でトップの関谷を抜き、最後尾から全車を追い抜いてJTCC初優勝を飾った。

次のもてぎではストップ&ゴーの立ち上がり加速に強いFRチェイサーが有利だったり、直線番長エクシヴに不利なコースが続き、最終的に年間ランキングは2位となった


最終第11戦 インターTEC
レースが終わりウィニングランから戻ってきたマシンたち
優勝 ウェッズスポーツエクシヴ
2位 DoCoMo EXiV
3位 ADVAN チェイサー
4・5位デンソーセルモチェイサー
6位 TRAMPIO・Zippo・EXIV

関谷は早々にシリーズチャンピオンが決定したのでながし走行(表立ってそういう走りはしていないが)


予備パーツを山ほど積んで転戦するトランスポーターがいかにもプライベーターチームらしい
インターTEC後、JGTCでウェッズスポーツセリカをドライブしたマッシミリアーノ(通称MAX)・アンジェレッリの手によりマカオに出場
後にチーム坂東内で彼の愛称を譲り受けたのがあのMAX織戸である

結果は1戦2戦ともヨアヒム・ビンケルホック(BMW320i)、フランク・ビエラ(アウディA4)に次ぐ3位となりました

その後マシンはセリカ/MR-Sにパーツを流用、動かせない状態ですがしばらく坂東商会の店内に展示されてました

現在どうなったのかは不明ですがパーツ残してる話もあるので、国内最後のツーリングカー選手権&インターTECのラストウィナーマシンとしてどうにか復元してトヨタミュージアム辺りで残してくれるのが夢
Posted at 2017/04/04 22:56:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
2016年05月07日 イイね!

1/43 JTCC 1998年トムスチェイサー

1/43 JTCC 1998年トムスチェイサー#36 ゼントトムスチェイサー ケルビン・バート


ignition model 0344
ZENT TOM'S CHASER (#36) JTCC 1998




京商 No. 03719B
#36 ZENT TOM'S CHASER JTCC 1998



上 京商
下 ignition model

トムスはこの年、紅白カラーから、攻めたカラーリングへと変針
36号車はシルバーと赤のZENTカラー

レジン製のignitionは各部ディティールが細かくルーフアンテナも金属パーツでしっかり再現
リヤウイングのステーやトーリング、ボンネットピン、ワイパーなどもエッチングで繊細

ダイキャストボディの京商もアンテナ以外は再現してるけどプラパーツでゴツい仕上がり。ボンピンもデカール
ワイパーは窓枠下部との一体成形で位置が右に寄りすぎ。実物は市販車でいう助手席側ワイパーの位置が正解
またホイールの成形不良品が多く汚ない個体が見受けられる
それとグリルのエンブレムが市販車のままで惜しいのだが、グリルそのものの形状は立体感があり実物に近い。ignitionはあまりにも平面すぎてアウディぽい顔してる


ミハエル・クルムに代わり関谷の相棒を務めたバートは、スタートの旨さに定評がある英国バーミンガム生まれの29歳(当時)
トムスを代表するカーナンバーである36を関谷に替わり背負っての出場



《JTCC1998年のケルビン・バートの戦績
   サーキット 天気 結果

第1戦 富士   晴れ 6位
第2戦 富士   晴れ 4位

第3戦 もてぎ  曇り 5位

第4戦 SUGO   曇り 4位
第5戦 SUGO   雨  優勝

第6戦 鈴鹿   雨  リタイア
第7戦 鈴鹿   雨  リタイア

第8戦 MINE   曇り 9位
第9戦 MINE   曇り 4位

第10戦 TI英田  晴れ 2位

第11戦 インターTEC 晴れ リタイア


第5戦 SUGOではバートが得意とする雨でミシュランとの相性も良く、後続に52秒もの大差をつけ優勝
第10戦 TI英田で2位

FRツーリングカーのチェイサーに慣れきれなかったバート
リタイアも多くワークスドライバーとしては納得のいかない結果で最終ランキングは5位





#37 エッソトムスチェイサー 関谷 正徳


ignition model 0342
ESSO TOM'S CHASER (#37) JTCC 1998



京商 No. 03719C
#37 ESSO TOM'S CHASER JTCC 1998

初年度以来のチャンピオンになった関谷のチェイサー
この年はいつもの36号車ではなく僚機である37号車をドライブ
実車の97年仕様は重く剛性不足だったので新たに一から造りあげた98年仕様
攻めたカラーリングの37号車は、虎の敷物を乗せたようなエッソウルトロンカラーで登場
翌年にはチームル・マンのJGTCスープラにカラーリングを引き継いだカタチになった



上 京商
下 ignition model

京商は左右のホイールをシャフトで繋いだだけのオモチャ的仕様
遊びが多く左右どちらかフェンダーからタイヤがはみ出るほどのガタがある

対してignitionはいつも通りネガキャン接着固定されたリアルなディスプレイ仕様
固定故にタイヤホイールのレターやロゴは揃っちゃう新車カタログ状態だけど
ひとつ残念なのは、手間を省いたのか36号車に合わせてウイングステーがエッチング地そのままだが関谷37号車は黒が正解

金額的に2~3倍くらい違う訳だが、京商も決して出来が悪い訳ではないので好みで買うがよろし




レース当時はOZスーパーツーリズモのホイール履いてたのでこれらは後年のイベント走行した時の画像
動態保存のレストア時に新たにオーバーフェンダー付け直したせいで虎の前足の1部やTOYOTAロゴが無い。OZなどのロゴが半分消えてる。他にも全部真っ黒になったフロントグリルに突然トヨタマークが付いてたりとかの違いがあり簡単に見分けられる



2度もドライバーズチャンピオンを取ったのは関谷の「マシンを壊さない丁寧な走り」の賜物。ホントに関谷は車を壊さない

トヨタチームトムスとしては96年に加え2度目のチームチャンピオンを獲得

同じチームなのにドライバースーツもメカニックも白赤系と黒系で分けるこだわりよう
チーム監督舘さんの腕組みが威圧的


《JTCC1998年の関谷正徳の戦績》
   サーキット 天気 結果
第1戦 富士   晴れ 8位
第2戦 富士   晴れ 2位

第3戦 もてぎ  曇り 優勝

第4戦 SUGO   曇り 優勝
第5戦 SUGO   雨  3位

第6戦 鈴鹿   雨  4位
第7戦 鈴鹿   雨  優勝

第8戦 MINE   曇り 優勝
第9戦 MINE   曇り 優勝

第10戦 TI英田  晴れ 優勝

第11戦 インターTEC 晴れ 7位


エクシヴに利がある富士以外で優勝

ライバルがいなくなったこの年、ウェッズエクシヴ金石の前評判が高く、チームもエクシヴを知り尽くした爆走坂東組
同じミシュランを使う2年目のトムスチェイサーだが、前年が熟成不足だっただけに新98年仕様でどこまで追い詰められるか?と云われていた

開幕第1戦で金石はリタイアするが、一転第2戦は最後尾から全車を抜いて優勝したほど富士の金石は無敵スター状態
ラップタイムの違いから最終戦インターTECも金石に獲られてしまうのは確定している。なのでトムスはFFエクシヴの欠点を見越して中盤にポイントを稼ぐ作戦だった

鈴鹿が終了した時点で関谷3勝、金石が2勝。
坂東親分は「勝ち数はそう変わらないがポイントが中々追い付かない。もちろん最後の富士では2戦とも満点獲る」とは語っていたが、正直どこかで関谷のミスを期待するしかなかった
だがMINE、TI英田で関谷が優勝。更に十勝、仙台が中止されたのに加え、肝心の最終戦が1戦のみと簡略化。これで関谷が獲得ポイントでチャンピオンがほぼ決定

ほぼというのは出走台数でポイントが変動する新規定のためで、ひょっとして途中参戦するチームの可能性が0%でない以上チャンピオンは確定出来ない状態が数ヶ月続き、形だけとなったインターTECに持ち越された

当然というか結局新規参加チームなんて現れるはずもなく、レースがスタートした瞬間に関谷のチャンピオンが決まるという何かとグダグダの一年だった



おまけ

バートのゼントチェイサー最期のお姿。足廻りやエンジン(3S-GE)等は動態保存されてるエッソチェイサー用の予備パーツとして残っているそう
下のは97年関谷チェイサーの残骸(T_T)
Posted at 2017/02/19 14:42:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
2016年05月03日 イイね!

1/43 JTCC 1998年アドバンチェイサー

1/43 JTCC 1998年アドバンチェイサー#25 アドバンチェイサー 土屋 圭市


ignition model 0345
ADVAN Chaser (#25) 1998 JTCC

ignition model製アドバンチェイサー
平面チックなフロントグリルがちょっと残念だが実車通りのフロントグリルにエンブレム付きを再現




京商 K03719A
1/43 no. 25 ADVAN CHASER JTCC 1998

京商製アドバンチェイサー
市販車仕様を流用した都合でエンブレム付きノーマルグリルのまま発売されたトムス仕様と違い、アドバンチェイサーに関しては結果的に実車通りとなる
アドバンは前年型仕様だからあえて京商で揃えて差別化してコレクションするのも良いかも


つちやエンジニアリングはエクシヴ以外に新マシンのチェイサーでも参戦。97年のインターTECでシェイクダウン

FR車ということでドリキン圭市にドライバーを要請、マンツーマンで車を調整

トムス、セルモは更に高剛性かつ軽量化された新98年仕様を新たに作りあげて投入
こういう潤沢な資金力を持つワークス系チームに対し、少数精鋭で立ち向かうのがプライベーターなのだ


1997年限りでホンダ、ニッサンはJTCC撤退を表明、これに追随するようにオペルベクトラやBMW318を使うチームらも次々と撤退

結局、チェイサーがトムス2台、セルモ2台と、つちやの計5台
エクシヴがobject T、坂東、つちや、ダンディライアンの計4台
インプレッサワゴンがSYMS矢島の1台で計10台のみ
インプは最初の3戦のみで残り8戦はトヨタ9台だけと寂しいカテゴリーとなりました
しかも仙台と十勝が中止、もてぎ、TI英田、インターTECは簡易な1レースだけの状態

それでもウェイトハンデを96年規定に戻したり、パドックパス購入客はスターティンググリッドに入ってマシンと並んで記念撮影が出来たりと少ない出場車でも観戦者を楽しませていた
また、第1レースの結果で第2レースを逆順スタートして勝ち逃げできない工夫を凝らした


アドバンチェイサーはレース後にヨコハマゴム所有になり各種イベントで姿を見せており、愛知県の新城工場に展示してあったそうです
現在どうなったかは不明

ヨコハマゴム新城工場
この感じで保存されてんの?
簡易な屋根はあるけどこれじゃ風雨を浴びて早く痛んじゃうね


《JTCC1998年の土屋圭市の戦績》
   サーキット 天気 結果
第1戦 富士   晴れ 3位
第2戦 富士   晴れ 8位

第3戦 もてぎ  曇り 7位

第4戦 SUGO   曇り 5位
第5戦 SUGO   雨  6位

第6戦 鈴鹿   雨  リタイア
第7戦 鈴鹿   雨  4位

第8戦 MINE   曇り 8位
第9戦 MINE   曇り 5位

第10戦 TI英田  晴れ 4位

第11戦 インターTEC 晴れ 3位

ドリキンも曲がらないチェイサーを左足ブレーキでどうにか曲げようと頑張ったけど最終ランキングは7位
チームメイトである新人の武士にも負ける結果でした
Posted at 2017/02/26 11:13:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
2016年04月03日 イイね!

1/43 JTCC 1997年アコード

1/43 JTCC 1997年アコード#1 クールアコード 服部 尚貴


ignition model 0102
KOOL ACCORD (#1) JTCC 1997

この年渡米してインディライツに挑戦していた服部
中子の助っ人として急遽インターTECだけ参戦
インディで契約中のKOOLから快くスポンサードを得てシンプルでクールなKOOLカラーでの参戦
好きなカラーリングですがJACCSモータースポーツプロジェクトの名があるとおりムーンクラフトがエントリー

直後にホンダは撤退するので最も新しく最も最後に完成したJTCCアコードでもある

前年の覇者なのでチャンピオンナンバー「1」での参戦

ついでに言うとJTCC参戦車の中でチャンピオンナンバー「1」を付けたのは95年の関谷エクシヴとこのマシンの2台のみ(94年インターTECに出場したアジパシツーリングのシュニッツァーは勿論別)


例によってタバコデカールを別に発送して貰って顧客自ら貼る方式です
日本国内では自主規制な筈。メーカーサイドの立場は分かるけど、こうしてデカール貼って完成したミニカー画像をネットに上げれば万人にタバコ宣伝してると同じだわな?子どもが買えるトミカとかなら理解もできるが、万を越える高い商品に果たして意味あんのかね?
不器用な人もいるだろうし誰一人喜ばない規制だな


(画像は4nzigenさんに無断拝借・・・)
いやぁ3Xのバーフェンボディーはカッコ良いっす


《JTCC1997年の服部尚貴の戦績》
  サーキット 天気 結果
第13戦 Inter TEC 雲り 2位
第14戦 Inter TEC 雲り 2位

菅生でシェイクダウンを兼ねたテスト走行をしてインターTECを走った服部。初めて乗る3Xマシンなのに第1、2レースともポールポジションと2位を取っている

第1レースは中子の優勝をサポートするも、第2レースで中子はリタイア

結果は累積獲得ポイントで中子のチャンピオン載冠が決まりしっかりとホンダ陣営に貢献
流石は服部。でもウマ顔が好きじゃない




#14 ジャックスMCアコード 道上 龍


ignition model IG0235
1/43 #14 JACCS MC ACCORD JTCC 1997

ウェイト+40kgを積んだインターTEC仕様を再現
96年車と違いルーフアンテナ付き
手入れする際は注意しましょう
台座から外しててポロリしちゃったし(T_T)。曲がらなくて良かったけど接着弱くね?


この年、服部に替わりジャックスアコードをドライブした道上

97年は車両規定の拡大や、ウェイトハンディが最大70kgまでの累積制となり、かつ4位以下は10kg減ったりワークスハンディが追加されたりでややこしい

2年目のアコードは予定していた新型3Xが間に合わなかった為、岡山と菅生は2Xを車幅拡大しワイドトレッドとした暫定仕様の2.5Xと呼ばれるマシンで出場

ムーンクラフトとしては前年に服部がドライバーズチャンピオンとなったがチームチャンピオンはトムスに奪われる事に


真っ黒なスモークを前に貼りデカイ羽根付けてすっかりDQNマシンと化したアコード


《JTCC1997年の道上龍の戦績》
 サーキット 天気 結果 ウェイトハンデ

第1戦 富士  雨 中止
第2戦 富士  雨 中止

第3戦 岡山  晴れ 3位
第4戦 岡山  晴れ 3位   +10kg

第5戦 菅生  雨 リタイア +20kg
第6戦 菅生  雨 リタイア +10kg

第7戦 鈴鹿  晴れ 5位
第8戦 鈴鹿  曇り 4位

第9戦 美祢  晴れ 2位
第10戦 美祢  晴れ 2位   +20kg

第11戦 仙台  曇り13位   +40kg
第12戦 仙台  雨 2位    +30kg

第13戦 十勝  曇り 5位   +50kg
第14戦 十勝  曇り 3位   +40kg

第15戦 Inter TEC 晴れ 5位   +50kg
第16戦 Inter TEC 晴れ 12位   +40kg


第1大会の富士は悪天候で中止となり実質の開幕戦は岡山
初戦でアコード3台が3位までを独占、道上は2レースとも3位でゴール
その後表彰台に4回登ったが残念ながらアコード勢の中で1度も優勝が無いままの龍さん(あ、岡田さんを失念。失礼!)

インターTECでは、アコードの中子、黒澤、道上に加えニスモの本山、星野ら5人にタイトル奪取のチャンスがあった
しかし1レース目に中子が優勝した事で先ず道上のチャンスは消えてしまった為、チームホンダとして中子の援護に廻っている




#15 ピアSNアコード 黒澤 琢弥


ignition model IG0234
1/43 #15 PIAA SN ACCORD JTCC 1997

ミニカーのウェイト+10kgは優勝した第13戦 十勝を再現

エントリー名のSNってのは監督のイニシャルかね?
で、ジャックスMCはチーム名か?よくわからん

この年の黒澤は成績良くてシーズンを謳歌、残念ながら最後に中子に譲るカタチにはなったけど


ミニカーになった第13戦 十勝の3X仕様
フロントだけでなくリヤフェンダーもワイドになってるのが判る


こちら、フロントはワイドだがリヤは変わってない第3戦岡山の2.5X
ウイングもまだ前年仕様のままです

何というか中企のスポンサーマークは縦横がしっかり直角していて気持ち良いですね
上面のカーナンバーもセンターに真っ直ぐ貼られ一切斜に構える事なく好感持てます


《JTCC1997年の黒澤琢弥の戦績》
サーキット 天気 結果 ウェイトハンデ
第1戦 富士  雨/霧 中止
第2戦 富士  雨/霧 中止

第3戦 岡山  晴 優勝
第4戦 岡山  晴 4位   +30kg

第5戦 菅生  雨 5位   +20kg
第6戦 菅生  雨 6位   +10kg

第7戦 鈴鹿  晴 優勝
第8戦 鈴鹿  曇 2位   +30kg

第9戦 美祢  晴 リタイア +50kg
第10戦 美祢  晴 6位   +40kg

第11戦 仙台  曇 7位   +30kg
第12戦 仙台  雨 6位   +20kg

第13戦 十勝  曇 優勝   +10kg
第14戦 十勝  曇 優勝   +40kg

第15戦 Inter TEC 晴 10位   +70kg
第16戦 Inter TEC 晴 4位   +60kg

優勝4回に2位が1回。この年のランキングは2位でチャンピオン中子とは残念ながら5ポイントの差





#16 カストロール無限アコード 中子 修


ignition model IG0101
1/43 #16 Castrol MUGEN ACCORD JTCC 1997

この年念願のチャンピオンとなった中子の無限アコード
2年目のアコードは前年より更に速くなり、340psまであがったエンジンは同じH22A改とは思えない進化を遂げF1エンジンのようだと言われるほどだった(その分耐久性は1大会しか持たないそう)

ミニカーは+60kgの第15戦Inter TEC優勝時を再現


第7戦の鈴鹿1レース

今も元気にもてぎのコレクションホールに飾ってあります

フェンダーが凄すぎ!
指で押すとペッコンポッコンしそう♪

あえて+70kgで動態保存してるのは本山にブツケられるまでの勇姿を再現してます
あんな事2度としちゃダメだぞって内外に知らしめているのです。たぶん


《JTCC1997年の中子修の戦績》
 サーキット 天気 結果 ウェイトハンデ
第1戦 富士 雨/霧 中止
第2戦 富士 雨/霧 中止

第3戦 岡山 晴れ 2位
第4戦 岡山 晴れ 優勝 +20kg

第5戦 菅生 雨  8位 +50kg
第6戦 菅生 雨 リタイヤ +40kg

第7戦 鈴鹿 晴れ 4位 +30kg
第8戦 鈴鹿 曇り 5位 +20kg

第9戦 美祢 晴れ 優勝 +10kg
第10戦 美祢 晴れ 優勝 +40kg

第11戦 仙台 曇り 4位 +70kg
第12戦 仙台 雨 10位 +60kg

第13戦 十勝 曇り リタイヤ +50kg
第14戦 十勝 曇り 2位 +40kg

第15戦 富士 晴れ 優勝 +60kg
第16戦 富士 晴れ リタイヤ +70kg

優勝4回は黒澤同様の好成績。更に2位を2回取ったおかげでドライバーとチームのダブルタイトルを成すことが出来ました

97年と言えば例の事件ですが今更何も言うことありません
ただ現在二人は仲良いらしいです。
いや当時から仲悪かった訳でもないんですが




#33 ギャザズ童夢アコード 岡田 秀樹


EBBRO 45135
1/43 #33 Gathers DOME ACCORD JTCC 1997

この年4台目のCD6アコード
諸事情あってJGTCでもタッグを組む無限×童夢プロジェクトの一環で童夢からエントリーしたマシン
「ギャザーズ」とか「ギャザース」なんて呼んでたら「ギャザズ」が正式なカナ名だそうです(https://www.honda.co.jp/navi/concept/)

ドライバーはグループAでも中子と組みシビックで走っていた岡田秀樹
ベテランだけど陽気なおじさんです

ミニカーは96年仕様のナロートレッド2X仕様、つまり悪天候で中止された開幕富士仕様になります


第2大会 岡山
リヤウイングは旧仕様だがフロントをトレッド拡大しオーバーフェンダーにした2.5X


所々ウェット路面だった鈴鹿
画像はCenter Rootsさん(http://mirrors.unna.org/homepage.mac.com/)参照
ここからが3Xですかね?他車と違いリヤが膨らんでないように見えるけど


大きくなったウイングスポイラー
2段ウイングで角度を変えられるタイプ


《JTCC1997年の岡田秀樹の戦績》
サーキット  天気  結果
第1戦 富士  雨/霧 中止
第2戦 富士  雨/霧 中止

第3戦 岡山   晴れ 12位
第4戦 岡山   晴れ リタイヤ

第5戦 菅生   雨 リタイヤ
第6戦 菅生   雨 4位

第7戦 鈴鹿   晴れ 8位
第8戦 鈴鹿   曇り リタイヤ

第9戦 美祢   晴れ リタイヤ
第10戦 美祢   晴れ 5位

第11戦 仙台   曇り 9位
第12戦 仙台   雨 リタイヤ

第13戦 十勝   曇り 11位
第14戦 十勝   曇り 9位

第15戦 Inter TEC 晴れ 7位
第16戦 Inter TEC 晴れ 5位

アコードとしては今一つで表彰台に乗る事も無かった
唯一頑張った第6戦、雨の菅生
トップは道上、後ろには中子とエクシヴのクルムが迫ってきたが両者コースオフで退却。道上も単独スピンからのリタイアとなり岡田がアコード勢のトップを走った
ラスト2周目に最速ラップタイムを記録したものの予選4位から変わらず4位でゴール!
Posted at 2017/09/18 11:13:06 | コメント(0) | トラックバック(0)

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